ニッポンの国民車でもある、軽自動車。今では登録車より販売台数は多く、高い人気を誇るカテゴリーです。規格内のサイズで、スポーツカーからミニバン風ハイトワゴンまで、実に多種多様なクルマがそろうカテゴリーですから、カッコよさ重視で選んでみるのもいいでしょう!
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SUV、ミニバン、スポーツカー……軽自動車にはあらゆる要素が詰まっている
独自の自動車規格として日本にだけ存在する軽自動車ですが、年を追うごとにどんどん車種は増えていき、多種多様と呼べるほど発展しました。今では登録車を含めた販売台数でも、軽自動車が上位を独占するほどです。
軽自動車とは法規上の自動車の“規格”であり、ボディタイプではありません。そのため、軽自動車の中にいろいろな種類が存在し、その分カッコいいモデルもたくさんあるのです。ここでは、ひと味違う「カッコいい軽自動車」を紹介していきます。
サイズ規定のある軽自動車は、高さが分類ポイント
軽自動車は、車体のサイズのうち全長と全幅が制限されています。現在の軽自動車は、そのほとんどが全長と全幅をサイズ規定ギリギリまで広げていて、ほかのクルマとは車体の全高でしか区別できなくなっています。
分類は大きく以下の5種類となるのが一般的です。
・スポーツカー
・ハッチバック
・SUV
・ハイトワゴン
・スーパーハイトワゴン
スポーツカーはS660やコペン、ケータハム セブンなど、背の低いモデル。ハッチバックはアルトやミラなど、SUVはジムニーやハスラーなどを表します。スーパーハイトワゴンとハイトワゴンは、おもに全高が1.7m以上か以下かと、リアドアがスライドドアかヒンジドアかで分けられます。
スポーツ、アウトドア、押し出し系。小さくても存分にカッコよさを楽しめる
ここまではおもに高さでの区分を紹介してきましたが、せっかくなら多種多様になった軽自動車のそれぞれの特徴を活かしてみたいところです。そこでカッコいい軽自動車を紹介するにあたり、今回は次の3つの基準を設けてみることにしました。
『運転が楽しめる系』
660ccの排気量規制があるものの、軽自動車にだって運転が楽しめるモデルがあります。なかでもMTを選べる車種を選べば、普段の一般道走行でも楽しく感じられるはずです。MT車でカッコいいクルマをチョイスしました。
『アウトドア系』
昨今のアウトドアブームでキャンプなどに出かける人が増えました。軽自動車も荷室は広く、走行性能も登録車とそこまで極端に差がつくほどではなくなってきているので、アウトドアへのお供としても十分な性能です。キャンプ場などのアウトドアフィールドでも映えるクルマを選んでみました。
『スーパーハイト系』
現在の軽自動車で一番の販売ボリュームを誇るカテゴリーです。室内高が高くて開放感があり、リアドアがスライドドアになっているモデルばかりです。
各社がしのぎを削るスーパーハイトのなかでのカッコいいモデルをピックアップしてみました。
軽自動車のカッコいいは3通りある
ここからはオススメのカッコいい軽自動車を紹介します! 上の3つのカテゴリーで分類させた車種を、3モデルずつ選んでみました。
各カテゴリーの3モデルはそれぞれ、本命・対抗・通好みという見方もできるようにセレクトしています。あなたのお好みは見つかるでしょうか?
走りが楽しめてカッコいい軽自動車 BEST3
軽自動車は規定でエンジン排気量が660ccに決められています。自動車としては小さなエンジンですが、最近はトルクフルでまったくストレスなく走るモデルばかりです。なかには、MT搭載車もあり、純粋に走りが楽しめるモデルもあるほどです。
第1位 「スズキ ジムニー」登場から3年経ってもまったく衰えない人気
●148.5〜187.5万円 ●全長3395mm/全幅1475mm/全高1725mm
軽自動車では唯一のラダーフレーム構造を持った、本格クロカンSUVがジムニー。日本の未舗装路を走るのに、こんなに適したクルマはないと思えるほど、林道などのラフロードでは水を得た魚のようにスイスイと思い通りに走ってくれます。
初代や2代目をオマージュした、角張ったボディ形状はカッコよさはもちろんのこと、運転時の視認性も考慮された機能性も兼ね備えたデザイン。5速MT仕様を選び、積極的にラフロードを走りに行きたくなる、楽しさを持ち合わせているモデルです。
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第2位 「ホンダ N-ONE」6速MT+ターボを味わえる
●159.9〜202.2万円 ●全長3395mm/全幅1475mm/全高1545mm
往年の名車、N360をオマージュした丸目のキュートなルックスが特徴の、ボーイズレーサー的モデルがN-ONE。ボディ形状こそ先代から大きく変わっていないものの、シャシーはN-BOXと同じ最新プラットフォームを採用するため、走りの質は高いです。
そして注目は、ターボ車のみに設定されている6速MT車。普通車顔負けのクオリティに6速MTを組み合わせて、走りが楽しくならないわけがありません。
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第3位 「ケータハム セブン」おもしろさ反則級のピュアスポーツカー
●539万円 ●全長3100mm/全幅1475mm/全高1090mm
原型は1950年代に製造された、ロータス 7。ロータスから製造権を継承した、ケータハムが現在生産しているピュアスポーツカーです。日本の軽規格に全幅と排気量を合わせてあり、軽自動車登録されます。
運転する楽しさだけを追い求めているモデルで、実用性は一切考えられていません。純粋に走るためだけのクルマ。そこがカッコいいのです。ラインナップの中で、軽自動車はセブン170のみ。車重わずか440kgの車体にスズキ製660ccエンジンを載せています。
アウトドアフィールドでもカッコいい軽自動車 BEST3
キャンプなどのアウトドアがブームの世の中ですが、低床フロアによって荷室が広がった今の軽自動車なら、アウトドアグッズを積んで出かけることもできます。キャンプ場に止めておいても、ほかのクルマにまったく引けを取らない、カッコいい個性的なモデルもあるのです。
第1位 「スズキ ハスラー」ギア感あふれるユニークなデザイン
●136.5〜174.6万円 ●全長3395mm/全幅1475mm/全高1680mm
先代からキープコンセプトで現行の2代目ハスラーが登場したのが2019年の12月。ジムニーやほかのクロカン系SUVに通ずる、スクエアなボディフォルムに丸目ライトを組み合わせ、独自の世界観を築きあげています。
まるでマンガの世界から飛び出したような外観で、2代目もセールスは好調。スズキの人気モデルの1台です。カラーリングや、内装の一部にアウトドアギアを感じられるようなデザインを採用しているところが、2代目ハスラーのカッコいいポイントでもあります。
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第2位 「ダイハツ タフト」ハスラーよりもスクエア感を強調したデザイン
●135.3〜173.2万円 ●全長3395mm/全幅1475mm/全高1630mm
かつてダイハツには、ネイキッドというスクエアなSUV風デザインのクルマがありました。タフトはその再来とも呼べるほど、スクエアでタフなイメージを持つモデルです。
アウトドアでの使い勝手を考慮し、リアシートバックは樹脂化され汚れが落としやすい形状に。開放感をもたらす大型のガラスルーフを標準装備としている点も、おもしろいポイントです。
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第3位 「スズキ スペーシアギア」スーパーハイトにSUV要素を盛り込んだ
●138〜195.9万円 ●全長3395mm/全幅1475mm/全高1785mm
スペーシアの1グレードとは思えないほど個性的で、人気のあるモデルです。SUVテイストを盛り込み、ジムニーやハスラーと同じ丸目ヘッドライトを採用。バンパーガードやライト周りもガンメタリックに塗装され、SUVらしさを強調します。
内装にもアウトドア感を盛り上げる装備がふんだんに盛り込まれます。シートは独自のオレンジステッチが入り、撥水加工も施す仕様。ここまでアウトドア感を前面に出したグレードもなかなか珍しく、オススメ度は高いです。
人気のスーパーハイトでカッコいい軽自動車 BEST3
スライドドアの便利さを知ったら、やはり多くの人は戻れなくなるようです。今の軽自動車市場でもっとも多く販売されているのが、スライドドアを備えたスーパーハイトワゴン。正直モデル数も多いのですが、そのなかでも特に目を引く車種をセレクトしました。
第1位 「ホンダ N-BOX」高品質軽自動車のパイオニア
●142.8〜223.3万円 ●全長3395mm/全幅1475mm/全高1790mm
ご存じ、いま日本で一番売れているクルマ。それには訳があって、一番は軽自動車とは思えないほどのクオリティの高さです。それは乗り込んだ瞬間、走り出した瞬間にわかります。このN-BOXから始まったハイクオリティの流れは、ほかのメーカーにも影響を与えることになりました。
ほかの軽自動車と同様に、ノーマルフェイスとカスタムフェイスの2種類が用意されていますが、N-BOXはノーマルフェイスのほうがカッコよく見える人も多いのではないでしょうか? 丸いヘッドライトの表情も含めデザインがきれいにまとまっています。
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第2位 「三菱 eKクロス スペース」まるでミニデリカなフロントマスク
●165.5〜199.1万円 ●全長3395mm/全幅1475mm/全高1780mm
N-BOXに匹敵する内外装のクオリティと、さらに上まわる走行性能を武器にした、日産・三菱連合のスーパーハイト。日産のルークスとは双子車の関係です。ターボ車、NA車ともにトルクの立ち上がりが力強く、特にターボ車はワインディングを攻めて走れるほどの実力を持ちます。
eKクロス スペースの最大の特徴は、三菱のデザインアイデンティティであるダイナミックシールドを、フロントマスクに採用したことです。これにより、双子車のルークスはもちろんのこと、ノーマルのeKスペースとも差別化を図っています。そのスタイリングはまさに、ミニデリカ。このデザインがお好みであれば、オススメのモデルです。
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第3位 「ダイハツ ウェイク」スーパーハイトよりさらに高い!
●137.7〜183.1万円 ●全長3395mm/全幅1475mm/全高1835mm
軽自動車のなかで一番背が高いモデル。その高さは室内高に直結していて、軽自動車とは思えないほどの開放感が味わえます。窓も大きく見やすいため、運転する際に感覚が掴みやすいことも特徴です。
そしてウェイクのカッコよさといえば、スクエアなボディフォルムです。ダイハツはハイト系もスーパーハイト系も丸みを帯びたデザインが多いのですが、ウエイクはまったく逆。スクエアな形状が好みの人には、間違いなくオススメできます。
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ハイトワゴン系の軽自動車はなぜ売れていない?
ハイトワゴン系といえば、ワゴンRの大ヒットから始まったカテゴリー。しかし最近では販売台数ランキングの上位は、スーパーハイト系で占められている状況で、ハイトワゴンは元気がないようにも見えます。
確かに販売の主流はスーパーハイトに変わってしまいました。同じサイズでも全高が高ければ、より広く感じますし、スライドドアも便利です。駐車スペースに高さの制限がなければ、スーパーハイトを選ぶ人が多くなることも予想できます。
しかし、ハイト系はスーパーハイトにはない魅力もあります。背が低い分、走行安定性が高いことが一番のポイントかもしれません。横風の影響もより少なくなります。各社、個性的なデザインのモデルをリリースしていることもハイト系に多くみられる特徴です。
みな同じようなフォルムばかりになってしまっている、スーパーハイト系の現状を見ると、ハイト系を選ぶ価値は十分にあります。好みの車種が見つかったのであれば、ハイト系は個性的でベストな選択になるかもしれません。
百花繚乱、多種多様の軽自動車から、自分好みを選ぼう
売れ筋モデルでもある軽自動車は、いまやあらゆるカテゴリーが乱立している状況にまで車種が増えました。種類が多いからこそ迷いやすいともいえますが、それだけ自分好みの1台が、より理想に近い形で見つかる可能性も高くなります。
自分の使用用途やライフスタイルなどに合わせ、ピッタリなカッコいい軽自動車を探してみましょう。
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