コロナ禍に入ってからは初となる行動制限なしで2023年1月13〜15日に幕張メッセで開催された「東京オートサロン2023」。今年は41回目で、あわせて341社が出展、来場者数は3日間合計で179,434名と大盛況でした。
筆者が注目した9台
ROHAN（IZAWA ART DESIGN）
オートサロン常連ショップにして、受賞しまくりの名店。昨年はミニバン・ワゴン部門の優秀賞受賞。これまでに4度の総合グランプリを受賞しています。ド派手なカスタムカーがなければオートサロンとは言えません。
光のあたり方で浮き出る模様が変わり、撮影が難しい。
ホンダ シビック タイプR-GT CONCEPT
近年のオートサロンは、主要自動車メーカー・インポーターが出展するようになりました。国産主要メーカーでは、モータースポーツへの取り組みの発表やスポーツ系・カスタム系の新型車発表の場にもしています。ホンダは2024年のSUPER GTに、これまでのNSXから、シビック タイプRで参戦、その開発中のマシンを披露しました。かっこいい！
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三菱 デリカ ミニ
三菱はオートサロン初日の1月13日から予約受注を開始するという、商魂たくましい新型車発表の場としていました。
コールマンとコラボしてカスタム。
三菱 eKクロス、eKクロス スペースは、この新型デリカ ミニにバトンタッチされるようです。
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トヨタ“ハチロク” カローラ レビン・スプリンター トレノ
黒山の人だかりができていたのがこちら。撮影できたのはレビン。レビンはEVで、なんとクラッチをもったマニュアルトランスミッションを搭載！トレノは水素エンジン車、これもなんと！当時の4A-GEエンジンのインジェクター周りを改造したもの。ガソリンエンジン車らしい振動や音を残したセッティングにしたそう。
「頭文字D」の主人公が乗るハチロクと同じ塗装。ボディサイドにあった「藤原とうふ店」の文字は、レビンに「電気じどう車」、トレノに「水素じどう車」と漢字とひらがなの表記を合わせていた。
プレスカンファレンスでは豊田章男社長が登壇、「トヨタはクルマ好きを誰ひとり置いていかない」と熱いメッセージを発信。また、量産EVがない時代のカローラ レビンの車名に「EV」の文字が隠れている（LEVIN）と、40年ぶりにEVとなって戻ってきたことも伝えていました。
モデリスタ トヨタ プリウス
フルモデルチェンジされたばかりのプリウス。素直にかっこいい。
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日産「ROOX SUITE CONCEPT」
日産は、ルークスをベースに「あなたの大切なパートナーと共に特別な日をお祝いするためのコンセプトカーを仕立てました」と伝えたカスタムカーを披露。
新幹線「グランクラス」のような豪華なシートを備えていました。車両後部に牽引されていたのは、ピアノ！これは斬新です。
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「ARTA」ホンダ NSX
これは芸術品。オートサロンのブースは、ところせましとクルマが並べられることが多いのですが、ARTAのブースはたっぷりと空間に余裕がありました。ホンダのブースの真横にありました。
ホンダの広報担当に「今回、ブースがかなり広いですね」と水を向けると「いや、隣のARTAがウチと同じような黒背景がベースで、NSXも置いてありますから、借景ですね」と言われました。
NATS「Alphard Super Dually」
NATS（日本自動車大学校）は、今年もやってくれましたね。
画角に収めるのが大変だった。でかい！
昨年はセンチュリーをカスタムして、豊田章男社長の目にも止まっていました。今年の渾身の1台は、アルファードとハイラックを合体させた高級ピックアップ。設定は、「アメリカのカスタムビルダーがもし日本のファミリーカーをカスタムしたら……」とのこと。ほかにも数々の「作品」が展示され多くの人の注目を集めていました。
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「bond」ランボルギーニ クンタッチ（カウンタック）LPI 800-4
車名のカタカナ表記は、本国の発音に近い「クンタッチ」。
ランボルギーニ カウンタックのデビュー50周年を記念して生産された復刻版。その生産台数はたったの112台！ランボルギーニジャパンが都内で開催したクンタッチ披露会で登場したのは、広報車や展示用車両ではなく、オーナーから借りたものでした。そんな貴重な1台がここに！
【コンフォート系】企業イメージ優先、正統派コンパニオン
モーターショーで多く見られる、いわばコンフォートな衣装の正統派のコンパニオンからご紹介。
モデリスタ
スズキ
両手を使って、スズキのブランドロゴ「S」の字を作ってポージング。
アルピーヌ
東京オートサロン イメージガール
イメージガール「A-class」は6人。撮影タイムは人だかりでこの1ショットが精一杯でした。
sparco
モータースポーツ用のシート、ヘルメット、グローブなどを製造。本社はイタリア。
【健康的・元気系】クルマ好き元気女子
派手な衣装のコンパニオンが多い中、こんな衣装が逆に目を引きますね。
ホンダ
ダンロップ
ロータス
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豊田自動織機
エンジンやコンプレッサー、電動車のバッテリーなどの製造のほか、トヨタ RAV4の車両製造も担う。
Liberty Walk
フェラーリ、ランボルギーニからプリウス、ジムニーまで幅広い車種をラインナップする、全国展開の大型カスタムショップ。
REVSPEED
カー用品などの最新ニュースや、日本全国のサーキット情報・走行会情報を提供するWebマガジン。
QUARTT FAB
アメ車のカスタムショップ。岐阜県各務原市。
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【かわいい系】肌の露出は多いけどお色気は控えめ
肌の露出が増えますが、お色気よりもかわいさを演出したコンパニオンがこちら。
EXEDY
トルクコンバーターやクラッチなどの駆動系部品のメーカー。
阿部商会
ビルシュタインやTHULEなどの輸入商社で、オイルやホイール、国産車・輸入車のパーツも取り扱う。
カヤバ（KYB）
四輪車ではショックアブソーバーをはじめとするサスペンションシステムや油圧制御機器のメーカー。鉄道関係も手掛けています。
OHLINS
スウェーデンが本拠地の、モータースポーツ用ショックアブソーバーメーカー。
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【The オートサロンのコンパニオン】お色気ムンムン！
オートサロンのコンパニオンといえば！
ジーテクニック
セラミックコーティング剤のブランド。
AZZURRE MOTORING
ランボルギーニ、フェラーリなどの高級スポーツカーの中古車販売からカスタム、チューニングまでを手掛けています。
Rowen
読み方は、ローウェン。国産車のエアロパーツをはじめとするカスタムパーツのブランド。
Valenti
ライト類のカスタムキット、LEDランプなどのブランド。本社は岐阜県羽島市。
OHLINS
スウェーデンが本拠地の、モータースポーツ用ショックアブソーバーメーカー。
EXEDY
トルクコンバーターやクラッチなどの駆動系部品のメーカー。本社は大阪。
スフィアライト
LED・HIDライト類のメーカー。
MONZA JAPAN ✕ Kosei
2社共同出展。ともにアルミホイールメーカー。
ROHANA
アメリカのアルミホイールメーカー。
ワイルド・スピード
今年5月に公開される映画『ワイルド・スピード』シリーズ最新作のプロモーション。
TOP SECRET
最高速チューンを得意とするチューンナップショップ。トップシークレットの代表は、300km/hオーバーの世界最高速度違反者で話題となった「スモーキー永田」さん。
Kei Zone
軽トラ、軽バンのカスタムパーツを製作する神戸の会社。
LEGANCE
トヨタ ハイエースのカスタムパーツを製作販売。
CREWCH（クルウチ）
国産スポーツカーの中古車販売からカスタム、チューニングまでを一貫して手掛ける。
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【分類不能】
RE雨宮
ロータリーエンジンのチューニングショップといえばここ。
トークセッションに参加していた、アパ社長、元谷芙美子さん。
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（撮影・文：宇野 智）
※この記事は、2023年1月時点での情報で執筆しています
