「タイヤの組み換え、履き替えの工賃はいくら?」タイヤ交換との違いとは?

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“賢くカーライフを楽しむためのQ&A”「タイヤの組み換え、履き替えの工賃はいくら?」「タイヤ交換との違いとは?」といった疑問に、カープレミアマガジン編集部がお答えします!

Q1:タイヤの組み換え、履き替えとは何ですか?タイヤ交換 の違いは何ですか?

タイヤの「組み換え」とは、ホイールからタイヤを取り外し、新しいタイヤをそのホイールに取り付けることをいいます。タイヤ交換にはタイヤ付きホイールのクルマからの取り外し、取り付け作業である「履き替え(脱着)」ということも含みます。サマータイヤからスタッドレスタイヤに入れ替えるときや、その逆のときなど、ホイールは同じでタイヤだけを交換する作業が組み換えであり、さらに履き替え(脱着)を行うことでタイヤ交換が完了します。サマータイヤにもスタッドレスタイヤにも専用ホイールがある場合は、履き替え(脱着)のみでタイヤ交換は完了となります。

Q2:タイヤの組み換え、履き替えと、タイヤのローテーションは何が違いますか?

タイヤのローテーションとは、四輪のタイヤのすり減り方を均一化することを目的として、前後左右のタイヤを入れ替えることをいいます。なお、このとき、ホイールからタイヤは外さずに入れ替えますので「組み換え」作業は発生しません。タイヤの回転方向が定められている場合は、左右のタイヤの入れ替えができませんので、前後輪のみを入れ替えます。タイヤの組み換えは、古いタイヤをホイールから外して、他のタイヤを取り付ける作業を指すので、ローテーションとは目的が異なります。ローテーションを行う場合もクルマからの履き替え(脱着)作業は発生します。

Q3:タイヤ交換、組み換え、履き替えは、どういった作業をしますか?

タイヤの交換は、次のような工程があります。

  1. クルマからタイヤ・ホイールを取り外す:履き替え(脱着)作業
  2. ホイールからタイヤを取り外す:組み換え作業
  3. ホイールに別のタイヤを取り付ける:組み換え作業
  4. 取り付けたタイヤ・ホイールのバランス調整をとる:バランス調整
  5. バランスどりを終えたタイヤ・ホイールをクルマに装着する:履き替え(脱着)作業

タイヤをホイールから取り外したり、取り付けたりするときは「タイヤチェンジャー」と呼ばれる専用の機械を使用します。機械なしにDIYで作業することはほぼ困難です。タイヤの組み換えは専門業者にお願いしましょう。

ホイールバランス調整とは、専用の機械を使ってタイヤを回転させ、むらなく回転するようにバランサー(おもり)を取り付けることをいいます。タイヤ・ホイールはほぼ真円ですが、多少の製造誤差はあり必ずしも回転の中心に重心がきているわけではありません。また、空気を入れるバルブ部分は、その反対側に比べて重くなります。ホイールバランス調整を行う機械は、タイヤを回転させて、どの位置にどの重さのバランサーを付ければいいのかをコンピューターが計算してくれます。

Q4:タイヤの組み換え、履き替えの工賃はいくらですか?どこが安いですか?

タイヤの組み換え(+履き替え)の工賃は、1輪あたり1,000〜4,000円ほどと開きがあります。そもそも店によって価格設定に違いがあります。また、店によってタイヤが小さい軽自動車などは安く、SUVなど大きなタイヤは高く設定されていたりすることもあります。なお、高級車やトラックなどの場合はさらに工賃は高くなります。以下の費用はそのような特別な車両は除外して算出しています。

タイヤの組み換えは、必ず最後にホイールバランス調整を行います(Q2を参照)。この料金は別途必要になります。ホイールバランス調整の料金は、1本あたり500〜1,000円が相場です。この料金の開きの理由は、前述のタイヤの組み換えの料金差と同じです。また、古いタイヤを廃棄する際には1本あたり500〜1,000円前後の費用が必要です。

4本のタイヤの組み換え(+履き替え)をして、ホイールバランス調整を行い、古タイヤの廃棄を依頼した場合の合計金額は、5,000〜24,000円前後となり、タイヤの大きさや実施する店によって価格差があります。

タイヤの組み換えは、ガソリンスタンドでも対応してくれますし、街の自動車整備工場でもやってくれます。一般的に、ディーラーは総じて工賃が高いとされています。イエローハットやオートバックスなどの大手カー用品店や、タイヤ館などのメーカー系タイヤ専門ショップが安いという話もありますが、店舗によって価格設定が違うことも多々あります。街の自動車整備工場の、工賃と技術レベルのバランスは意外に良いとも言われることもあります。

一般的に新しいタイヤをそのお店で買った場合に比べて、通販などで買って持ち込む場合には工賃が高くなり、持ち込みはそもそも断られる可能性もあります。

タイヤ交換はどこで行うのがいいのか知りたい方は

なお、ホイール付きスタッドレスタイヤなど、履き替え(脱着)のみの場合は1本あたり500〜1,500円程度が相場です

安くタイヤの組み換えをしたいときは、どこでタイヤを買うかも含め、ディーラー、カー用品店、タイヤ専門ショップ、ガソリンスタンド、自動車整備工場など、それぞれ便利なところに料金を確認しましょう。

「カープレミアガレージ」とは

「カープレミアガレージ」では、国家資格を持った整備士が点検に対応するため、クルマに関する疑問点や不安点は何でもご相談いただけます。また、定期点検などのサービスも行っているため、長期的なクルマの管理も安心して任せることができます。

また、カープレミアでは「カープレミアパーツ」としてリビルト・中古部品を推奨しており、自社グループ会社においても、リユースの生産から販売まで自社工場を有し低価格の実現を進めています。

「カープレミアパーツ」とは?

カープレミアのグループ会社が提供する自動車パーツです。整備・修理の際に、主に「中古・リビルト部品」といった「リサイクル・リユース部品」などの低価格で安心のパーツを提供しています。

中古・リビルト部品って何?

中古部品(リユース)は、使用済み自動車等から取外され、テスターによる点検、清掃などを行い商品化された部品です。リビルト部品は、中古部品(コア)を分解洗浄、消耗品交換や故障個所の交換を行い、性能をほぼ新品同等に回復させた部品です。

リビルト部品をオススメする理由

1.新品部品を利用するよりもコストパフォーマンスが良い事
2.リサイクル、リユースといった資源の有効活用に繋がること。
3.品質基準をクリアした部品で安心して使用できること。

中古・リビルト部品のメリット

新品部品と比較して部品にもよりますが、20%~30%ほど部品代金が抑えられるケースがあります。

その他、万が一の故障時に0円で修理対応する故障保証や、24時間365日対応可能なロードサービスなどのサポートも充実しています。安心・快適なカーライフは、「カープレミアガレージ」にお任せください。
※故障保証の利用は車両購入時に別途加入が必要です。

カープレミアならクルマの検索や故障の症状検索ができる

※この記事は、2022年5月時点での情報を元に執筆しています。

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