エレメント(エンジンオイルフィルター)の交換費用を業者別に紹介!純正品と社外品の違いとは

クルマの故障・修理・整備

エレメントとは、オイルを綺麗にろ過するためのフィルターです。一般的には、エンジンオイルフィルターと同じ意味として使われています。エレメントは、ろ過を繰り返すことで汚れていくため定期的な交換が必要で、ガソリンスタンドや整備工場などいくつかの業者に依頼できます。

そこで、今回はエレメント交換に関する業者ごとのメリット・デメリットを紹介します。お得かつ安心感のある業者に依頼したい方は、参考にしてみてください。

エレメント(エンジンオイルフィルター)を交換する必要性

エレメント(エンジンオイルフィルター)は、オイルを綺麗に保つための重要なパーツです。

エンジンオイルは、エンジン内部の潤滑や洗浄などの役割を担っており、その過程で汚れや微小な金属片などをエレメントが回収します。汚れたオイルをろ過できなくなった状態で長期間放置すると、性能が低下してエンジンやクルマの故障につながります。燃費や加速フィーリングなどが悪くなり、最悪の場合は焼き付きなどの深刻なトラブルが起きてしまうかもしれません。そのため、エレメントはオイル交換の2回に1回のペースで定期的に交換する必要があります。

定期的にメンテナンスすることでエンジンやオイルが長持ちし、結果的にランニングコストの削減につながります。

エレメント(エンジンオイルフィルター)の交換費用は依頼する業者によって異なる

エレメントの交換費用には、本体価格と工賃が含まれます。本体価格は車種やメーカーによって決まっているため、交換を依頼する業者によって価格に差が出ることはほとんどありません。一方で工賃は、各業者が決めているため価格差が大きくなります。工賃の安い業者に依頼すれば、その分費用を節約できるでしょう。

しかし料金だけで判断するのはおすすめしません。なぜなら、ずさんな交換作業や技術不足によってオイル漏れなどが発生し、それがエンジンの故障引き起こす可能性があるからです。技術のクオリティやアフターサービスなどの詳細情報をチェックしてから依頼先を検討しましょう。

ここからは、エレメントの交換費用の目安として、相場や業者別の工賃、その他のサービスについても詳しく紹介します。

ガソリンスタンド

エレメントは近所のガソリンスタンドでも交換できます。ほとんどの店舗で予約が不要なため、時間があるときに行ってすぐに交換してもらえることがメリットです。

工賃の相場は約1,000~3,000円と店舗差が大きく、技術レベルも店舗によって異なります。そのため、作業員が整備の資格を取得しているか、交換作業に慣れているかなど、技術面で不安要素が多いのも事実です。

ガソリンスタンドでの交換は、「日中は忙しいから24時間営業の店舗を利用したい」「隙間時間に行いたい」という方におすすめです。

カー用品店

カー用品店なら、700円〜1,000円ほどの低価格で交換できます。事前予約が必要なものの、予約した時間に行けば15分ほどで完了するため、利便性が高いです。また、カー用品の専門店であるため、本体価格が安いこともあります。店舗会員のポイントカードなどを利用すれば、さらにお得に交換できるでしょう。カー用品店はリーズナブルかつスピーディに交換したい方におすすめです。

メーカー正規販売店

メーカー正規販売店(ディーラー)は、自社メーカーの販売および整備をしている店舗です。自社メーカーに対する知識はどこよりも豊富であるため、ハイクオリティな整備が期待できます。

ただし工賃は、2,000〜3,000円ほどと比較的高価で、本体価格も高い傾向があります。そのため、ディーラーは「費用が高くなっても純正品で交換してほしい」という方におすすめです。週末は予約が埋まりやすいため、早めに予約しておくようにしましょう。

整備工場

整備工場は、経験豊富な腕の良い整備士が多いです。そのため、ディーラー同等のクオリティが期待できます。工賃は、他業者の平均程度の1,000〜3,000円が一般的です。また、純正品以外のリーズナブルな製品も取り扱っているため、本体価格を抑えられます。

ガソリンスタンドやカー用品店は、近所にあって利便性が高いもののクオリティに不安要素があります。一方でディーラーは、クオリティは高いものの、価格が高くなりやすいです。そのため、クオリティとコストのバランスが良い整備工場への依頼がおすすめです。整備工場ならタイヤ交換など、ほかのメンテナンスも同時に依頼できるため、クルマの故障を未然に防ぐことができます。

純正品と社外品でエレメント(エンジンオイルフィルター)の交換費用も変わる

エレメントは、「純正品」と「社外品」の2種類に分けられます。純正品は「自動車メーカーが供給する製品」のことで車種に合うように作られているのに対し、社外品は「幅広いメーカーの車種に対応し、各車種の純正品と同等の性能・企画を満たしている製品」です。

エレメントは、エンジンやオイルの種類も考慮しながら選択する必要があります。ここからは、純正品と社外品の違いについて詳しく解説します。

純正品

純正品とは、自動車メーカーがその車種用に供給するエレメントのことです。基本的には新車時に装着されているものと同じものです。

自社のクルマに合うように設計されているため、クルマとの相性が悪かったり、うまく装着できなかったりというトラブルを避けられます。クルマに適したエレメントを装着することで、安心感や信頼感があることが魅力です。

社外品・市販品

社外品・市販品は、自動車用品メーカーなどが作る汎用性の高いエレメントです。社外品は安いもので1,000〜2,000円、高いものでも1,500〜2,500円ほどで購入できます。純正品と同等の性能を持つコストパフォーマンスの高さが魅力です。

社外品によってクルマにトラブルが起きても、自動車メーカーのサポートを受けられないことがある点には注意が必要です。

加えて、エレメントには幅広い種類があり、日本では「フルフロータイプ」「フルフロー・バイパス併用型」「コンビネーション型」が使われることが多いです。さらに、「マグネット搭載タイプ」「スポーツタイプ」「多層構造タイプ」など、設置方法や構造の違う様々な製品があります。そのため、社外品を選ぶ際にも、整備工場などの専門家に相談して決めることが大切です。

エレメント(エンジンオイルフィルター)のセルフ交換は費用を抑えられるがリスクもある

エレメントのセルフ交換はおすすめしません。なぜならエレメント交換は、専用の工具をそろえるためのコストや、自治体によって異なる廃油、エレメントの処理といった手間を考慮するとデメリットが多くなるためです。専門技術がない方は業者へ依頼するようにしましょう。

エレメント(エンジンオイルフィルター)交換はカープレミアガレージにお任せください

適正価格でハイクオリティなエレメント(エンジンオイルフィルター)交換をご希望の方は、「カープレミアガレージ」にお任せください。複合的なサービスを展開しており、「カープレミア」が提携する整備工場です。全国各地でクオリティの高いメンテナンスを受けることができます。

確かな技術でエレメント(エンジンオイルフィルター)を交換

「カープレミアガレージ」では、国家資格を持った整備士がお客様の相談対応や交換作業を行います。そのため、プロの視点で適切な整備を適正価格でご提案可能です。また、エレメント(エンジンオイルフィルター)を交換する際に、オイルやほかの部品のメンテナンスも承っております。確かな技術力で、お客様の安心・安全なカーライフをサポートいたします。

エレメント(エンジンオイルフィルター)以外も定期的に点検しよう

大切なクルマに長く乗り続けるためには、定期的な点検が欠かせません。定期的にメンテナンスをして劣化した部品の交換や補修をすることで、クルマ全体のパーツがスムーズに働くようになり、クルマを良好な状態にキープできます。

一方で一部の劣化でも放置してしまうと、クルマ全体の劣化につながるため注意が必要です。また、エレメントの交換時期には、ワイパーゴムやエアコンフィルターなどの部品も耐用年数を迎えている可能性があります。そのため、まとめて整備することで手間やコストを削減することができるでしょう。
リーズナブルかつ高品質な車検・整備は、「カープレミアガレージ」にお任せください。

まとめ

エレメント(エンジンオイルフィルター)は、定期的な交換が必要です。ガソリンスタンドやカー用品店での整備もできるものの、コストパフォーマンスを考慮すると整備工場での交換がおすすめです。

また、エレメントには純正品と社外品の2種類があります。安心感を重視するなら純正品、低価格を重視するなら社外品を選ぶと良いでしょう。どれを選べば良いかわからない方は、「カープレミアガレージ」にお任せください。国家資格を持つ整備士が、お客様のカーライフを全面サポートいたします。

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