【軽トラの中古車】おすすめ4モデルと選び方・注意点|2023年版

クルマを賢く買う クルマの購入ノウハウ

軽トラックの総販売台数の32%が中古車だそうです(出典:JAMA=一般社団法人日本自動車工業会が、2021年度に実施した軽自動車使用実態調査)。本記事では、軽トラの中古車を選ぶときの注意点や、おすすめモデルを紹介します。

軽トラの中古車を買うときの注意点と選び方

現車を目視で確認を

中古車検索サイトの写真や動画だけを見て、現車を見ずに購入する方が増えてきています。昔に比べて情報量が多くなったとはいえ、過酷な使い方をされやすい軽トラは現車を見てから購入することをおすすめします。

サビ

軽トラの下回りや荷台などに防錆塗装を施したモデルやオプション設定がありますが、過酷な使われ方をしたクルマが多々あります。特に下回り、フレームのサビは要チェック。

フロアマットをめくってフロアパネルをチェック

軽トラは水や泥が室内に入り込んでいる可能性が高くなります。フロアマットをめくって(フロアマットの下のフロア全面に敷かれたマットも)フロアパネルをチェックしましょう。フロアパネルは鉄板1枚。穴が空いたら地面が見えます。錆やひどい汚れがないかどうか確認してください。

▼カープレミアなら月々の支払額でクルマを探せる▼
カープレミアで「軽自動車」を探す

【軽トラの中古車】おすすめ4モデル

軽トラはOEMのほうがモデル数が多くなっていますので、OEM元のモデルで紹介しています。OEM車との違いはエンブレムぐらいで、同じクルマと考えて差し支えありません。モデルにより、OEM車のグレードが整理されていることがあります。

軽トラはほかのボディタイプと比較すると、中古車流通台数が少ない傾向にあります。この背景には、軽トラは新車の中で最も価格が安いタイプで、新車購入時は諸費用込みで100万円以下で買われることが多く、購入後は乗り潰すまで乗ることも多くなるといった傾向があります。

中古車を探すとき、ブランドにこだわりがなければOEMモデルも調べてみましょう。

ダイハツ ハイゼット トラック 10代目初期型(2014〜2021年)

2020年8月発売一部改良モデル。「スタンダードSAⅲ」グレード。

2014年9月にフルモデルチェンジを受けて10代目となったハイゼット トラックの初期型をおすすめモデルの1番目にご紹介。ハイゼット トラックは軽トラの中で最も売れているモデルです。

2021年12月にほとんどのパーツを共有するハイゼット カーゴ、アトレーがフルモデルチェンジして11代目になりましたが、ハイゼット トラックはマイナーチェンジに留まりました。マイナーチェンジモデルは、軽トラ初のCVT(無段変速機)を搭載したのが最も大きなトピックでしたが、フルモデルチェンジされなかったことも逆にトピックでした。

開発担当の話では、10代目ハイゼット トラックは十分に熟成しており、フルモデルチェンジさせる必要がなかったとのこと。10代目初期型は、1つ前の型になりましたが、その実力は十分です。

▼カープレミアなら月々の支払額でクルマを探せる▼
カープレミアで「ダイハツ ハイゼットトラック」を探す

ダイハツ ハイゼット トラック 10代目のOEM車

トヨタ ピクシストラック
スバル サンバートラック

スズキ キャリイ 現行モデル 11代目(2013年〜)

2021年8月発売仕様変更モデル。「KX」グレード。

キャリイトラック行モデルは2013年8月にフルモデルチェンジを受けた11代目。先代から約15年ぶりのフルモデルチェンジでした。現行モデルの次期新型へのフルモデルチェンジももうちょっと先でしょう。

キャリイは、2ペダルのAT免許で運転ができるセミAT、5AGS(オートギアシフト)が選べます。パワー不足が否めない軽トラのATはギア段数が少なく、扱いづらいと敬遠されていますが、5MTの同じギア段数がありながら、クラッチ操作が不要な5AGSはうれしい選択肢です。

▼カープレミアなら月々の支払額でクルマを探せる▼
カープレミアで「スズキ キャリイトラック」を探す

スズキ キャリイ 11代目のOEM車

日産 NT100クリッパー
マツダ スクラム トラック
三菱 ミニキャブ トラック

【絶版】スバル サンバー トラック 6代目(1999〜2013年)

2011年7月に限定1,000台(バン、トラックの合計)で発売されたサンバー50周年記念特別仕様車「WRブルーリミテッド」。中古車市場で滅多に見かけない。売られていたらプレミア価格になっている可能性大。

自社生産時代のサンバートラックは軽自動車唯一のRR(リアエンジン・リアドライブ)レイアウトに、当時から現在に至るまでの軽自動車規格では唯一の4気筒エンジン、四輪独立懸架を採用していたというスバルらしい個性あふれるモデルでした。運送業の赤帽はサンバーを指名、赤帽仕様のロッカーカバーを設定するなど、優れた性能と耐久性に定評がありました。スバリストをはじめとしたファンから「農道のポルシェ」と愛称がついたほど(ポルシェ 911がRR、四輪独立懸架でスポーツカー顔負けのスペックをサンバーが誇っていたことから)。多くの人に惜しまれつつ、2012年2月に生産終了しました。

こういった背景から、中古車相場価格は高止まりしています。逆にいえば、今買っても価値が下がらないといえますが、タマ数は少なめ。良タマはすぐに売れてしまい、走行距離が少なく保管環境が良かった程度のいいタマはプレミア価格に。買うなら今が最後でしょう。

▼カープレミアなら月々の支払額でクルマを探せる▼
カープレミアで「スバル サンバートラック」を探す

【絶版】ホンダ アクティ トラック 4代目(2019〜2021年)

軽自動車唯一のミッドシップ(エンジン位置が前輪と後輪の間にある)レイアウトをもっていたのがアクティ シリーズ。最終型となった4代目は、小回りが効いて足元空間が広いフルキャブ(前輪が前席の直下にある)に回帰。ホンダらしいこだわりが詰まった1台になりました。ファンの間では、前述のサンバー トラックの愛称「農道のポルシェ」に対して、アクティトラックは「農道のフェラーリ」と愛称がつけられていました。

ホンダらしいスポーティな一面も見せた走りとミッドシップレイアウトならでは利点でファンが多かったのですが、2021年4月に惜しまれつつ生産終了、ホンダ アクティの約44年の歴史に幕を下ろしました。

※ホンダ アクティ トラックにはOEMはありません。

こういった背景から、中古車相場価格は下げ止まり、ハイゼットやキャリイと比較すると高い価格となっています。程度の良い高年式のタマは、プレミア価格並みのプライスがつけられています。

▼カープレミアなら月々の支払額でクルマを探せる▼
カープレミアで「ホンダ アクティトラック」を探す

「カープレミア」で愛車を探そう!

「カープレミア」は提携している全国の中古車販売店から自分に合ったクルマを見つけることができるサイトです。車種やメーカーだけでなく、月々の予算からも探すことができます。

「カープレミアディーラー」は厳選された優良販売店

カープレミアに掲載の中古車販売店は、東証プライム上場のプレミアグループが提携している全国の厳選された優良な販売店です。

オートローンやカーリースのファイナンスサービスの提供を始め、買った後も安心できるアフター保証も取り揃えています。支払いや維持費が心配でも、柔軟に対応してくれるので安心して車を購入できます。

「カープレミアクレジット」なら自分に合った支払いプランが選べる

「カープレミア」のオートクレジットは、新車・中古車問わず、分割払い、ボーナス併用払いや一部繰上返済などの豊富な支払いプランを用意しています。さらに故障保証に加入すれば無料で修理対応が可能です。

「カープレミア故障保証」など充実したアフターサービスで安心のカーライフを

「カープレミア」は購入後のカーライフを支えるサービスも多数提供しています。例えば「カープレミア故障保証」では最長3年、最大437ヵ所以上の自然故障を修理費0円で対応可能です。わかりやすいシンプルな4プランから、自分にあった最適なプランを選べるので、余分な保証費用がかからず、必要最低限の支出で万が一に備えることができます。

また、365日24時間対応のロードサービスも利用可能で、全国9,500ヵ所の拠点からすぐに駆けつけることができます。そのほか、困ったときの相談役になるコンシェルジュサービスを整えており、安心のカーライフをお過ごしいただけます。

▼カープレミアなら月々の支払額でクルマを探せる▼
カープレミアで「軽自動車」を探す

カープレミアなら月々のでクルマを探せる

※この記事は、2023年2月時点での情報で執筆しています。

関連記事

中古車検索は月額比較のカープレミアがおすすめ!