5ナンバーサイズのコンパクトミニバンとして、ホンダ フリードとともに子育て世代から人気が高いトヨタ シエンタ。2022年には3代目にフルモデルチェンジしました。ただ、3代目はまだ初回継続車検までかなり時間があるので、ここでは初代と2代目の車検についてお伝えします。
トヨタ シエンタの車検を受ける前に…
シエンタは3代目がデビューしたばかりですが、初代がデビューしたのは2003年9月と約20年前になります。というのも初代は2010年に一度生産が終了したものの、諸事情により2011年から生産が再開されたため延べ12年間販売されるという特異なモデルだったから。初代にはかなり古い車両もあるので、車検時は予算に余裕を持っておいたほうがいいでしょう。
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【2代目】 トヨタ シエンタ(2015年7月~2022年7月)
2代目シエンタはデザインを初代から大きく変えて登場。『アクティブ&ファン』というキーワードを掲げ、ビビッドなカラーが似合うヨーロッパテイストを盛り込んだモデルになりました。
低床フロアとパッケージングの工夫により初代の弱点だった3列目席の狭さも解消。ライバルモデルと肩を並べる居住性を実現しました。パワーユニットは1.5Lガソリンエンジンとハイブリッドが用意されました。
【初代】 トヨタ シエンタ(2003年9月~2010年8月、2011年5月〜2015年6月)
両側スライドドアを備えたコンパクトミニバンとしてデビュー。わずか4,100mmというコンパクトなボディに3列シートを搭載。ただし、3列目席はエマージェンシーシートのようなものになります。
誰もが楽に使えるユニバーサルデザインを掲げて設計されていて、シートアレンジなどが楽に行えるようになっています。
2011年に復活した際に四角いライトで表情を変えたシエンタダイスもラインナップに加わりました。
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トヨタ シエンタの車検費用の相場はいくら?
車検費用は、「法定費用」と「整備費用」の2つがあります。法定費用は国が定めた自動車重量税と自賠責保険料(自動車賠償責任保険)は、どこで車検を受けても金額が変わりません。法定費用のうち検査費用(印紙代・証紙代)は整備を受ける場所が指定工場(=民間車検場)かそれ以外かで600〜700円異なります。整備費用は、車検を受ける店、工場によって金額が変わってきます。
【2代目】トヨタ シエンタの車検費用の相場
2018年8月までの前期モデルは、3度目の継続車検を迎えるものもあります。クルマの使い方によっては走行距離が伸びて消耗部品の交換が必要になるケースも出てくるころ。ただ、クルマのキャラクター的にハードな使い方をしているものは少ないはずなので、車検を通すために大掛かりな整備が必要になるケースは少ないでしょう。
自動車重量税の区分はガソリン車・ハイブリッド車ともに1〜1.5tで、ハイブリッド車はエコカー減税の対象になります。
【2代目】トヨタ シエンタの法定費用
自動車重量税 | ハイブリッド車:¥15,000 ガソリン車:¥24,600 |
---|---|
自賠責保険料(24ヵ月) | ¥20,010 |
検査手数料(印紙代・証紙代) | 指定工場:¥1,800(電子申請:¥1,600) 認証工場:¥2,300 |
合計 | ¥36,610〜¥46,910 |
※自賠責保険は沖縄県・離島など一部地域は上記保険料例と異なります。
■自賠責保険は25ヵ月分かけるケースもある
自賠責保険は、次回車検までの期間分加入します。次回車検までなら24ヵ月の加入でいいのですが、実は車検の有効期限満了は夜24時までなのに対し、自賠責保険の有効満了は正午12時までと、12時間のズレがあります。そのため、車検をギリギリのタイミングで受ける場合、数時間の保険未加入期間が発生してしまいます。
自賠責保険に加入していないクルマは公道を走行できないだけでなく、車検を通すこともできません。このような事態を防ぐために自賠責保険を25ヵ月分かけるケースがあります。
【2代目】トヨタ シエンタの車検整備費用の相場
後期モデルだと初回〜2度目の継続車検、前期モデルは2〜3度目の継続車検になる2代目シエンタ。乗り方にもよりますが、まだ車検を通すための大掛かりな整備が必要になるケースは少ないはずです。
編集部がインターネットで調べたところでは、5万円以内から10万円を超えるくらいの間が最も多い実際の車検整備費用でした。法定費用と車検整備費用の合計の相場は、6〜15万円程度となります。
【初代】トヨタ シエンタの車検費用の相場
初代シエンタの自動車重量税の区分は1〜1.5tになります。デビューから時間が経っていて、ハイブリッド車の設定もないため、エコカー減税の対象ではありません。また、年式によっては「13年経過」「18年経過」の重加算対象になります。
【初代】トヨタ シエンタの法定費用
自動車重量税 | ¥24,600 |
---|---|
自賠責保険料(24ヵ月) | ¥20,010 |
検査手数料(印紙代・証紙代) | 指定工場:¥1,800(電子申請:¥1,600) 認証工場:¥2,300 |
合計 | ¥46,210〜¥46,910 |
※自賠責保険は沖縄県・離島など一部地域は上記保険料例と異なります。
※自動車重量税が「13年経過」の重加算対象車は¥34,200、「18年経過」の重加算対象車は¥37,800になります。
【初代】トヨタ シエンタの車検整備費用の相場
モデル末期のものはまだ初度登録から10年経過していませんが、デビュー時のものは20年近く経過しているため、車検を通すために消耗部品の交換が必要になることが十分に考えられます。
編集部がインターネットで調べたところでは、5万円程度から20万円弱の間が最も多い実際の車検整備費用でした。法定費用と車検整備費用の合計の相場は、10〜25万円程度となります。
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トヨタ シエンタの車検費用を「安く・安心」に済ませる方法〜「カープレミアガレージ」とは
「カープレミアガレージ」では、国家資格を持った整備士が点検に対応するため、クルマに関する疑問点や不安点は何でもご相談いただけます。また、定期点検などのサービスも行っているため、長期的なクルマの管理も安心して任せることができます。
また、カープレミアでは「カープレミアパーツ」としてリビルト・中古部品を推奨しており、自社グループ会社においても、リユースの生産から販売まで自社工場を有し低価格の実現を進めています。
「カープレミアパーツ」とは?
カープレミアのグループ会社が提供する自動車パーツです。整備・修理の際に、主に「中古・リビルト部品」といった「リサイクル・リユース部品」などの低価格で安心のパーツを提供しています。
中古・リビルト部品って何?
中古部品(リユース)は、使用済み自動車等から取外され、テスターによる点検、清掃などを行い商品化された部品です。リビルト部品は、中古部品(コア)を分解洗浄、消耗品交換や故障個所の交換を行い、性能をほぼ新品同等に回復させた部品です。
リビルト部品をオススメする理由
1.新品部品を利用するよりもコストパフォーマンスが良い事
2.リサイクル、リユースといった資源の有効活用に繋がること。
3.品質基準をクリアした部品で安心して使用できること。
中古・リビルト部品のメリット
新品部品と比較して部品にもよりますが、20%~30%ほど部品代金が抑えられるケースがあります。
その他、万が一の故障時に0円で修理対応する故障保証や、24時間365日対応可能なロードサービスなどのサポートも充実しています。安心・快適なカーライフは、「カープレミアガレージ」にお任せください。
※故障保証の利用は車両購入時に別途加入が必要です。
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※この記事は、2023年1月時点での情報を元に執筆しています。