【プロが選ぶ】スズキの軽自動車でおすすめの中古車5選|2023年版

クルマを賢く買う クルマの購入ノウハウ

スズキの軽自動車を中古で探していらっしゃる方へ、おすすめモデルを5台、カープレミアマガジン編集長が選びました。本記事では、旧型を中心に選出。ライフスタイルや好みに応じたクルマ選びができるようにまとめました。

※各見出しのナンバーは便宜上付けたもので、おすすめの順位順ではありません。

【No.1】安いスーパーハイトワゴンをお探しなら「パレット」

パレットは、スペーシアの前身で2008年1月にデビューしました。当時は、2代目ダイハツ タントがヒットし、トールワゴン人気を定着化させていたときでした。2代目タントは、助手席側の後席をスライドドアにする構造とし、利便性を向上させていました。パレットは、タントに対抗すべく、1BOXタイプを除く軽自動車では初の後席両側スライドドア車となりました。パレットのデビュー以降、トールワゴンより車高が高く後席がスライドドアの構造を持つ構造の軽自動車を、ハイトワゴン、スーパーハイトワゴンなどと呼ばれるようになりました。

パレットは2013年2月で生産終了、後継車のスペーシアにスズキのスーパーハイトワゴンのバトンが渡されました。パレットは現行スペーシアから見ると2世代前のモデルとなりますが、基本設計はしっかりしていますので、中古車で買っても問題なし。ただ、今のスーパーハイトワゴンと比べると、室内空間は少し狭く感じます。が、中古車相場価格は手が届きやすくなっています。

狙い目は、2009年9月に実施された一部改良モデル以降で、副変速機構付きCVTを搭載したモデルです(一部グレードは副変速機構なし)。CVTに前進2段ギアの変速をもたせて、加速性を良くさせています。

2009〜2013年式の中古車相場価格:20〜60万円

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【No.2】何を選べばいいか困ったら【ワゴンR】

5代目

トールワゴンの元祖は、ワゴンR。初代は1993年のデビューでした。ワゴンRがデビューする前までの軽自動車は、狭いハッチバックか1BOXタイプの軽バンの二者択一といった状況でした。軽自動車に広さを求めて1BOXを選ぶと、エンジンがお尻の下にあり(エンジンが前席下に位置するキャブオーバーバン)うるさく、車高が高いため操縦安定性が悪く、横風にも弱い、無駄に室内が広いのでエアコンの効きが悪い、などといったウィークポイントがありました。ワゴンRは、ボンネットを持つ2BOXスタイルで車高を上げて室内空間を確保、また車室内は乗員のスペースを優先したことで、それまでの「軽自動車は狭い」の常識を覆し、デビューするや否や大ヒットを記録、その年のヒット商品番付にもノミネートされるまでになりました。

そんなワゴンRの現行モデルは、2017年2月にフルモデルチェンジを受けた6代目。小さいクルマを作らせたら天下一品のスズキ。どの世代も品質、実用性、走りはしっかりとしています(発売時期の基準において。当然、新しいモデルはより進化します)。

ワゴンRは、後席ヒンジドアのトールワゴンで、後席スライドドアのスーパーハイトワゴンより10cmほど車高が低く、車両重量も100kgほど軽くなります。スーパーハイトワゴンよりトールワゴンのほうが走りは軽快で燃費も良い傾向があります。したがって、ちょうどいい、無難な選択肢がトールワゴンとなります。何を選べばいいか困ったら、ワゴンRで。

コストパフォーマンス重視での狙い目は、先代となる5代目。スズキ車の中では最も中古車流通台数が多いので、選びやすさもおすすめポイントです。

5代目の中古車相場価格:50〜80万円

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【No.3】女性におすすめ「アルト ラパン」

先代となる2代目アルト ラパン

スズキが女性をターゲットにして開発したハッチバック「アルト ラパン」。初代は2002年1月にデビュー、2008年にフルモデルチェンジを受けて2代目へ、そして現行モデルは2015年6月にフルモデルチェンジを受けた3代目となります。どの世代もデザイン性が高く、女性にとってうれしい装備が採用されています。

現行モデルの中古車相場価格は高い人気もあって高い状況ですが、先代2代目は価格もこなれて買いやすくなっていますので、コスパ重視の方なら狙い目です。

2代目の中古車相場価格:20〜100万円

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【No.4】不人気だが良タマ多し「MRワゴン(3代目)」

3代目

MRワゴンの初代は2001年に、スタイリッシュなトールワゴンとしてデビュー。コンセプトカーがミッドシップエンジン・リアドライブだったことから、そのまま市販車にもMRの名前が採用されましたが、エンジン位置はフロントでした。2006年にフルモデルチェンジ、2代目はコンセプトを「ママワゴン」とし、女性と子供に配慮した設計にされました。3代目は2011年のフルモデルチェンジで、ターゲットを若い男女へと方向転換しました。

初代デビューからブレまくった感がありますね……人気モデルが多いスズキですが、MRワゴンの人気はイマイチでした。しかし、スズキのクルマの品質は折り紙つきです。日常生活の足として使うには不満はないでしょう。

狙い目は3代目(2011〜2016年式)。ホイールベースは先代より拡大され、同時期に販売されたワゴンR、パレットよりも長い2,425mmとし、広い室内空間を実現しています。また、個性的なデザインもいいところ。大規模ショッピングモールの駐車場で、隣のクルマが同じだった、ということはないでしょう。

3代目中古車相場価格:15〜60万円

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【No.5】遊びに使い倒すなら「エブリイ(5代目)」

5代目 GA64型

5代目エブリイ(2005〜2015年)の形式は、DA64型で「ロクヨンエブリイ」とも呼ばれています。エブリイは商用バン、エブリイ ワゴンは5ナンバーの乗用ワゴンとなりますが、遊びに使い倒すなら、装備が簡素化され耐久性にも優れるバンのエブリイがおすすめです。また、タマ数もワゴンよりバンのほうが豊富ですので探しやすくなっています。

商用バンですので、程度が悪いタマや過走行のタマが多く中古車市場に出回っていますが、その分、車両価格が安くなっています。安いものならコミコミ20万円台以内で買えるタマもたくさんあります。エブリイは10年落ちを超えても、走行10万kmを超えてもまだまだガンガン走れます。DIYでいじり倒すのにもおすすめな1台。

5代目の中古車相場価格:20〜80万

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(執筆:宇野 智 画像:スズキ)
※この記事は、2022年12月時点での情報で執筆しています。

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