車を現金やクレジットカードなどで購入する場合と、リースを利用する場合では、支払う費用の内容が大きく異なります。
車の購入には、車両費用だけではなく、頭金の支払いや自動車保険の加入など、さまざまなお金がかかります。高い買い物なので、車を所有することに踏み切れない方も多いのではないでしょうか。
今回はカーリースを利用する場合と車を購入する場合の費用や、仕組みの違いを比較しながら、どちらがお得か解説していきます。
「カーリース」と「購入」の費用の違いを徹底比較
ここではカーリースと、現金やローンなどを利用した「購入」での費用の違いを説明していきます。
車に乗り続けるためには定期的なメンテナンスやガソリン、税金、保険、そして駐車スペースが必要です。それらの費用をどのように支払っていくのか、リースと購入では大きく異なります。車の利用頻度やライフスタイルに合わせてお得な支払い方法を選択しましょう。
カーリースの場合
カーリースにかかる費用の種類にはどのようなものがあるのでしょうか、代表的な項目とそれぞれの特徴を紹介します。
①初期費用:特になし
②月々の支払い:定額費用(車体利用料・各種税金・自賠責保険料・リサイクル料金などが含まれます)、任意保険料を含めることも可能
③年に1回の費用:特になし(月々の支払いに任意保険料を含めない場合は請求されます)
④車検費用:特になし
⑤その他:必要に応じてガソリン代、洗車代、借りている場合は駐車場代、契約プラン次第で整備費用
このようにカーリースの場合は初期費用、車検費用、税金などはかからないように設定されており、費用を抑えることができます。これはカーリースの車は契約者が所有していないため、本来支払う項目の費用を抑えて車に乗ることができる仕組みです。また、月々の支払いも定額であるため、ライフプランに合わせてシミュレーションを行いやすいことも特徴です。
購入の場合
車を購入する際に発生する金額や維持費を計画的に管理するため、どの項目が必要になるのか紹介します。
①初期費用:頭金や登録費用、整備費用
②月々の支払い:任意保険料、ローンの場合はその支払い
③年に1回の費用:自動車税
④車検費用:車検費用、自動車重量税、自賠責保険料
⑤その他:必要に応じて、ガソリン代、洗車代、整備費用、借りている場合は駐車場代
車の購入は初期費用が高額になる反面、月々の維持費は必要な分の支払いで済みます。計算する手間があるものの、状況に応じて出費の時期を調整できることが特徴です。ただし、車を購入する場合は保険の加入や税金の手続きなどを忘れずに行わなければならず、カーリースよりも時間と労力がかかります。また、年に一度の自動車税や、2〜3年に一度の車検時などにはやや多めの費用が必要なことに注意が必要となります。
カーリースと購入の比較
カーリースを利用するメリットは月々の支払いが一定のため、家計の計画が立てやすく、安心できるところです。プランによっては車検費用や整備費用が含まれており、その都度の支払いの手間を省くことができます。費用面で不意の高額な支払いの心配をしたくない人、一定の期間で車を乗り換えていきたい人はカーリースの利用がお得です。
一方で車両料金を最初に一括で支払うことで、後々の車両代金の支払いを気にしたくない人や自分の好みに車をカスタマイズしたい人は購入が向いています。
車を購入することのメリットはその車が自分の所有物になり、財産となることです。また、車検や自動車税の支払い月には出費がかさみますが、契約期間などの縛りはありません。好きなタイミングで乗り換えることも、長く乗り続けることもできます。
カーリースの仕組みを解説
カーリースは適切に利用すれば購入するよりも費用を抑えることができます。お得に車を所有し、安心してカーライフを楽しむためにカーリースの仕組みを確認しましょう。
カーリースとは?
カーリースとは月額で設定された使用料を支払うことで、マイカーと同じように車が利用できるようになるサービスです。リースは「賃貸借契約」という意味を持ちます。カーリースで借りた車はあくまで借りている状態であり、契約期間が終了すれば次の手続きをしなければいけません。対して車の購入で利用されるローンは「割賦販売契約」を意味し、カーリースとは違う意味合いを持ちます。「割賦販売契約」を利用した場合は信販会社が代金を立て替えることで、車を所有できます。
カーリース費用の仕組み
カーリースは車体料金や保険料金が月額に含まれるから、割高になるのでは…と不安になる方もいるのではないでしょうか。カーリースの料金設定や契約終了後の選択肢などの仕組みを見てみましょう。
カーリース料金設定
カーリースの月額料金は残価設定された車体価格に、税金などの経費を加えた金額を契約期間で分割して算定されます。残価とは数年後の下取り額をあらかじめ計算し、本体価格から差し引く残存価格のことです。
さらに月額料金に含まれる保険料やメンテナンス代は通常よりも安く設定されているため、カーリースを利用すると全体的に月々の出費を抑えられます。
カーリース終了後の4つの選択肢
カーリース契約が終了する際には一般的に次の4つから車体をどうするか選択できます。
・乗り換える
・再リースする
・買い取る
・返却(精算)する
カーリースが車の購入と異なる点は契約期間が終了すれば乗り換えが気軽にできることです。車を購入し、乗り換える場合はまた新たに初期費用を支払う必要がありますが、カーリースであれば契約の延長上で乗り換えや継続が選べて不要な出費が発生しません。また、近い将来に引越しやライフスタイルが変わる予定がある方でもお得に車を所有できるため便利です。
カープレミアなら、費用負担軽減をサポート!
「カープレミア」は自動車に関する総合的なサービスを提供しており、リースを利用する場合でも購入の場合でも、お得に車に乗ることができるサポートが充実しています。ここでは「カープレミア」が提供しているそれぞれのサービスを紹介します。
カーリースの場合
「カープレミア」の「カープレミアクラブリース」は初期費用が掛からず、購入の際の頭金や登録費用がかからないことに加えて、残価設定された車両価格だからワンランク上の車種も選択可能です。
「カープレミア」ではオープンエンド契約を行っており、残価設定分の精算は発生しますが、きれいに乗って頂いて残価より査定額が高ければ差額はキャッシュバックしています。
さらに「カープレミアクラブリース」の選べるメンテナンスパックは車検・メンテナンス・法定点検・ロードサービスがセットになっています。急な出費を抑えることができ、家計管理が楽になります。その他にもメーカー保証と同等の保証サービスなど、安心なカーライフへのサポート体制は万全です。
購入の場合
「カープレミア」には主に2つのお得な購入方法があります。大切な車に長く乗り続けるために、充実したお支払いプランとアフターサービスでサポートを行います。
自由返済型プラン
ボーナスが入るまでは月々少なく返済したい方、大きな出費が重なっているから数ヵ月は返済額を少なくしたい方などにおすすめのサービスです。回数指定や金額指定をすることでお客様のご都合に合わせて支払い方法を調整することが可能です。また、契約時でも契約後も、ライフスタイルに合わせた支払いの変更ができるサービスです。
残価据置プラン
車両本体価格の一部を据え置きすることで、月々のお支払いを軽く、そして同じ支払額でワンランク上の車に気軽に乗ることが可能なプランです。また、契約満了時には、乗り換えるか、売却するか、乗り続けるかを決め、その後のカーライフを選択することができます。
まとめ
カーリースは車検や整備費用がいくら掛かるのか不安な方や、毎年の自動車税が高すぎて一気に払えない、または分割払いにしたい方にとって、メリットのあるサービスです。
車を所有する際には、購入だけではなく、カーリースを利用する選択肢も検討してみてはいかがでしょうか。「カープレミア」はどのサービスを利用していただいてもお得で安心なカーライフをサポートします。