EVシフトの声がだんだんと大きくなってきた2022年。しかし、まだまだピュアなスポーツカーも熱い!本記事では、2ドアクーペのスポーツカーに絞って、筆者おすすめの10モデルをご紹介します!
【マツダ ロードスター】人馬一体の走りを愉しむライトウェイト・オープンカー
CAP/ロードスター・車両価格:260万1,500〜339万4,600円・発売:2015年5月(現行4代目)
世界中から称賛を受けているライトウェイト・スポーツのオープンカー「ロードスター」。
エントリーグレードの「S」なら1トンを切る身軽さで、最下位グレードという位置づけより、よりピュアな走りを楽しむグレードと理解したい。中〜上級グレードに装備されるリアスタビライザーは外され、LSDも省略され、ヒラヒラと舞うような軽快なハンドリングと、適度にリアがロールするコーナリングは、NAロードスターを彷彿とさせます。マツダ開発陣も「S」信奉者が多いといいます。
2021年12月に一部改良を実施し、追加された特別仕様車「990S」は、「S」をベースにバネ下重量を4輪合計で3.2kg軽くしたロードスター最軽量モデル。さらにオツな走りが楽しめます。990の数字は車両重量を示します。
ちなみに「S」「990S」は、遮音材も省略され、エンジン音がしっかりと室内に入ります。これもまた味。
中〜上級グレードも文句なしで走りを楽しめます。
【日産 GT-R】熟成を極めた国産最強スポーツカー
CAP/GT-R・車両価格:1,082万8,400〜1,277万2,100円・発売:2007年12月(GT-Rとしては初代)
まずは日産が今もGT-Rを生産し続けてくれていることに感謝したい。世界に誇れるスポーツカー。
エンジンスタートボタンを押した瞬間から、GT-Rの世界に包まれます。エンジンに火が入った瞬間、クルマの至る所からカチャカチャ、ガチャガチャとメカメカしい音を立てながら目を覚まします。
3,000回転以下ではピュア・スポーツカーとは思えない扱いやすさ。ターボが利く3,500回転以上では、異次元の加速を見せ、高速域のコーナリングはまるでレールの上を走っているかのように、ひとつも修正舵を入れずに駆け抜けます。
2007年のデビューから、14年が経過していますが古さを一切感じさせず、むしろ熟成を極めた走りを感じさせます。
【トヨタ GR86】2代目になってさらに走りに磨きがかかった
CAP/トヨタ GR86・車両価格:279万9,000〜351万2,000円・発売:2021年107月(2代目)
2021年7月にフルモデルチェンジし、エンジンは2.4Lへスケールアップしました。排気量が大きくなったことから、走りには余裕が生まれ、磨き抜かれた足回りとシャシーによって卓越した走行性能を誇ります。
こんな新型スポーツカーが、300万円を切る価格で発売されたのもうれしいポイント。
【スバル BRZ】GR86とは性格が異なる一卵性双生児
CAP/スバル BRZ・車両価格:308万0,000〜343万2,000円・発売:2021年7月(2代目)
GR86の双子車「BRZ」。一卵性双生児といったほうがより正確でしょう。双子でも性格は明らかに違います。
筆者はまだ2モデルともに乗ったことがないので受け売りですが、かなりイイクルマに仕上がっているともっぱらの評判です。
【トヨタ/ダイハツ コペン GR SPORT】軽いは正義。キビキビ走る軽スポーツ・オープンカー
CAP/コペン GR SPORT・車両価格:238万2,200〜243万7,200円・発売:2019年10月(初代)
ダイハツのオープンカー「コペン」を、トヨタのGRが手を加えたら、シャキッとしたライトウェイト・スポーツカーになりました。トヨタ、ダイハツの両ディーラーで販売され、車体にはメーカーのエンブレムがありません。
シャシーにメンバーを追加して補強、足回りを引き締めただけですが、あら不思議。とてもキビキビとした走りを披露します。軽いスポーツカーは正義、を感じる1台。CVTでも気持ち良く走ります。
もっと評価され、注目を集めてもいいクルマなんですが、セールスはいまいち。もうちょっとお金を出せば、ロードスターが買えてしまうという価格がネックなのでしょうか。
【BMW M4クーペ】圧倒的ハイパワーを後輪だけで受け止めるFRモデルは希少
CAP/M4・車両価格:1,298〜1,490万円・発売:2021年1月(代目)
フルモデルチェンジ時に先に上陸したのは、最高出力510PS(コンペティション)という圧倒的ハイパワーを、後輪だけで受け止めるFRモデル。後に「x-Drive」四輪駆動モデルが追加されましたが、このFRモデルは今や貴重な存在です。
無印の「M4」でも最高出力は480PS。こんなにパワーがいらないよ、という方は「M440i」をどうぞ。同じプラットフォーム、パワートレインの「M330i」と比較すると、M440iはまるで違うクルマのよう。スルスルとかっ飛んでいく…なんとも形容しがたい、絶妙な走りを見せます。
巨大なキドニーグリルも見慣れてきたころ。秀逸なデザインで「2021-2022 デザイン・カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞しています。
【ポルシェ 911 カレラ(クーペ)】長い歴史に裏付けされた、期待を裏切らないスポーツカー
CAP/911 カレラ クーペ・車両価格:1,429万円・発売:2018年11月(8代目)
1964年のデビュー以来、一貫してRRレイアウトの水平対向エンジンを搭載するというパッケージが守られています。
現行モデルは8代目。いつの時代もポルシェ 911は世界を代表するスポーツカーのひとつとして高い評価を受けています。
本記事でピックアップしたのは「無印」の911。素の911。「最安価グレード」や「エントリーグレード」といったら失礼です。最もベーシックなモデルでも、高い走行性能をしっかりと発揮する、正統派スポーツカー。
【アルピーヌ A110】ちょうどいい大きさのミッドシップ・スポーツ
CAP/A110 ・車両価格:799〜864万円・発売:2018年6月(通算2代目)
1963年にデビューし、数々のラリーで優勝を飾った名車が、2017年に復活。2代目は、最高出力252PSを発生する1.8Lターボエンジンを、1トンと少しの軽量ボディへミッドシップでレイアウトしました。
運転すると、ちょうどおしりのあたりに重心がきていることがよくわかります。気持ち良くクルクルと回る、ドライバリティあふれるスポーツカーです。全長4,205mmというコンパクトなボディも、とてもちょうどいい。
ストイックな2シータースポーツかと思いきや、リクライニングしないシートを装備したグレード「ピュア」でも長距離ドライブを難なくこなす懐の深さもいいところです。
【ランボルギーニ ウラカン EVO RWD】V10エンジンとの対話を楽しみたい
CAP/ウラカン EVO RWD・車両価格:2,654万円〜・発売:2020年1月(初代)
泣く子も黙るランボルギーニ。否、爆音で泣くかもしれません。EVシフトが加速し、騒音規制も厳しくなる中、現在新車で買えるクルマの中で、最も爆音を轟かせるのがランボルギーニ。
V12のアヴェンタドールもいいけれど、ちょっと日本の道路事情では厳しい大きさ。ウラカンなら、ドライビングの楽しさの幅は広がることでしょう。
本記事ではあえての、RWD推し。610PSのハイパワーを後輪だけで蹴る。クローズドコースで、アクセル全開のドリフトしたいクルマです(高価なタイヤが半日もしないうちに死にますね)。
実現可能かは置いておいて、日本の高速道路でも、ウラカンのV10エンジンとの対話が楽しめます。音を楽しむなら、スパイダーがおすすめです。
【シボレー コルベット】超コスパのマッスル・スポーツカー
CAP/コルベット・車両価格:1,180〜1,550万円・発売:2020年8月(8代目)
最高出力495馬力を発生する6.2L・V8エンジンを搭載するハイパフォーマンスモデルでありながら、車両価格が1,000万円台前半という、コストパフォーマンスが優れすぎるアメリカン・マッスル・スポーツカー。
同等のスペックを誇るイタリアやイギリスのハイエンドスポーツカーのざっくり半分、モデルによっては3分の1以下のプライスで買えてしまいます。
全長4,630mm、全幅1,934mmという堂々たるボディサイズですが、意外に扱いやすく、乘りやすいことに驚くはずです。
コルベットで初となる右ハンドルを設定しているところも大きなポイント。「2021−2021 パフォーマンス・カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞し、専門家からの評価も非常に高いスポーツカーです。
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