トヨタ初のハイブリッド専用コンパクトモデルとして初代アクアが登場したのは2011年12月。エコカー減税のスタートによる低燃費志向と合致し、初代はデビューと同時に大ヒット。3代目プリウスと販売台数を競い合う存在となりました。本記事では初代の車検についてお伝えします。2021年7月に登場した2代目アクア(現行型)はまだ初回継続車検までしばらく期間があるので、ここでは割愛します。
トヨタ アクアの車検を受ける前に……ハイブリッドの駆動用バッテリーに注意!
ハイブリッドカーや電気自動車に乗る人が気にすることとして上位に入るのが『駆動用バッテリーの寿命』でしょう。電気自動車と違いハイブリッドカーはエンジンの力で走ることもできますが、ハイブリッドカーらしさを味わう上では駆動用バッテリーにどれだけ電気を貯められるか、そしてバッテリーがいつまで使えるかは気になるところ。
駆動用バッテリーはクルマの使い方や走行条件により寿命が大きく変わるので「寿命は●年」と言い切ることはできません。ただ、トヨタでは駆動用バッテリーの保証期間を『新車登録した日から10年間・走行距離20万km以内(メーカー保証:8年16万km + BEVバッテリーサポートプラス:2年4万km)』としています。そして保証対応するのは『バッテリー容量が70%を下回った場合』となっています。駆動バッテリーの状態により車検に通らないということはありませんが、車検時に交換を依頼するかはこれらを頭に入れて、決めていくといいでしょう。
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【初代】 トヨタ アクア(2011年12月〜2021年6月)
2代目プリウスに搭載されたハイブリッドシステムをベースに開発したハイブリッドシステムを搭載。ボディサイズは全幅を1.7m以下に抑えた5ナンバーサイズで、空力性能を高めるためにフロントガラスが大きく傾斜させたスタイルが特徴です。デビュー時のJC08モード燃費は35.4km/Lを達成しました。
2021年にフルモデルチェンジされるまでに2度のマイナーチェンジを実施。2017年6月のマイナーチェンジではフロントライトの形状などが変わり、洗練されたデザインになりました。
ベーシックなハッチバックの他、クロスオーバースタイルのXアーバンやクロスオーバー、スポーティなアクアGRスポーツもラインナップされました。
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トヨタ アクアの車検費用の相場はいくら?
車検費用は、「法定費用」と「整備費用」の2つがあります。法定費用は国が定めた自動車重量税と自賠責保険料(自動車賠償責任保険)は、どこで車検を受けても金額が変わりません。法定費用のうち検査費用(印紙代・証紙代)は整備を受ける場所が指定工場(=民間車検場)かそれ以外かで600〜700円異なります。整備費用は、車検を受ける店、工場によって金額が変わってきます。
【初代】トヨタ アクアの車検費用の相場
初代アクアは車検時に納める自動車重量税がエコカー減税の対象になります。そしてデビュー時のものでもまだ初度登録から13年経過していないので重加算の対象にはなりません。自動車重量税の区分は全グレード1〜1tになります。
【初代】トヨタ アクアの法定費用
自動車重量税 | ¥15,000 |
---|---|
自賠責保険料(24ヵ月) | ¥20,010 |
検査手数料(印紙代・証紙代) | 指定工場:¥1,800円(電子申請1,600円) 認証工場:¥2,300 |
合計 | ¥36,610〜¥37,310 |
※自賠責保険は沖縄県・離島など一部地域は上記保険料例と異なります。
■自賠責保険は25ヵ月分をかけるケースもある
自賠責保険は、次回車検までの期間分加入します。次回車検までなら24ヵ月の加入でいいのですが、実は車検の有効期限満了は夜24時までなのに対し、自賠責保険の有効満了は正午12時までと、12時間のズレがあります。そのため、車検をギリギリのタイミングで受ける場合、数時間の保険未加入期間が発生してしまいます。
自賠責保険に加入していないクルマは公道を走行できないだけでなく、車検を通すこともできません。このような事態を防ぐために自賠責保険を25ヵ月分かけるケースがあります。
【初代】トヨタ アクアの車検整備費用の相場
デビュー時のアクアは5回目の継続車検タイミングを迎えています。乗り方や走行距離にもよりますが、車検タイミングで消耗部品の交換が必要になるものも多いはず。編集部がインターネットで調べたところでは、5万円台から25万円程度の間が最も多い実際の車検整備費用でした。法定費用と車検整備費用の合計の相場は、10万弱〜30万円程度となります。高年式のものなら消耗部品の交換が少ないので車検費用を抑えることができます。
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トヨタ アクアの車検費用を「安く・安心」に済ませる方法〜「カープレミアガレージ」とは
「カープレミアガレージ」では、国家資格を持った整備士が点検に対応するため、クルマに関する疑問点や不安点は何でもご相談いただけます。また、定期点検などのサービスも行っているため、長期的なクルマの管理も安心して任せることができます。
また、カープレミアでは「カープレミアパーツ」としてリビルト・中古部品を推奨しており、自社グループ会社においても、リユースの生産から販売まで自社工場を有し低価格の実現を進めています。
「カープレミアパーツ」とは?
カープレミアのグループ会社が提供する自動車パーツです。整備・修理の際に、主に「中古・リビルト部品」といった「リサイクル・リユース部品」などの低価格で安心のパーツを提供しています。
中古・リビルト部品って何?
中古部品(リユース)は、使用済み自動車等から取外され、テスターによる点検、清掃などを行い商品化された部品です。リビルト部品は、中古部品(コア)を分解洗浄、消耗品交換や故障個所の交換を行い、性能をほぼ新品同等に回復させた部品です。
リビルト部品をオススメする理由
1.新品部品を利用するよりもコストパフォーマンスが良い事
2.リサイクル、リユースといった資源の有効活用に繋がること。
3.品質基準をクリアした部品で安心して使用できること。
中古・リビルト部品のメリット
新品部品と比較して部品にもよりますが、20%~30%ほど部品代金が抑えられるケースがあります。
その他、万が一の故障時に0円で修理対応する故障保証や、24時間365日対応可能なロードサービスなどのサポートも充実しています。安心・快適なカーライフは、「カープレミアガレージ」にお任せください。
※故障保証の利用は車両購入時に別途加入が必要です。
※この記事は、2022年12月時点での情報を元に執筆しています。