バッテリーの交換時期について解説!長持ちさせるためのメンテナンスとは?

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長くクルマに乗っていると、バッテリー交換を行わなければならないことはご存じでしょうか。
特にエアコンやウィンカーといった電装を中心にさまざまな箇所で電気を利用するクルマは、バッテリーへの負荷が大きく、定期的なバッテリー交換を行うことでクルマの寿命を延ばすことにもつながります。
今回は、バッテリー交換の必要性や交換時期の見極め方、バッテリーを劣化しにくくする方法などを紹介していきます。

バッテリー交換はなぜ必要なのか

クルマのバッテリー交換が必要な理由として、以下のようなものがあります。

・クルマには多くの電子機器が使用されている
・バッテリーは劣化する
・劣化したら回復しない
・劣化したバッテリーは火災の危険がある

それぞれ詳しく見ていきましょう。

クルマには多くの電子機器が使用されている

クルマは多くの部分で電気を必要としています。ウィンカーやカーナビゲーション、エアコン、さらにはエンジンをかけるためのスターターモーターなど、電気がないと動かすことができません。これらに電気を供給するのがバッテリーです。

バッテリーは劣化していく

バッテリーは繰り返し使用することで性能が低下し、徐々に供給電圧が下がっていきます。
これによってクルマの動きが悪くなったり、エアコンの調子や室内の各種設備が動作不良を起こしたりするなどトラブルの原因となります。交換時期がきたら忘れずに交換しましょう。

バッテリーは劣化したら充電性能は回復しない

バッテリーは一度劣化してしまうと充電性能が自然に回復することはありません。
そのため、使っていると徐々にバッテリー交換の必要性が出てきます。バッテリーが上がってもほかのクルマから電気を分けてもらうことで一時的な措置はできますが、またすぐにバッテリー上がりを起こしてしまいます。
加えてそれ以外の部品、例えば接続部分であるバッテリーターミナルやケーブル類であるバッテリーハーネスも、段々と劣化し破損を招くこともあるためバッテリー交換が必要となります。

劣化したバッテリーは火災の危険がある

上述したようにバッテリーターミナルや配線となるバッテリーハーネスが劣化すると発火の原因につながります。劣化によるターミナルの腐食やバッテリーハーネスの皮膜の破れ、変色などによってバッテリーがショートし、発火します。また、バッテリー自体の劣化によって充電時や放電時に異常発熱を起こし、発火することもあります。
このような理由から、交換時期にかかわらず定期的にバッテリーの点検を行い、必要に応じて交換しましょう。

バッテリーの交換時期を見極める3つのポイント

バッテリーのさまざまな不具合を回避するためには、3ヵ月を目安に点検を行ったほうがよいといわれています。
それ以外にも次の3つの現象が起こった場合は、すみやかに交換する必要があります。

・エンジンがかかりにくい
・ヘッドライトが暗い
・アイドリングストップが機能しない

これらについて詳しく説明します。

クルマのエンジンがかかりにくい

「エンジンがかかりにくくなっている」と感じたらなるべく早めにバッテリー交換を検討しましょう。ある日突然バッテリーが原因でエンジンがかからなくなることもあります。
エンジンをかけるには、大きな電力が必要となる為、「エンジンがかかりにくい」という症状はバッテリーの交換時期が近付いたことを知る一番分かりやすいサインです。

したがって、エンジン始動のセルモーターの回転音が弱い、または遅い場合はバッテリー交換を検討するようにしましょう。

ヘッドライトの明るさが弱い

ヘッドライトの明るさが弱い場合も交換時期の目安となります。
例えば、停車時に明るさが弱くなるような場合に気づくことができますが、LEDや明るさが変化しにくいHIDライトの場合は確認が難しいため、ほかの方法でも確認をするようにしましょう。

アイドリングストップが機能していない

アイドリングストップ搭載車でアイドリングストップが機能していない場合は、バッテリーの劣化が考えられます。
これは、アイドリングストップに必要な電力が不足しているために起こります。アイドリングストップ機能がONの状態で信号時や渋滞時にエンジンが止まらない場合は、バッテリーの劣化を疑いましょう。

バッテリーの劣化をしにくくする方法

バッテリー交換の価格は車種によって異なりますが、頻繁に交換していては出費がかさんでしまうため、できるだけ少なく済ませたいものです。ここではバッテリーの劣化を防ぐためにできることを紹介します。

定期的な点検

基本的なことですが、定期的な点検でバッテリーの劣化を防ぐことができます。
バッテリーの中に入っている電解液(希硫酸)の残量確認や端子の周りの状態(粉がふいているなど)を確認し、手入れをすることで寿命が延びる場合があります。
しかし、バッテリーには希硫酸という劇物が使用されているため、知識や経験がない方が行って自身の体に付着すると炎症を起こす危険があります。そのため、初心者の方が安易にバッテリーの周辺を触れるのは避けましょう。

バッテリーが上がらないようにする

バッテリー上がりを防ぐこともポイントです。普段から頻繁に愛車を使っている方であればあまり体験することがないかもしれませんが、乗る頻度が少ない方は、バッテリー上がりを起こしてしまう方も多いのではないでしょうか。
バッテリーの性能維持のためには、愛車を時々長距離ドライブに連れ出してあげることも必要です。普段からクルマに乗っている方でも、車載機器の使いすぎやライトの切り忘れに注意し、バッテリーが上がってしまうのを防ぎましょう。

バッテリーの交換もメンテナンスもカープレミアガレージ

バッテリー交換やメンテナンスの依頼先に迷っている場合は「カープレミアガレージ」がおすすめです。高い技術力を持つ整備工場で、幅広いサービスに対応しています。バッテリーの調子が悪いと感じたら、早めに相談しましょう。

カープレミアガレージでバッテリートラブルを防ぐ

バッテリーによる突然のトラブルを防ぐためにも日頃の点検は大切です。とはいえ、先述のとおり初心者の方がバッテリー周辺に触れるのは危険なため、整備のプロに任せましょう。「カープレミアガレージ」では国家資格を所持した整備士が対応し、お客様の愛車を点検します。定期的に点検をすることでバッテリーをより長く使用し続けることが可能です。「カープレミアガレージ」では確かな診断と安心いただけるサービスで快適なカーライフをサポートします。

万が一のときも迅速なバッテリー交換が可能

バッテリーに劣化の症状が現れ始めたら、交換を検討しましょう。「カープレミアガレージ」は国産全メーカーに対応できる設備が整っており、迅速なバッテリー交換が可能です。バッテリーの不具合が顕著でなくとも、2年を目安に交換を検討することを推奨します。

そのほか、クルマに関するお悩みも「カープレミアガレージ」にご相談ください。

まとめ

バッテリーはクルマの消耗品のひとつであり、交換時期をエンジンのかかりにくさなどで判断ができます。
劣化を定期的に確認する必要があるため、プロのチェックを受けるなどして日頃のメンテナンスを欠かさず行いましょう。

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