リセールバリューが高い軽自動車5選|2023年版

クルマを賢く買う クルマの購入ノウハウ

ひとつのクルマにずっと乗り続けるのならともかく、クルマを何年かで買い替えて乗る人も多いでしょう。その際に気になるのは下取り価格。どうにか高く買い取ってもらい、次のクルマへの出費を減らしたくなるのが本音です。ここではリセールバリューの高い軽自動車を紹介し、その理由などを解説していきます。

※ナンバリングは便宜上のもので価格やリセールバリューの順番を表すものではありません。

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No.1「スズキ ジムニー」ここまでの高値キープは異常事態

本格クロカン4WDの軽自動車として唯一の存在である、スズキ ジムニー。4代目となる現行モデルが2018年に発売されてから5年が経とうとしていますが、発売当初からの「納期1年」は一向に短くなりません。そればかりか、ここ1年では半導体やその他の部品不足により、逆に納期が伸びてきている傾向すらあります。

新車の納車待ち行列はどんどん長くなる一方です。ここまで人気が衰えないクルマは国産車では珍しく、すでに「欲しくてもすぐに買えないクルマ」として認識されてきているほどです。

こういったことが続くと需要と供給のバランスは、完全に狂ってしまいます。需要が圧倒的に多くなってしまうのです。登場当初からジムニーの中古車市場は高値安定で、ずっとキープしています。具体的にいえば、どんなに過走行でも150万円を切るプライスがつけられた個体はまず見つからないでしょう。新車価格で155.5万円からのクルマが、5年経った過走行車でもほぼ同じ金額で売られているという、異常なほどのリセールバリューです。

これだけ高値キープだと仕入れ値も当然上がっていきます。中古車の販売店も高くせざるを得ない状況なのです。販売店の利益率は、むしろ低いことの方が多いでしょう。メーカーの生産量が劇的に増えるか、バックオーダー分が解消しない限り、この状況は今後も続く可能性が高いです。

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No.2「スズキ エブリイワゴン」アウトドアシーンにピッタリはまる軽ワンボックス

ここ数年のアウトドアブームですっかり人気者になったのが、軽バン。特にエブリイの乗用タイプであるエブリイワゴンは、フレーム構造のシャシーを採用するためリフトアップのカスタムベース車両としても人気があり、中古車価格は高騰しています。

エブリイワゴンの人気の秘密は、なんといっても広大な室内です。この点だけはライバルのダイハツ アトレーも同様ですが、キャンプや車中泊をしながら旅をする人にとってこれほど日本の道路事情に適した存在はありません。

ほぼフラットになる荷室も人気の理由のひとつです。フロアが低く積載性の優れるところは、商用車ベースならではの魅力。自転車やサーフボード、釣りといった、道具が大きな趣味の人たちからも支持を得ています。趣味グルマとして申し分ない性能と使い勝手を両立させているエブリイワゴンは、趣味を楽しむ人にとって魅力的に映るでしょう。

3年落ちの過走行車でも100万円を下回ることが少ないほど、高い人気を誇るエブリイワゴン。軽自動車としてはボディが重くなるため、ターボエンジンを必ずラインナップしている点も見逃せないポイントです。

OEMでも供給しているので、マツダや日産、三菱といった他ブランドも含めれば自分の希望が見つかりやすくなるといった点も、エブリイワゴンならではのうれしいところです。

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No.3「ダイハツ ムーヴキャンバス」見劣り率ゼロの旧型が高値キープ

スーパーハイトワゴンほど全高が高くなく、それでいてリアがスライドドアとなっているムーヴキャンバス。限りなく起こされたフロントガラスによって生み出される広い室内空間に、NAエンジンとは思えないほど機敏な動力性能、そしてフォルクスワーゲンバス(タイプ2)のような2トーンカラーも選べるポップで豊富なボディカラーなどが支持され、発売されると同時に人気車種となりました。

販売台数が多いということは中古車市場に出回る数も多いと思われがちですが、キャンバスに関してはほかのハイトワゴンに比べると若干少なく、価格も高めです。これは回転のいい証拠で、不動在庫が少ないということ。中古車でも人気の高さは変わらないということです。3年落ちで探しても100万円を切ることが珍しいほど。ハイトワゴンでは、唯一といってもいいほどの人気車種です。

2022年にはフルモデルチェンジをしましたが、完全なキープコンセプトのため旧型でもまったく見劣りしません。そこも人気の秘密かもしれません。

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No.4「ホンダ N-BOX」日本でもっとも人気がある不動の販売台数1位

「独り勝ち状態はこのままいつまで続くのだろう?」と先が知りたくなるくらい売れに売れている、ホンダのN-BOX。販売台数1万台を切る月はほぼなく、2022年の1年間では20万台も売れた、軽自動車だけでなく日本の自動車の中で一番販売台数の多いクルマです。2022年の年間販売台数1位獲得で、軽自動車では8年連続での達成となりました。

2017年9月に登場した現行の2代目N-BOXですが、質感の高さが最大の魅力といえるでしょう。静的動的の両方ともに当時の軽自動車レベルを遥かに上回るもので、実際に乗れば登場から6年経った今でもトップクラスの上質感だということに驚きます。この登録車並みの上質感こそN-BOX最大の勝因であり、その後の軽自動車のハードルを一気に引き上げてしまいました。

流石に売れているだけあり中古車市場に出回っている数も多いのですが、需要もその分多いので相場は高値安定しています。2023年1月現在、3年落ちの個体でようやく100万円切りがチラホラ見られるようになってきましたが、5年落ちでも80万円を下回る個体が珍しいほどです。この状況は次期モデルが登場するまでは安定するでしょうし、3代目が登場しても2代目の人気は続くと思われますのでしばらくは高値で推移すると予想されます。

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No.5「ダイハツ タント」新グレードファンボックスの存在が後押し!?

現在のスーパーハイトワゴン全盛期は、ダイハツ タントの登場によって築き上げられてきました。2代目から採用されている助手席側がピラーレス構造のミラクルオープンドアが代表的な特徴ですが、ユーザーの使いやすさを重視した作りが多くの支持を得ています。

ここ数年はライバルのN-BOXやスズキ スペーシアに販売で負けることが多かったタントですが、2022年の7月に実施されたマイナーチェンジでデザイン変更を行い、見事に形成逆転しました。カスタムはさらに押し出し感の強いフロントマスクへ。そして、新たなデザインラインとしてアウトドアテイストの「ファンクロス」が追加されました。

ライバルのスペーシアは、同じアウトドア系の「スペーシアギア」が人気を後押ししていましたが、軽SUVモデルのハスラーとの共通性が感じられました。タント ファンクロスも同様に、無骨でワイルドなデザイン性は軽SUVタフトに似ていて、クロスオーバーさせていることがよくわかります。

現在でも3年落ちで100万円未満が少ない人気車種のタントですが、このファンクロスの登場によってさらに盤石になったといってもいいでしょう。

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【まとめ】今後発売が予定されるモデルにも注目!

軽自動車にも魅力的なモデルが多く、これらはみな中古車市場でも高値で取引されています。特にSUVやスーパーハイトワゴンはこれからも人気は続くでしょう。そしてアウトドアテイストのワゴンも見逃せません。三菱のデリカミニや、噂されるN-BOXのアウトドアバージョンなど、これから出てくるモデルも高値安定が予想されます。リセールバリューを見極めるのなら、人気車種は必ず相場をチェックするようにしましょう。そうすれば損のない買い方が見えてくるはずです。

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※この記事は、2023年2月時点での情報で執筆しています

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