【2022年2月にデビューした新型全8車種まとめ】日本再上陸のヒョンデとキャラバンに注目が集まる

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2022年2月に発表・発売された新型車は全9モデルでした(日本国内市場においての発表・発売)。その中で注目が集まったのは、日本市場再参入となるヒュンダイから『ヒョンデ』と呼び名を変えた『Hyundai』。そして、日産の商用キャブバン『キャラバン』。

このほか、ニッチなカテゴリーではあるものの、F1の技術を市販車に持ち込んだルノーの新型SUV『アルカナ』、アウディのシティ派プレミアム・ハイパフォーマンス・コンパクトSUVの『SQ2』、そして伝統の後輪駆動が引き継がれたBMW『2シリーズ クーペ』といった個性モデルも日本市場で発表・発売となりました。

それでは、2022年2月にデビューした新型車それぞれの特徴、ハイライトをお伝えします。

【アウディ SQ2】シティ派プレミアム・ハイパフォーマンス・コンパクトSUV

アウディで最もコンパクトなSUV『Q2』のハイパフォーマンスモデル『SQ2』が2022年2月7日に発売されました。

『SQ2』の全高は1.55m以下で、国内都市部の機械式立体駐車場に入庫可能なボディサイズ。パワートレインは、最高出力300PS、最大トルク400N・mを発生する直列4気筒ガソリンターボエンジン、電子制御四輪駆動システム『quattro』と7速ATを組み合わせています。

車両価格は、608万円(モノグレード)。

【ヒョンデ IONIQ 5・NEXO】EVとFCVで日本再上陸

『IONIQ 5』

『NEXO』

2010年に日本市場から撤退した『Hyundai』が2モデルのZEV(ゼロ・エミッション・ビークル)で再参入。2022年2月8日に、その発表会が行われました。

ブランド名の読み方は世界統一され「ヒョンデ」となりました。ラインナップは、EVの『IONIQ 5(アイオニック5)』とFCV(水素が燃料のフューエル・セル[燃料電池]・ビークル)『NEXO(ネッソ)』。

ディーラーはもたないオンライン販売形態のほか、カーシェア、カーリースも同時に推進する新しいマーケティング手法が注目されています。

『IONIQ 5』の車両価格は、479〜589万円、『NEXO』は約776万円。

【BMW i4】544馬力の『M50』もラインナップするモンスターEV・4ドアクーペ

Fabian Kirchbauer Photography
BMW i4

BMWのDセグメント・4ドアクーペ『4シリーズ グラン クーペ』のEV『i4』が、2022年2月16日に日本国内発売されました。デリバリーは本年3月以降とのことです。

『i4』は、日本初認可を取得したハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能を搭載。標準モデルとなる『eDrive40』は最高出力250kW(340PS)・最大トルク430N・mを発生するモーターをリアに搭載し後輪を駆動、バッテリー容量は83.9kWh、航続距離604km(欧州値)。

ハイパフォーマンスモデル『M50』は前後輪にモーターを置く四輪駆動で、システム合計最高出力は400kW(544PS)・最大トルク795N・mを誇っています。

バッテリー容量は2モデルとも同じ83.9kWHで、航続距離は546km(欧州値)。価格は『eDrive40』が750〜790万円、『M50』が1,080万円。

【ルノー アルカナ】F1で磨いたハイブリッド技術を市販SUVにフィードバック

VERSION R.S. LINE – TEINTIER – ORANGE VALENCIA

ルノーから新型クーペSUV『アルカナ』がデビュー、2022年2月14日に日本国内発表されました。

『アルカナ』は、F1の技術を活かしたルノー独自ハイブリッドを搭載し、レースマシンに採用されるドグ(常時噛み合い式)ミッションを組み合わせていることが特長。ドグはシフトチェンジが非常に難しいものですが、効率がよくモータースポーツの世界でよく用いられています。

ルノーは独自の電子制御により市販車にもドグ・ミッションを採用することを可能にし、高効率、低燃費と走りの良さを両立したといいます。

【フィアット デュカト】欧州では定番商用車。キャンピングカー需要に応えて日本上陸

フィアットのベストセラー商用車『デュカト』が「ジャパンキャンピングカーショー2022」が開催された2022年2月10日に日本上陸しました。

フィアットブランドのインポーター、FCAジャパン(2022年3月1日から、PSAジャパンと合併し「ステランティス ジャパン」となった)は、『デュカト』の販売は、BtoBを想定しているといい、主にキャンピングカー架装業者をターゲットにしているとのことです。

【BMW 2シリーズ クーペ】伝統の後輪駆動は継承されてフルモデルチェンジ

BMWのエントリークラスとなる2ドアクーペ「2シリーズ クーペ」がフルモデルチェンジ、2022年3月1日に日本国内発売されました。

2シリーズは、2ドアクーペのほか、4ドアクーペの『グラン クーペ』、MPVの『アクティブ ツアラー』、ミニバンの『グラン ツアラー』と多彩なラインナップを誇りますが、2ドアクーペ以外はすべてFF(前輪駆動)モデルでした。

フルモデルチェンジした『2シリーズ クーペ』は、BMWの伝統、後輪駆動を継承。約50:50の理想的な前後重量配分を実現しています。

エンジンは、直列4気筒2.0Lガソリンターボ を搭載、最高出力184PS・最大トルク300N・mを発生、8速ATを組み合わせています。車両価格は508〜550万円となっています。

【日産 キャラバン(ディーゼル)】パワートレインを一新し打倒ハイエースへ

日産の商用キャブオーバーバン、『キャラバン』のディーゼルモデルがマイナーチェンジ、2022年2月28日に発売されました。ガソリン車は、2021年10月にマイナーチェンジを済ませています。車名はこれまで『NV350 キャラバン』でしたが、かつての車名『キャラバン』に戻りました。

新型『キャラバン』は、フロントグリルデザインなどを刷新、ボディカラーに、ホワイトパールなど3つの新色を追加しました。

パワートレインも刷新され、排気量は2.7Lから2.4Lへダウンサイジングされたものの、最大トルクが356N・mから370N・mへアップした新しいディーゼルエンジンを搭載、トランスミッションは7速ATに多段化され、燃費は12.4km/Lから13.9km/L(JC08モード)と12%向上しています。車両価格は309万5,400円〜418万2,200円となっています。

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※この記事は、2022年3月時点での情報を元に執筆しています。

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