【新型 BMW 2シリーズ クーペ】後輪駆動は継承!『M240i』と『220i』を見比べてみた

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2022年2月25日、BMWはフルモデルチェンジした2ドアクーペの新型『2シリーズ クーペ』を、同年3月1日から発売することを発表しました。

『2シリーズ クーペ』はBMWのラインナップでは最もコンパクトなスポーツクーペ。初代は、2013年に『1シリーズ クーペ(E82型)』の後継モデルとしてデビューし、今回のフルモデルチェンジで3代目となりました。

2シリーズ クーペは、BMWの歴史の中では新しいモデルではありますが、その源流は1970年代の名車『2002』にさかのぼり、BMWの「駆け抜ける歓び」を体現したモデルです。

本記事では、『2002』と新型3代目『2シリーズ クーペ』の共通点にふれながら、『M240i』と『220i』の違いに着目して紹介します。

エクステリア『M240』と『220i』を見比べてみよう

顔つきが差別化されたフロントデザイン

220i

M240i

大きく異なるのは、フロントバンパー。開口部が大きくアグレッシブな印象を受けるのが『M240i』です。

BMWを象徴する『キドニーグリル(キドニー=腎臓)』のふち取りがクロームなのが『220i』、つや消しなのが『M240i』。グリルの内側のフィンの造形も異なり、『M240i』には専用のものが与えられます。

『220i』は、ラグジュアリー・クーペの印象が強めです。

M240i専用の“タービン スタイル”キドニーグリル。ハイグロス・ブラック塗装が施されている。

220i

M240i

両車ともに、LEDアダプティブヘッドライトが装備されています。新型2シリーズには、2灯式ヘッドライトが与えられていますが、これは1970年代の名車『2002』通称“マルニ”をオマージュしています。

1973年にデビューしたBMW『2002 ターボ』は、量産車として世界で初めてターボエンジンを搭載、その卓越した走行性能により世界中から注目を集めた。

ボディサイドの基本デザインは変わらず。ホイールにM専用を設定

220i

220i

M240i

長いエンジンフード、短いオーバーハング、リアタイヤ回りでは力強く張り出したホイールハウスに支えられた埋込み型のパッセンジャー・セルが特徴的です。

ボディサイドのデザインの基本は同じです。ホイールはM専用のものが与えられます。

M240iのドアミラーには『M ミラー キャップ』が与えられる。220iは、ボディカラーと同色。

M240iは、『M ライト・アロイ・ホイール・ダブル・スポーク・スタイリング』を装着する。後輪駆動モデルは18インチ、四輪駆動モデルは19インチとなる。

リアデザイン

220i

M240i

リアのデザインには相違点がいくつかあります。すぐに目が付くのは、リアバンパーの形状、マフラーフィニッシャー。

220i

M240i

220i

M240i

フロントデザインの相違点と同様、M240iのほうがスポーティーでアグレッシブな印象を受けます。

220i

M240i

リアコンビネーションランプの形状は同じ。M240iのバッジには「M」の称号が与えられます。

インテリア

ドライバーがクルマとのコミュニケーションをとり、常にふれるステアリングには、新たにデザインされたマルチ・ファンクション・スイッチを備えたスポーツ・レザー・ステアリング・ホイールが装備されました。

インテリア・デザインは、BMWらしいスポーティな仕上がりです。広報画像は、M240iのものしかないため、220iとの比較ができませんが、基本デザインは同じとなります。

センターコンソールには、ニーパッドが付いています。ハードな走行でもドライバー、助手席の乗員ともに、姿勢を保ちやすくなるよう配慮されました。

運転席右

ドアトリムにはアンビエントライトを装備

M240i

シートはグレードにより差別化されています。『220i』は、ブラックのコンビシート、オイスター(白系)とブラックのヴァーネスカ・レザーの3タイプのみとなりますが、『220iM Sporti』と『M240i』には、コニャック(赤褐色)、レッド、ブルーステッチ付きのブラックの3タイプのヴァーネスカ・レザーが追加され選択肢が増えます。

伝統の後輪駆動を継承したパワートレイン

BMWのエントリーモデル、1シリーズがFF(前輪駆動)になり、2シリーズ グラン クーペもFFとなり、2シリーズ クーペの新型発表の前までは、駆動方式がどうなるのか、ファンは不安まじりの注目をしていましたが、新型2シリーズ クーペは、BMW伝統の後輪駆動を継承しました。

BMWにとって「2」は特別な意味を持っています。今から56年ほど前の1966年にデビューした『BMW 1600』はコンパクトなボディにパワフルなエンジンを搭載した4ドア・セダンで注目を集めました。その後に追加された、2ドアクーペのモデル『02』が追加され、これ以降、BMWの「駆け抜ける歓び」のシンボルとなりました。

『M240i』は、最高出力387PS、最大トルク500N・mを誇る、3.0L直列6気筒ターボガソリンエンジンを搭載、50:50の前後重量バランスをもった『xDrive』四輪駆動システム、8速スポーツATが組み合わせられ、0−100km/h加速は4.3秒をマークしています。

『220i』は、最高出力184PS、最大トルク300N・mを発生する、2.0L直列4気筒ターボガソリンエンジンを搭載、8速ATが組み合わされ、0−100km/h加速は7.3秒をマークしています。

車両価格とグレード

220i スタンダード:508万円
220i M Sport:550万円
M240i xDrive :758万円

デリバリーは、2022年3月以降と発表されています。

(画像:BMW ※すべて欧州仕様)

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※この記事は、2022年3月時点での情報を元に執筆しています。

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