「スバル レヴォーグ(初代・2014~2020年)」日本の使い勝手に適したスポーツツアラー【人気モデル購入徹底ガイド】

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スバル レヴォーグは、スバルの伝統的な魅力である「スポーツ」と「ツーリング」の2つの要素を掛け合わせたスポーツツアラー。新世代のステーションワゴンとして人気の高いスバル レヴォーグの初代モデルを解説します。

【サマリー】長距離ドライブが快適な実用的の高い万能モデル

スバル レヴォーグは、2013年11月の第43回東京モーターショーで世界初公開。翌年4月に正式発表され、同年6月に発売開始となりました。

スバルのステーションワゴンといえば、1989年に登場したレガシィツーリングワゴンが有名です。しかし、ボディが次第に大型化されたことで、日本での使い勝手に優れたサイズのステーションワゴンを求めるニーズが高まりました。

そこで新たに開発されたのがレヴォーグ。2020年には2代目に進化しています。

【外観スタイル】スポーティでジャストサイズなワゴンボディ

日本の交通環境で取り回しのしやすいサイズに収めながら、スポーツツアラーにふさわしいスタイリッシュなエクステリアデザインを実現。スポーツカーの力強い存在感とワゴンの滑らかでスポーティな特徴を併せ持っています。

【インテリア】快適性と実用性を高次元で両立したインテリア

ホールド性の良い運転席シートには、長距離ドライブに適したパワーシートを装備しています。リアシートもリクライニングが可能で、実用性と快適性を両立。ラゲッジ容量は床下のサブトランクを含めて522Lを確保しています。

【走り・燃費】1.6Lと2Lのボクサーエンジンを搭載

エンジンは水平対向4気筒直墳ターボで、1.6Lのレギュラーガソリン仕様となるFB16型と、2Lでハイオクガソリン仕様のFA20型の2種類を用意。トランスミッションはCVTのリニアトロニックで、駆動方式は全車AWDとなります。

【安全装備】マイナーチェンジでアイサイトが機能拡充

スバルの先進安全機能である「アイサイト」はver.3を搭載。2015年には「アドバンスドセイフティパッケージ」、2017年には「ツーリングアシスト」を搭載し、機能が拡充されました。

【グレード構成】2種類のエンジンに3種類の基本グレードを用意

発売当初のグレードは、1.6Lエンジン搭載モデルが1.6GT、1.6GT EyeSight、1.6GT-S EyeSightの3種類で、2Lエンジン搭載モデルが2.0GT EyeSight、2.0GT-S EyeSightの2種類。エントリーモデルの1.6GTを除く全車に「アイサイト」を装備していました。

AWDは1.6L車がアクティブトルクスプリットAWD、2L車がVTD-AWDを採用。上級グレードのGT-Sでは前席に電動スポーツシートを標準装備するなど、充実の快適装備が特徴です。

2016年には1.6L車/2L車のそれぞれに最上級グレードのSTI Sportを追加。専用デザインの外装やボルドーカラーの本革シート、専用チューニングを施した足回りなどで、上質な乗り味と高い操縦安定性を実現していました。

【マイナーチェンジ&改良一覧】アイサイトの進化で築き上げられた安全性

初代レヴォーグは、2014年6月20日に発売。当初のラインナップは1.6L車が3種類、2L車が2種類の計5種類でスタートしました。

2015年4月21日には一部改良を実施。先進安全装備の「アドバンスドセイフティパッケージ」をメーカー装着オプションとして新たに展開し、安全性の向上を図っています。同時にGT系には新ダンパーの採用により乗り心地を向上。後席まわりには制振材や吸音材を追加して静粛性の向上が図られました。また、エントリーグレードの1.6GTが廃止されたことで、レヴォーグ全車にアイサイトが装備されました。

2016年6月10日には安全性と快適性に関する改良を実施。左右リアシートへのシートベルトプリテンショナー採用、安全性の高いリアシートクッション採用などにより、後席の安全性を向上。さらにフロントドアにアッパービームを追加することで側面衝突性能も強化されました。装備面では、1.6GT EyeSightに新デザインの17インチアルミホイールを採用し、GT-Sグレードには室内に華やかな印象を与える「ブライトパール内装」をメーカーオプションとして新設定。さらに静粛性を高める改良も施されました。

2016年7月21日には、1.6Lモデルと2Lモデルに最上級グレードの「STI Sport」を設定。専用の内外装や専用チューニングの足回りなどで、内外装と走りの質感を向上。最上級グレードにふさわしい内容を備えました。

マイナーチェンジで先進安全装備をさらに強化

2017年8月7日には、安全性能と走行性能を高めたマイナーチェンジモデルを発売します。改良の目玉は、0~約120km/hの車速域でアクセル・ブレーキ・ステアリングの操作をサポートする「アイサイト・ツーリングアシスト」を搭載したこと。さらに後退時自動ブレーキシステム、フロントビューモニター、スマートリアビューミラー、ステアリング連動ヘッドランプなどの先進安全機能を追加することで、総合安全性能を向上させました。

エクステリアでは、フロントグリル、フロントバンパー、LEDヘッドランプのデザインを変更し、新たにLEDフロントフォグランプを採用。1.6GT EyeSight S-styleには新デザインのアルミホイールを採用するなど、フロントフェイスをリフレッシュ。

インテリアでは各種パネルの質感を高めるとともに、8インチのナビゲーションに対応した仕様となり、ビルトインナビのデザインも変更。インパネ中央上部のマルチファンクションディスプレイは5.9インチの大型カラー液晶となりました。

リアシートの分割方式は、従来の6:4分割から4:2:4分割に変更となり、リアシートに乗員を乗せたままスキー板などの長尺物が搭載できるように改良。また、エントリーグレードの1.6GT EyeSightを除く全モデルにシートヒーターを標準装備するなどの改良も行われました。

2018年6月1日には改良モデルを発売。全グレードでアイサイトのプリクラッシュブレーキ制御が変更され、STI Sportにはメッキドアハンドルとピアノブラック調ステアリングベゼルが新たに装備されました。

2019年5月7日には改良モデルを発表。ハイビームアシストが作動する車速を40km/hから30km/hに変更することで、夜間走行時の安全性を向上させました。

【レヴォーグのおすすめモデル#1】後期モデルの「1.6STI Sport EyeSight」

初代 レヴォーグには1.6Lと2Lの2種類のエンジンが設定され、グレードはGT EyeSight、GT-S EyeSight、STI Sport EyeSightの3種類にそれぞれ分けられます。短命だった基本グレードの1.6GTと2.0GT EyeSightを除き、多くのグレードが市場に流通しています。

その中でおすすめとなるのが「1.6STI Sport EyeSight」。専用チューニングの足回りによる操縦安定性の高さが最大の特徴で、ボルドー/ブラックカラーの本革シートをはじめとする充実した装備も魅力。

2Lエンジンの2.0STI Sport EyeSightもありますが、レギュラーガソリンが使える1.6Lの経済性は捨てがたいところ。「アイサイト・ツーリングアシスト」を搭載した2017年以降のモデルがおすすめです。

【レヴォーグのおすすめモデル#2】特別仕様車の「1.6GT-S EyeSight Advantage Line」

もうひとつのおすすめは、「アイサイト・ツーリングアシスト」を搭載した2017年のマイナーチェンジ後のモデル。特にレギュラーガソリンが使えてパワーと経済性のバランスの取れた1.6Lモデルが狙い目です。さらに絞り込むなら、2019年に発売された特別仕様車の1.6GT-S EyeSight Advantage Lineでしょうか。

このモデルは、スバルBRZの限定車でも人気となった専用ボディカラー「クールグレーカーキ」の採用が最大のポイント。インテリアもブルーをアクセントとしたウルトラスエード/本革シートが特別感を醸し出しています。

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【まとめ】実用的で走りが楽しめるスポーツツアラー

日本での使い勝手に最適なパッケージングとスポーティな走りが特徴的な初代スバル レヴォーグは、スバルの魅力が凝縮されたモデルです。

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