【三菱】三菱車の車検費用の相場はいくら?車検前にチェックしたい注意事項まとめ【2024年版】

カーライフを賢く楽しむ クルマの点検・車検

多くのSUVモデルをラインナップしている三菱自動車。使い勝手に優れるモデルが多いこともあり、1台のクルマを長く乗る人が多いのが特徴です。そんな三菱の車検はどうなっているのかを調べてみました。

三菱のクルマの車検を受ける前に……タイヤやサビに注意

車検費用は、「法定費用」と「整備費用」の2つがあります。法定費用は国が定めた自動車重量税と自賠責保険料(自動車賠償責任保険)と印紙代で、どこで車検を受けても金額が変わりません。整備費用は、車検を受ける店、工場によって金額が変わってきます。

4WD性能が高い三菱のクルマは、キャンプをはじめとするアウトドアやスキー&スノーボードといったウィンタースポーツを楽しむために選ぶ人が多くいます。このようなクルマで気を付けたいのが下回りの腐食。

クルマには防錆処理が施されていますが、未舗装路を走っているときに下回りを岩などで強打したり、凍結防止の融雪剤が原因で下回りに錆が発生したりするものは要注意。錆びている程度で車検が通らないということはありませんが、錆が進行してボディやマフラーに穴が空いていると車検に通らない可能性があります。

また、今流行のアウトドア系カスタムで車高を規定以上に上げていたり、フェンダーからはみ出すようなタイヤを履いている場合も車検には通りません。

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「デリカ D:5」の車検費用の相場と注意事項

現行型デリカD:5がデビューしたのは2007年1月。そのため、デビュー時のものは自動車重量税が「13年経過」の重加算対象になります。パワーユニットはこれまでに2Lと2.4Lのガソリンエンジン、そして2.2Lディーゼルターボをラインナップ。自動車重量税はすべて1.5〜2Lの区分になります。

■デリカD:5の法定費用

自動車重量税 ガソリン車:¥32,800
自賠責保険料(24ヵ月) ¥20,010
検査手数料(印紙代・証紙代) 指定工場:¥1,800円(電子申請1,600円)
認証工場:¥2,300
合計 ¥41,610〜¥55,110

※自賠責保険は沖縄県・離島など一部地域は上記保険料例と異なります。
※自動車重量税が重加算の対象車は¥45,600になります。

■自賠責保険は25ヵ月分かけるケースもある
自賠責保険は、次回車検までの期間分加入します。次回車検までなら24ヵ月の加入でいいのですが、実は車検の有効期限満了は夜24時までなのに対し、自賠責保険の有効満了は正午12時までと、12時間のズレがあります。そのため、車検をギリギリのタイミングで受ける場合、数時間の保険未加入期間が発生してしまいます。

自賠責保険に加入していないクルマは公道を走行できないだけでなく、車検を通すこともできません。このような事態を防ぐために自賠責保険を25ヵ月分かけるケースがあります。

■デリカD:5の車検整備費用
モデルサイクルが長いデリカD:5は高年式車と低年式車で車検時の整備費用に大きな差が出ることが予想されます。

まだたくさんの距離を走っていない高年式車は基本料金プラスアルファくらいで済んでいますが、距離を走った低年式車だと車検時に消耗部品の交換が必要になるケースが増えてきます。編集部がインターネットで調べたところでは、5〜20万円台が最も多い車検整備費用でした。

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「エクリプスクロス」の車検費用の相場と注意事項

2018年3月にデビューしたコンパクトSUVのエクリプスクロス。デビュー時のものでもまだ2度目の継続車検を迎えることなので、よほどハードな乗り方をしているもの以外はまだ高額な車検費用が必要にはならないでしょう。

自動車重量税はガソリンのFF車が1〜1.5tの区分、ガソリンの4WD車とPHEVは1.5〜2tの区分になりますが、PHEVは初度登録から3年後の初回継続車検で自動車重量税が免税になります。

■エクリプスクロスの法定費用

自動車重量税 PHEV(初回継続車検):免税
PHEV(2回目以降):¥20,000
FF車:¥24,600
4WD車:¥32,800
自賠責保険料(24ヵ月) ¥20,010
検査手数料(印紙代・証紙代) 指定工場:¥1,800円(電子申請1,600円)
認証工場:¥2,300
合計 ¥21,610〜¥55,110

※自賠責保険は沖縄県・離島など一部地域は上記保険料例と異なります。

■エクリプスクロスの車検整備費用
2018年3月に登場した比較的新しいモデルなので、まだ車検を通すために大掛かりな整備が必要になるケースは少ないはず。

編集部がインターネットで調べたところでは、5万弱〜8万円程度の範囲が最も多い車検整備費用でした。

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「アウトランダー」の車検費用の相場と注意事項

新世代PHEVシステムを搭載して2021年12月に登場した3代目アウトランダーはまだ初回継続車検まで時間があります。ここでは2代目と初代について見ていきましょう。

2代目アウトランダーの車検費用の相場と注意事項

2代目アウトランダーは、ガソリンモデルが2012年10月、プラグインハイブリッド(PHEV)モデルが2012年12月に登場しました。PHEVの初期モデルはデビューから10年経過しているため、クルマによっては駆動用バッテリーの容量が低下しているケースも考えられます。三菱では2017年2月より以前に発売されたモデル(17型以前)は「初度登録から8年以内、かつ走行距離16万km以内に駆動用バッテリー容量が70%を下回った場合に、無償で修理・交換を実施」としています。これを過ぎると駆動用バッテリー交換は有償になります。

自動車重量税はガソリン車の2Lが1〜1.5t。ガソリン車の2.4LとPHEVが1.5〜2tになります。ただ、2Lモデルでも2019年9月以降の20Gとブラックエディションは1.5〜2tになります。ただし、PHEV車の初回継続車検では自動車重量税が免税、2回目以降は2万円になります。

■2代目アウトランダーの法定費用

自動車重量税 PHEV(初回車検):免税
PHEV(2回目以降):¥20,000
ガソリン車(2L):¥26,400
ガソリン車(2.4L・2019年9月以降の20Gとブラックエディション):¥32,800
自賠責保険料(24ヵ月) ¥20,610
検査手数料(印紙代・証紙代) 指定工場:¥1,800円(電子申請1,600円)
認証工場:¥2,300
合計 ¥21,610〜¥55,110

※自賠責保険は沖縄県・離島など一部地域は上記保険料例と異なります。

■2代目アウトランダーの車検整備費用
PHEVの初期モデルで駆動用バッテリー交換する場合は70〜80万円程度の費用が必要に。それ以外は大掛かりな整備は必要ないケースが多いはず。ただ、低年式で走行距離が10万kmを超えるものだと車検を通すために消耗部品の交換が必要になるケースが考えられます。

編集部がインターネットで調べたところでは、5〜15万円程度の範囲が最も多い車検整備費用でした。

初代アウトランダーの車検費用の相場と注意事項

2005年10月〜2012年9月まで生産された初代アウトランダーは、多くのクルマが自動車重量税の「13年経過」重加算対象で、最初期モデルは「18年経過」の重加算も見えてくる時期です。パワーユニットは前期モデルが2.4Lと3L、後期モデルは2Lと2.4Lがあり、自動車重量税の区分はすべて1.5〜2tになります。

■初代アウトランダーの法定費用

自動車重量税 ¥32,800
自賠責保険料(24ヵ月) ¥20,010
検査手数料(印紙代・証紙代) 指定工場:¥1,800円(電子申請1,600円)
認証工場:¥2,300
合計 ¥54,410〜¥55,110

※自賠責保険は沖縄県・離島など一部地域は上記保険料例と異なります。
※自動車重量税が「13年経過」の重加算対象車は¥45,600に、「18年経過」の重加算対象車は¥50,400になります。

■初代アウトランダーの車検整備費用
最終モデルでも初度登録から10年以上、初期モデルは20年近く経過している初代アウトランダーは、車検時にさまざまな整備が必要になるケースが予想されます。古いモデルなのでインターネットで参考になる金額は見つかりませんでしたが、10〜20万円程度は見ておきたいところ。タイヤなど高額の消耗部品を交換する必要がある場合は、もう少し多めに予算を組んでおいたほうがいいでしょう。

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「RVR」の車検費用の相場と注意事項

エクリプスクロスの弟分になるコンパクトSUVのRVR。モデルサイクルが長く、現行型は2010年2月にデビューしました。先代モデルは1997年11月から2002年8月まで生産されていましたが、ここでは3代目となる現行型について見ていきましょう。

3代目RVRの車検費用の相場と注意事項

3代目RVRの最初期モデルは、次の車検が初度登録から13年経過で自動車重量税が重加算の対象になります。自動車重量税の区分はFF、4WDともに1〜1.5tになります。

■3代目RVRの法定費用

自動車重量税 ¥24,600
自賠責保険料(24ヵ月) ¥20,610
検査手数料(印紙代・証紙代) 指定工場:¥1,800円(電子申請1,600円)
認証工場:¥2,300
合計 ¥46,210〜¥46,910

※自賠責保険は沖縄県・離島など一部地域は上記保険料例と異なります。
※自動車重量税が「13年経過」の重加算対象車は¥34,200になります。

■3代目RVRの車検整備費用
デビュー時のもので走行距離が10万kmを超えたクルマだと車検時に消耗部品の交換が必要になる可能性が高くなります。逆に比較的新しいものだと大掛かりな整備は必要ないでしょう。

編集部がインターネットで調べたところでは、5万弱〜10万円程度の範囲が最も多い車検整備費用でした。

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「eKワゴン・eKスペース・eKクロス・eKクロススペース」の車検費用の相場と注意事項

三菱の軽自動車であるeKシリーズには、ハイトワゴンのeKワゴンとオフロードテイストのeKクロス、スーパーハイトワゴンのeKスペースとオフロードテイストのeKクロススペースが用意されます。

2019年3月に登場したeKクロスと4代目eKワゴンは初回継続車検を迎えるクルマが増えてきています。2020年3月に登場した2代目eKスペースとeKクロススペースは間もなく初回継続車検の時期を迎えます。ここではeKシリーズの車検について見ていきましょう。

4代目eKワゴン・初代eKクロス・2代目eKスペース・初代eKクロススペースの車検費用の相場と注意事項

4代目eKワゴン

ここで紹介する現行モデルはまだ初回継続車検前後の新しいモデルばかりです。eKワゴンとeKクロスはNA全車、eKスペースとeKクロススペースはNAのFF車が初回車検で自動車重量税が減税対象です。

■4代目eKワゴン・初代eKクロス・2代目eKスペース・初代eKクロススペースの法定費用

自動車重量税 減税対象車:¥5,000
減税非対象車:¥6,600
自賠責保険料(24ヵ月) ¥19,730
検査手数料(印紙代・証紙代) 指定工場:¥1,800円(電子申請1,600円)
認証工場:¥2,300
合計 ¥26,330〜¥28,630

■4代目eKワゴン・初代eKクロス・2代目eKスペース・初代eKクロススペースの車検整備費用
まだ新しいモデルなので、車検時に大掛かりな整備が必要になることはほとんどないはず。編集部がインターネットで調べたところでは、2〜5万円程度が最も多い車検整備費用でした。

3代目eKワゴン・初代eKスペースの車検費用の相場と注意事項

3代目eKワゴン

2013年6月に登場した3代目eKワゴンと2014年2月に登場した初代eKスペースは、どちらもまだ自動車重量税の重加算対象ではありません。

■3代目eKワゴン・初代eKスペースの法定費用

自動車重量税 ¥6,600
自賠責保険料(24ヵ月) ¥19,730
検査手数料(印紙代・証紙代) 指定工場:¥1,800円(電子申請1,600円)
認証工場:¥2,300
合計 ¥27,930〜¥28,630

※自賠責保険は沖縄県・離島など一部地域は上記保険料例と異なります。

■3代目eKワゴン・初代eKスペースの車検整備費用
デビュー時のものは4度目の継続車検になるため、走行距離がかさんでいるものだと消耗部品の交換が必要になってくる可能性が高くなります。編集部がインターネットで調べたところでは、2〜10万円程度が最も多い車検整備費用でした。

2代目eKワゴンの車検費用の相場と注意事項

2006年9月〜2013年5月まで生産された2代目eKワゴン。デビュー時のものは自動車重量税が「13年経過」の重加算対象です。

■2代目eKワゴンの法定費用

自動車重量税 ¥6,600
自賠責保険料(24ヵ月) ¥19,730
検査手数料(印紙代・証紙代) 指定工場:¥1,800円(電子申請1,600円)
認証工場:¥2,300
合計 ¥27,930〜¥28,630

※自賠責保険は沖縄県・離島など一部地域は上記保険料例と異なります。
※自動車重量税が「13年経過」の重加算対象車は¥8,200になります。

■2代目eKワゴンの車検整備費用
すでに自動車重量税が重加算の対象になる年式ということもあり、車検では消耗部品の交換が必要になることを考えておきたいところ。編集部がインターネットで調べたところでは、5〜10万円程度が最も多い車検整備費用でした。

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三菱車の車検費用を「安く・安心」に済ませる方法〜「カープレミアガレージ」とは

「カープレミアガレージ」では、国家資格を持った整備士が点検に対応するため、クルマに関する疑問点や不安点は何でもご相談いただけます。また、定期点検などのサービスも行っているため、長期的なクルマの管理も安心して任せることができます。

また、カープレミアでは「カープレミアパーツ」としてリビルト・中古部品を推奨しており、自社グループ会社においても、リユースの生産から販売まで自社工場を有し低価格の実現を進めています。

「カープレミアパーツ」とは?

カープレミアのグループ会社が提供する自動車パーツです。整備・修理の際に、主に「中古・リビルト部品」といった「リサイクル・リユース部品」などの低価格で安心のパーツを提供しています。

中古・リビルト部品って何?

中古部品(リユース)は、使用済み自動車等から取外され、テスターによる点検、清掃などを行い商品化された部品です。リビルト部品は、中古部品(コア)を分解洗浄、消耗品交換や故障個所の交換を行い、性能をほぼ新品同等に回復させた部品です。

リビルト部品をオススメする理由

1.新品部品を利用するよりもコストパフォーマンスが良い事
2.リサイクル、リユースといった資源の有効活用に繋がること。
3.品質基準をクリアした部品で安心して使用できること。

中古・リビルト部品のメリット

新品部品と比較して部品にもよりますが、20%~30%ほど部品代金が抑えられるケースがあります。

その他、万が一の故障時に0円で修理対応する故障保証や、24時間365日対応可能なロードサービスなどのサポートも充実しています。安心・快適なカーライフは、「カープレミアガレージ」にお任せください。

※故障保証の利用は車両購入時に別途加入が必要です。

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※この記事は、2023年1月時点での情報を元に執筆しています。

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