スズキとともに軽自動車のフルラインナップをそろえるダイハツ。2シーターオープンからハイトワゴン、SUVまで、現在ラインナップされているダイハツのすべての軽自動車の人気ランキングを紹介していきます。
ダイハツの軽自動車人気ランキング
【第3位】ムーヴ キャンパス
2022年7月にフルモデルチェンジで登場した2代目ムーヴ キャンパス 。エクステリアデザインはファニーな雰囲気を初代から継承。鮮やかな2トーンカラーが目を引く「ストライプス」、シンプルな外観の「セオリー」と2つのボディタイプが用意されました。
ムーヴと名がつくモデルではありますが、プラットフォームはタントなどに採用されているDNGAへと刷新。初代同様、両側スライドドアを備えている点もムーヴとは異なります。
装備面の充実ぶりも2代目の特徴でUSBソケット付きスマホ置きや保温機能付きカップホルダーなど利便性や快適性を向上する装備も多彩。
安全装備も17種類の予防安全機能が備わった最新型「スマートアシスト」を装備するなど、機能面、装備、安全性能それぞれで初代から大きく進化したところが人気を集める理由です。
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【第2位】タントカスタム
2022年10月に行われたマイナーチェンジでバンパーまで広がるほど大型化されたフロントグリルを備えるなど派手さが増したタント カスタム。「タント カスタムはもっと派手に、迫力を出してほしい」との要望に応えた結果の大胆な意匠チェンジですが、下品さを感じることはありません。
内装もタントの標準仕様とは異なり黒を基調とした上質なカラーコーディネートで統一。ワンランク上の高級感を備えたことも人気の理由といえるでしょう。
グレードはノンターボの「カスタムX」、ターボの「カスタムRS」をラインナップしていますが、街乗りメインならノンターボで十分。高速道路を利用するシーンが多い場合はターボを選ぶほうがベターです。
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【第1位】コペン
現行 コペンは2014年に登場した2代目。初代同様、電動開閉式ルーフ「アクティブトップ」を備えたことに加え独自フレーム構造を採用。この構造によりボディ外板をパネル化しデザインができる「ドレスフォーメーション」を採用としたことが人気の理由です。
「ドレスフォーメーション」とはその名のとおり服を着替える感覚でクルマの外観を変えることができるシステム。ボディ剛性を外板パネルに頼ることなく基本骨格で確保する「Dフレーム」を採用したことで可能としました。
コペンは現在、標準仕様といえる「ローブ」、SUVテイストを身につけた「Xプレイ」、丸めヘッドランプが特徴の「セロ」、7速スーパーアクティブシフト付きCVTなどを備えた「GRスポーツ」と4タイプをラインナップしています。
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【車種別新車一覧】ダイハツの軽自動車
【セダン】ミライース
ダイハツの軽自動車においてエントリーモデルを務めるミライース。ベーシックグレード「B」は86万200円と、いまや数少ない100万円以下で購入可能な軽自動車です。
ミライースの意外な特徴が広い室内空間。スーパーハイトワゴンほどではないですが長めのホイールベースを採用したことなどで室内空間は見た目以上にゆとりを感じます。
衝突回避支援ブレーキ機能などが備わったダイハツの先進支援安全装備「スマートアシストIII」が装備されていることも大きなメリットといえます。
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【セダン】ミラ トコット
「トコット(TOCOT)」とは「自分らしさの表現(To Character)」「安心安全、運転しやすさ(To Comfortableness)」「使いやすさ(To Convenience)」、この3つのワードの頭文字から作られたネーミング。
その名のとおり、ミライースをベースに運転しやすいことや乗る人がリラックスして乗ることができるクルマに仕上げられた派生車種です。
ベースとなるミライースのエクステリアとは違いスクエア基調のシンプルなデザインを採用。女性ユーザーがおもなターゲットといえますが、ファンシーさが強調されていないため男性含めて多くのユーザーから好感を受けるデザインといえるでしょう。
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【トールワゴン】キャスト スタイル
2015年に登場したキャスト。デビュー時は標準仕様のスタイル、SUVテイストを備えたアクティバ、スポーティ仕様のスポーツと3つのボディバリエーションが存在したことも大きな話題となりました。
残念なことに2020年のMCによりボディバリエーションはスタイルの1バリエーションになり車名もキャスト スタイルになっています。
後席の足元や頭上もゆとりある空間を確保。後席の前後スライド量は240mmで、後席シートは左右独立式に4段階リクライニング機構が備わっています。
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【トールワゴン】ムーヴ/ムーヴカスタム
1995年にデビューした初代ムーヴは軽トールワゴンのパイオニアとして大きな人気を集め、現在まで続くロングセラーとなっています。
6代目となる現行モデルは2014年に登場。ムーヴカスタムはムーヴをベースにエアロバンパーやサイドストーンガードなどを装備しプレミアム化。フロントグリルやアウタードアハンドルなどにメッキ加飾を施すなど標準仕様との差別化を図っています。
室内空間はハイトワゴンだけに大人がゆったりとくつろげる広さを確保。リアシートは左右それぞれにスライドやリクライニングが可能。長い荷物の収納に便利な「フロントサイドフラットモード」や後席片側を倒し荷室が拡大できる「ハーフラゲージモード」など多彩なシートアレンジを備えています。
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【ハイトワゴン】タント
4代目となる現行型が登場したのは2019年。2003年にデビューした初代は、全高1,700mmとハイトワゴンにくらべ高くとったことで広大な室内空間を実現。現在では軽自動車の売れ筋となっているスーパーハイトワゴンのパイオニアとして大きな話題となりました。
歴代モデル同様に現行型は広大な室内空間とBピラーレスのミラクルオープンドアを備え、とくに家族層に支持されています。
リアシートの前後スライドは240mmと広い調整量を誇るなどタントの伝統ともいえる利便性が高い機能を備えました。
また現行モデルには16種類の予防安全機能が備わる新世代の「スマートアシスト」を全車に装備しています。
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【SUV】タフト
スズキ ハスラーをターゲットにダイハツが2020年にデビューさせた軽SUVがタフト。直線基調の背高ボディに樹脂製のストーンガードを装備。SUVテイストを身にまとった個性的なエクステリアデザインがタフトの大きな特徴です。
また雪道や悪路なども走破しやすい190mmの最低地上高を取ったこともタフなイメージを強調しました。
タフト最大の魅力は開放感抜群のガラスルーフ『スカイフィールドトップ』を装備したこと。このルーフを全グレードに標準装備したことはライバルとなるハスラーにはないポイントです。
また背高ボディを採用しながらも室内空間の広さを重視しているだけでなく、室内後部を用途に合わせフレキシブルに使える空間に仕立てたことも個性的。リアシートはたたむことを前提にしており、収納時は完全にフラットなラゲッジフロアが生まれます。
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【SUV】タント ファンクロス
2022年10月に行われたタント、タントカスタムのマイナーチェンジに合わせ登場したニューモデル。タントをベースに最低地上高を高め、バンパーなどにガード風パーツを備えるなどSUVテイストを身にまとったクロスオーバーとしてタントファミリーに加わりました。
タントやタントカスタムとは異なる専用のフロントマスクや前後バンパーを備えたことやルーフレール、ボディ側面に貼られたガード加飾を標準装備。さらに撥水加工を施した専用シートやダッシュボードにアクセントが加えられたことが特徴で、シート表皮も独自のカモフラージュ柄となっています。
2022年8月に販売が終了したウェイクの後継的なモデルとなりスズキ スペーシアギアが最大のライバルとなります。
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ダイハツの軽自動車のハイブリッドは?
エントリーモデルのアルトからハイトワゴンのスペーシアまでマイルドハイブリッドを搭載する車種ラインナップを広げるスズキ。一方、ダイハツといえばハイブリッドユニットを搭載する軽自動車をいまだラインナップしていません。
マイルドハイブリッドを搭載するアルトの燃費が27.7km/Lなのに対してミライースの燃費は25km/L(ともにWTLCモード燃費)。ミライースの燃費性能が決して悪いわけではないですが、ガソリン価格が高いまま推移している現在、ユーザーにとってアルトの優れた燃費性能は大変魅力を感じます。
ただ、ダイハツがこのままハイブリッド車をラインナップしないかといわれると、そうではありません。すでにコンパクトSUVのロッキー(とトヨタ ライズ)にはe-スマートハイブリッドを搭載しています。これはスズキのようなマイルドハイブリッドではなく本格的なハイブリッドシステムです。ダイハツは近い将来、このユニットを軽自動車に搭載するのではないかと噂されています。
登録車から量販を見込める軽自動車へ搭載を進めていくことで最大の課題であるコスト低減も可能。スズキ同様、エントリーモデルからハイトワゴン、SUVまで幅広い軽自動車にe-スマートハイブリッドが用意されるのは時間の問題ではないでしょうか。
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【まとめ】軽自動車の覇権を狙うダイハツの今後のランナップに注目!
多彩な車種をラインナップするダイハツですが、ライバルとなるスズキに対して用意されていないのがハイブリッド車。
しかし、近い将来、e-スマートハイブリッドを搭載する車種がデビューすると見られているなど,ライバルに対抗する動きはますます激しくなることでしょう。
軽自動車界の覇権を争うダイハツとスズキ。両社の熱い戦いから目を離せません。
※この記事は、2022年11月時点での情報で執筆しています。