カープレミアなどの中古車サイトで気になるクルマを見つけたら、販売店に詳細を問い合わせてみましょう。どのような部分を確認すればそのクルマのことがより詳しくわかるのか、自分の希望を伝えるにはどうしたら良いのか、などをまとめてみました。
クルマの詳細が書かれているのはプライスボードとカープレミアの情報ページ
まだインターネットが普及していない頃は中古車情報誌に掲載できる情報の量が限られていました。展示車両の詳細な情報を確認できるものとして活用されていたのはクルマのフロントガラスに掲示される「プライスボード」。ここには
■現金販売価格
■リサイクル費用
■初度登録年度
■自動車検査証の有効期限
■走行距離数
■前使用者の点検記録簿
■修復歴
■使用歴
■保証
■定期点検整備実施状況
■整備費用に関する表示
などが書かれています。
現在はカープレミアをはじめとする中古車情報サイトで欲しいクルマを探すことが一般的になっています。
カープレミアでは、プライスボードに準じた内容のほか、
■支払総額
■クレジットのプラン
■カープレミア評価(車両の状態評価)
■年式や走行距離などの車両状態
■このクルマのポイント
■装備
■基本仕様(そのクルマのスペック情報)
■プラン条件をカスタマイズして再計算
■販売店情報
などが表記されます。なおプライスボードやカープレミアでの表記項目の詳細については「【STEP 1】#7 候補車の詳細をチェックしよう」で解説しています。
これらの情報で目当てのクルマを絞り込んだら、より詳細な情報を販売店に問い合わせてみましょう。カープレミアではそれぞれのクルマが掲載されているページで、電話・LINE・WEBのいずれかの問い合わせボタンをクリックして販売店に問い合わせることができます。
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販売店に確認したい詳細ポイント
WEBやLINEで販売店に問い合わせする際、とくに確認しておきたいのが車両状態。カープレミアでは「カープレミア評価」として中古車の外装と内装の状態をSS〜Dの6段階で評価しています。
これを見て、気になる部分などをより詳細に確認することで、購入するクルマをしぼりやすくなります。
外装の細かいキズ
中古車は前オーナーが公道で使用していたものなので、外装にはどうしても細かなキズがついていたりします。とくにホイールやボディの四隅、荷室開口部などはキズが付きやすい場所。
どこにどのようなキズがあるのか、それは修理可能か(費用はどのくらいか)を確認しておきましょう。しっかり確認することで、購入後に知らないキズがあったというトラブルも防ぐことができます。
内装の細かいキズや使用感
外装とともに確認したいのが内装のキズ。とくに頻繁に手が触れるステアリングやスイッチ類、乗り降りの際にすれるシートのサポート部やドアの内張り下側は、使用感が出やすい場所です。居住スペースだけでなく荷室の状態も写真などを送ってもらうなどして確認するのも忘れずに。
車内のニオイ
たばこ、カビ、ペットなど車内のニオイの原因はさまざま。ニオイは中古車の使用感に大きく影響すると同時に、人によっては我慢できないというものもあるものです。ニオイの程度がどのくらいか、納車までに除去可能かは忘れずに確認しましょう。
また、前オーナーがペットを飼っていた場合、車内に毛が残っていたり、シートベルトやシートなどに噛み跡があったりするケースもあります。ペットのニオイがあるといわれた場合は、そのあたりも確認してください。
タイヤの銘柄・残り溝
タイヤはクルマの中で唯一道路に接する重要な部品。銘柄により静粛性や雨天走行性能は大きく変わるので、どんなタイヤを履いているかはぜひ確認しておきたいところ。
タイヤは消耗品で、走行距離が増えるとすり減って残りの溝が減っていき、残りが1.6mmを下回ると車検に通りません。ただ、安全性や快適性を考えるとそれより前に交換したいところ。残りの溝がどのくらいか、交換したほうがいいか、交換予算はどのくらいか(SUVなどはタイヤが高額になります)などを確認しましょう。
また、タイヤ交換は4本すべてを同時に行うのが基本ですが、中には1本だけ交換されて異なる銘柄を履いているものもあります。すべての銘柄がそろっているかも確認しましょう。
オプション装備品
オプションには新車オーダー時に取り付けるメーカーオプションのほか、ディーラーで取り付けてもらうディーラーオプション、社外品などさまざまなものがあります。どんなものがついているかで購入後の快適度が変わりますし、欲しいものがついているものなら購入費用を抑えることができます。
社外品の場合、前オーナーが自分でつけたものだと配線がむきだしになっていることもあるので、どんなものがついているかと同時に取り付け状態も確認しましょう。
装備品の動作状況
クルマには快適性を高めるために多くの電装品が搭載されています。頻繁に使う電装品は調子が悪くなっていることもあり、購入後に修理すると高額な費用がかかるものもあります。きちんと動作するか、確認しましょう。
販売店に動作確認したい主な装備品は以下のものです
■エアコン(暖房・冷房ともに動くか確認)
■パワーウィンドウ(すべての座席で動くか確認)
■電動ドアミラー
■オーディオ・カーナビ(地図ソフトがいつ時点のものかも確認)
■ライト類
■サンルーフやオープンカーのルーフ
■ワイパー
など。
「カープレミア故障保証」に加入すれば購入後も安心
中古車は購入前にしっかり状態を確認して、納得した上で購入するのが鉄則。ただ、どれだけ入念に確認しても購入後に不具合が起こることもあります。
そんなときのために「カープレミア故障保証」に加入しておくと、万が一の際も安心です。
カープレミア故障保証は修理費が0円! 保証範囲はエンジンやブレーキなどの機関部位から電装品まで、最大437ヵ所以上に及びます。カープレミアに掲載されている中古車の多くが加入可能で、申し込みは購入の契約時に行います。詳しくはこちらのリンク先(https://car-premium.net/after-service)から。
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「カープレミア」は提携している全国の中古車販売店から自分に合ったクルマを見つけることができるサイトです。車種やメーカーだけでなく、月々の予算からも探すことができます。
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カープレミアに掲載の中古車販売店は、東証プライム上場のプレミアグループが提携している全国の厳選された優良な販売店です。
オートローンやカーリースのファイナンスサービスの提供を始め、買った後も安心できるアフター保証も取り揃えています。支払いや維持費が心配でも、柔軟に対応してくれるので安心して車を購入できます。
「カープレミアクレジット」なら自分に合った支払いプランが選べる
「カープレミア」のオートクレジットは、新車・中古車問わず、分割払い、ボーナス併用払いや一部繰上返済などの豊富な支払いプランを用意しています。さらに故障保証に加入すれば無料で修理対応が可能です。
「カープレミア故障保証」など充実したアフターサービスで安心のカーライフを
「カープレミア」は購入後のカーライフを支えるサービスも多数提供しています。例えば「カープレミア故障保証」では最長3年、最大437ヵ所以上の自然故障を修理費0円で対応可能です。わかりやすいシンプルな4プランから、自分にあった最適なプランを選べるので、余分な保証費用がかからず、必要最低限の支出で万が一に備えることができます。
また、365日24時間対応のロードサービスも利用可能で、全国9,500ヵ所の拠点からすぐに駆けつけることができます。そのほか、困ったときの相談役になるコンシェルジュサービスを整えており、安心のカーライフをお過ごしいただけます。
(イラストレーション:桔川シン)
※この記事は、2022年11月時点での情報で執筆しています。