SUVのパイオニアにして元祖高級SUVのトヨタ ハリアー。本記事では初代から現行モデルまでの車検についてお伝えします。
トヨタ ハリアーの車検を受ける前に…低年式は注意!
年式が新しくないハリアーにお乗りの方は、車検時に交換部品がいくつか必要になることを念頭に置いておきましょう。例えば、走行距離10万kmはタイミングベルトやウォーターポンプの交換時期です。車検を申し込むときに、部品交換が必要なのかを聞いておきましょう。
【現行モデル 4代目】 トヨタ ハリアー(2020年6月〜)
4代目ハリアーは、次世代TNGAプラットフォームを採用し、それまでの実用的なスタイルのSUVから脱却し、クーペフォルムへと生まれ変わった。パワートレインも刷新、次世代ダイナミックフォースエンジンを搭載、直列4気筒2.0Lガソリンと、同2.5Lハイブリッドをラインナップ。2022年9月の改良で、ハイブリッドのモーター出力向上、PHV(プラグインハイブリッド)を追加した。
【3代目】トヨタ ハリアー(2013年12月〜2020年6月)
2009年にハリアーがベースの「レクサス RX」がデビューし、2代目で販売終了し後継をRXとする動きがあったが、全国のトヨタ販売ディーラーが猛反対し、3代目の登場が決まったという逸話がある。3代目ハリアーは、RXとは異なり輸出用のRAV4(日本では発売されなかった4代目)をベースに国内専用モデルとして開発され(一部アジアへは輸出された)、2013年12月に発売。エンジンは時代の流れに合わせてダウンサイジング化とハイブリット化、直列4気筒2.0L・NAとターボ、2.5Lハイブリッドがラインナップされた。マイナーチェンジは2017年の1回。
【2代目】トヨタ ハリアー(2003年2月〜2013年12月)
大ヒットを飛ばした初代ハリアーのキープコンセプトで2003年2月にフルモデルチェンジ。エンジンは先代のキャリーオーバーでデビュー、2006年のマイナーチェンジでV6・3.0Lエンジンが3.5Lに載せ替えられ、最高出力280PSに。先代に引き続き、2代目も人気を博した。2009年には後継モデルの3代目となる「レクサスRX」が国内にもデビューし、2代目ハリアーは継続販売となったもののグレード整理を受けた。モデル消滅も時間の問題と思われていたがその人気は根強く、ハリアー3代目の誕生の機運を高めた。
【初代】トヨタ ハリアー(1997年12月〜2003年2月)
SUVという言葉が使われだしたきっかけとなったのが初代ハリアー。それまでは「RV(レクレーショナル・ヴィークル)」と呼ばれ、ラダーフレームにFR(フロントエンジン・後輪駆動)のピックアップトラックをベースにした、ハイラックス サーフや日産 テラノといった大人気モデルがあった。ハリアーは、ミドルセダンのカムリのFF(フロントエンジン・前輪駆動)プラットフォームを流用し、V6・3.0Lと直列4気筒2.2L(マイナーチェンジで2.4Lへ)ガソリンエンジンを搭載。海外ではレクサスRXとして販売され爆発的な人気モデルとなった。
トヨタ ハリアーの車検費用の相場はいくら?
車検費用には「法定費用」と「整備費用」の2つが含まれています。このうち、法定費用は国が定めた自動車重量税と自賠責保険料(自動車賠償責任保険)と検査手数料(印紙代・証紙代)で、どこで車検を受けても金額は変わりません(検査手数料は指定工場かそれ以外で600〜800円異なります)。整備費用は、車検を受ける店、工場によって金額が変わってきます。
なお、車検整備費用の相場は、インターネット上にある情報を広く収集し、標準化したもので掲載しています。
トヨタ ハリアーの車検費用の相場
トヨタ ハリアーの法定費用
法定費用のうち、自動車重量税は新車登録後からの経過年数と、エコカーかどうかで税率が変わってきます。自賠責保険料と検査手数料(印紙代・証紙代)は変わりません。また、新車新規登録等で免税を受けた「令和12年度燃費基準」が120%以上を達成している乗用車は、初回継続検査(車検)の自動車重量税が免税となります。
自動車重量税 | ¥0〜¥50,400 |
自賠責保険料 | ¥20,010 |
検査手数料(印紙代・証紙代) | ¥1,600〜¥2,300 |
合計 | ¥21,610〜¥72,710 |
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※ハリアーはグレードによりエコカー減税対象が変わります。細かくグレードが別れていますので、詳しくは販売ディーラーにお問合せください。
▼自動車重量税税率一覧
【乗用車(3・5ナンバー)・2年・自家用・継続検査】単位:円 | ||||
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エコカー
(本則税率) |
非エコカー | |||
車両重量 | 12年まで | 13〜17年 | 18年以上 | |
〜1,500kg | 15,000 | 24,600 | 34,200 | 37,800 |
〜2,000kg | 20,000 | 32,800 | 45,600 | 50,400 |
〜2,500kg | 25,000 | 41,000 | 57,000 | 63,000 |
※乗用車は車検証記載の「車両総重量」ではなく「車両重量」 |
トヨタ ハリアーの車検整備費用の相場
車検整備費用はどこで車検をするのかで基本的な料金が大きく変わりますし、走行距離などによるクルマにかかる負荷状況によって、交換部品の費用も変わってきます。安い場合で2万円程度から、高い場合は8万円以上でした。法定費用と車検整備費用を合わせた相場は、8〜16万円となっていました。
トヨタ ハリアーの車検費用を「安く・安心」に済ませる方法〜「カープレミアガレージ」とは
「カープレミアガレージ」では、国家資格を持った整備士が点検に対応するため、クルマに関する疑問点や不安点は何でもご相談いただけます。また、定期点検などのサービスも行っているため、長期的なクルマの管理も安心して任せることができます。
また、カープレミアでは「カープレミアパーツ」としてリビルト・中古部品を推奨しており、自社グループ会社においても、リユースの生産から販売まで自社工場を有し低価格の実現を進めています。
「カープレミアパーツ」とは?
カープレミアのグループ会社が提供する自動車パーツです。整備・修理の際に、主に「中古・リビルト部品」といった「リサイクル・リユース部品」などの低価格で安心のパーツを提供しています。
中古・リビルト部品って何?
中古部品(リユース)は、使用済み自動車等から取外され、テスターによる点検、清掃などを行い商品化された部品です。リビルト部品は、中古部品(コア)を分解洗浄、消耗品交換や故障個所の交換を行い、性能をほぼ新品同等に回復させた部品です。
リビルト部品をオススメする理由
1.新品部品を利用するよりもコストパフォーマンスが良い事
2.リサイクル、リユースといった資源の有効活用に繋がること。
3.品質基準をクリアした部品で安心して使用できること。
中古・リビルト部品のメリット
新品部品と比較して部品にもよりますが、20%~30%ほど部品代金が抑えられるケースがあります。
その他、万が一の故障時に0円で修理対応する故障保証や、24時間365日対応可能なロードサービスなどのサポートも充実しています。安心・快適なカーライフは、「カープレミアガレージ」にお任せください。
※故障保証の利用は車両購入時に別途加入が必要です。
※この記事は、2022年12月時点での情報を元に執筆しています。