インターネット検索で「おしゃれな軽自動車」を探される方向けに、カープレミアマガジン編集長が独断と偏見で選んだ14台を発表します!“独断と偏見”ですが、SNSなどから一般の方々の声や、モータージャーナリストや自動車メディアのライターの声もきちんと参考にしました。
「おしゃれな軽自動車」ってどんなクルマ?
さて、本題に入る前に「おしゃれな軽自動車」とはどんなクルマかを定義しておきましょう。
おしゃれな軽自動車とは
1. メーカーがファッション性を重視して企画・開発したクルマ
2. メーカーが女性をターゲットにして開発したクルマ
3. ファッション性が高いと感じているユーザーが多いクルマ
4. かわいいクルマ
5. レトロなクルマ
上記4点のうち、1〜3と4・5が重複しているきらいがありますが、おしゃれな軽自動車はそんなクルマであると定義して、強い反論はなかろうかと筆者は考えています。
本記事では、この1〜5のいずれかに該当する新車、旧型車(絶版車を含む中古車)を11台選びました。なお、旧型車はクラシックに分類されるモデルは除き、比較的維持がしやすい近年のモデルを選定しています。まぁ、クラシック・軽自動車はどれもおしゃれだと思うんですけどね。
※以下、おしゃれな軽自動車を紹介しますが、割り振られたナンバーは便宜上のもので、おしゃれ度を示す順位ではありません。
No.1【スズキ アルト ラパン】初代〜現行3代目
初代は2002年にデビュー、2008年11月に2代目にフルモデルチェンジ、現行モデル3代目へのフルモデルチェンジは、2015年6月でした。
アルト ラパンは、その車名のとおりアルト(現行モデルは先代の8代目)がベース。初代は弁当箱をモチーフにしたスクエアなデザインながらも角を丸めた優しいデザインが特徴で、初代のコンセプトは2代目、3代目にデザインを進化させながら受け継がれています。
現行モデルの3代目は本格的に女性をターゲットにして企画・開発。女性のみの開発チームをつくったそうです。随所にうさぎのデザインが散りばめられているのが特徴的です。
アルト ラパンは、初代から派生モデルを複数ラインナップしてきています。各モデル画像をそろえましたので、そのデザインの違いをお楽しみください。
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No.2【ダイハツ ミラ トコット】現行モデル
7代目ミラの派生モデルした「ミラ トコット」は2018年6月にデビュー。若い女性をメインターゲットに開発されました。ロボットの顔のようなデザインは優しい表情。シンプルなデザインも好感されています。前述のスズキ アルト ラパンが独占していた、おしゃれ系軽ハッチバックの牙城を崩すためのライバルとしてトコットが開発されたとも推測できます。
No.3【ダイハツ ミラ ジーノ】絶版(1999〜2004年)
ミラ ジーノも今から20年ほど前のクルマとなりましたが、まだまだ人気があります。英国BMC MINI(今のBMW傘下になる前の「クラシック・ミニ」)に似たデザインで、これについてダイハツ開発担当者は、特定の車種名は伏せながらも「デザインは参考にした」と言ったとか、言わなかったとか。ちょっとした物議を醸したミラ ジーノでしたが、軽自動車とは思えないデザイン性の高さは評価できます。
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No.4【ダイハツ ムーヴ キャンバス】初代・現行2代目
初代ムーヴ キャンバスは、2016年9月にデビュー。2022年7月には、初代のコンセプトをキープしてフルモデルチェンジしました。2代目は、趣の異なる「セオリー」と「ストライプス」の2モデル体制となりました。おしゃれな軽自動車で最も販売台数が多い、といっても過言ではないでしょう。
ムーヴ キャンバスは、スーパーハイトワゴンより車高が低いトールワゴンで、2021年8月にスズキから「ワゴンR スマイル」がデビューするまで、唯一の後席スライドドア車でした。実用性の高さも人気です。
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No.5【ダイハツ ムーヴ コンテ】絶版(2008〜2017年)
「カクカクシカジカ」のTVCMで覚えていらっしゃる方が多いでしょう。カクカクなムーヴ コンテは、2008〜17年の間に販売されていました。コンテの由来は「Continuityの日本的略称で、台本、コンテの意味。自分らしい生活を描くクルマを表現・Comfortable Interiorの略。乗る人の心地良さを追求したクルマの意味」とのこと。
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No.6【ダイハツ ムーヴ ラテ】絶版(2004〜2008年)
カクカクなムーヴ コンテに対して、こちらは丸い「ムーヴ ラテ」。メインターゲットが「ミス&ミセス」でした。販売期間は、2004〜09年。黄色のムーヴ ラテはピカチュウに似ているという声が多かったですね。
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No.7【ダイハツ ミラ ココア】絶版(2009〜2018年)
ラテの次はココアです。このときのダイハツの企画担当は甘い飲み物が好きだったのでしょうか。ミラ ココアは7代目ミラをベースに、女性をターゲットにして開発。
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No.8【スズキ ワゴンR スマイル】 現行モデル
2021年8月にデビュー。通称は「スマイル」。それまで後席スライドドアのトールワゴンは前述のダイハツ ムーヴ キャンバスの独壇場でしたが、スマイルが切り込みに入ってきました。スマイルは、ユニセックスデザイン。
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No.9【スズキ スペーシア】 現行モデル
スペーシア現行モデルは、2017年12月にフルモデルチェンジを受けた2代目。デザインは、スーツケースがモチーフ。前後ドアのウィンドウ周りをボディ同色で塗り分けて、横から見るとスーツケースの取っ手のようにデザイン。助手席側ダッシュボードは、ドイツの老舗スーツケースメーカー、リ○ワにそっくりです。
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No.10【ホンダ N-ONE】初代・現行2代目
N-ONE(エヌ-ワン)は、ホンダが1967年〜1971年に生産販売し日本のモータリゼーションの立役車のうちの1台となった「N360」のデザインコンセプトをモチーフにデザイン。ホンダの「M・M思想(「人のためのスペースは最大に、メカニズムは最小に)」も当時と変わらず。
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No.11【スズキ ハスラー】初代・現行2代目
初代ハスラーは、2013年12月にデビュー、2019年12月にフルモデルチェンジを受けて2代目となり現在に至ります。ワイルドなSUVに丸形ヘッドライトの組み合わせがかわいいと評判。2代目も初代のコンセプトをしっかりキープしています。
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No.12【スズキ ジムニー】現行モデル
スズキが狙ったのか、狙わなかったのか、ハードでワイルドな仕様の本格オフローダーのジムニーは、ファッション性の高さでも注目されています。街乗りしかしないユーザーもデザインを気に入って購入しています。
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No.13【ホンダ N-BOX SLASH(スラッシュ)】絶版
アメリカン・カスタムの代表で、ルーフの高さを落とす「チョップド・ルーフ」を初代N-BOXに採用した「N-BOXスラッシュ」は2014〜2020年の間に販売されていました。新車販売期間中はそれほど人気を集めていませんでしたが、生産終了後に注目が集まり、中古車市場ではけっこういい値段で売られています。
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No.14【光岡 レイ】絶版
〆はレアな、おしゃれ軽自動車を。光岡自動車のクルマは、どのモデルもおしゃれですね。レイは、初代は当時オートザムブランドで販売されていた、マツダ キャロル3代目がベースで1996年にデビュー、1999年に2代目へのフルモデルチェンジでは、4代目キャロルがベース、2002年の3代目へのフルモデルチェンジは、前述の初代ダイハツ ミラ ジーノがベースとなりました。
車名の漢字表記は「麗」。フルネームは「光岡 麗」。こんな名前のかわいい転校生に一目惚れ…を妄想した筆者でした。
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(執筆:宇野 智 画像:スズキ・ダイハツ・ホンダ・光岡)
※この記事は、2022年12月時点での情報で執筆しています。