フロントガラスの飛び石傷は自分でリペア(補修修理)できるのか?

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セルフのリペア(修理)キットって?

飛び石傷のリペアキットは、ネットショップやカー用品店で数百円~数千円で購入することができます。
セルフリペアの1番のメリットは、費用を安く抑えられることです。専門店に依頼すると15,000円〜25,000円の費用がかかることを考えると、セルフはとても手軽に感じられます。

セルフでリペアする?プロにお願いする?


ガラスリペアについて3

セルフリペアキットを使用して、自分でリペアをすることは、おすすめ出来ません。
作業に慣れていない人がリペアを行うと、失敗して傷を広げてしまうリスクが高いからです。

飛び石傷は割れ方や傷の種類によって、リペアの難易度や対処の仕方が変わってきます。
その点、プロはしっかりと傷を観察し的確に対応することが出来ます。

傷を広げてしまうと元に戻すことはできないため、対処方法はガラス交換です。
車種やガラスの種類により価格に幅がありますが、20万円以上のガラス交換費用がかかることも珍しくありません。

また、傷が広がらなくても補修液がうまく入りきらなく、失敗してしまう事もあります。一度リペアをした箇所の再修理はプロでも難しいです。

このような理由から、フロントガラスのセルフリペアを行うのは推奨できません。

プロはどうやってリペアをする?


ガラスリペアについて1

専門店でプロにリペア依頼すると、30分~1時間程で補修してくれます。

・傷をドリルで綺麗に整える
・傷の中のゴミや水分を取り除く
・専用機器で傷内部を真空しながら、加圧補修液を注入する
・補修液をUVライトで硬化
・傷の表面を整え磨く

専門店によって多少工程は変わってきますが、大体このような手順です。
この工程の全てをセルフでやるのは難しく、使用している機器もプロ仕様のため、仕上がりに差がでます。

飛び石傷を発見したときは、早めにプロへ依頼しましょう

フロントガラスの傷は放置していると、走行中の振動やエアコン・太陽の熱等が原因で傷が伸びてしまう危険があります。

傷が小さいうちに、早めにディーラーや専門店に相談しましょう。

※この記事は、2024年11月時点での情報を元に執筆しています。

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