【トヨタの軽バン】新車とおすすめの中古車|2023年版

クルマを賢く買う クルマの購入ノウハウ

トヨタの軽自動車といえば、2代目コペンをベースにシャシー剛性アップや足回りの強化、専用チューニングの電動パワーステアリングの採用など、GAZOOレーシングの知見が注がれたコペンGRスポーツが有名ですが、軽バン・軽トラックやベーシックなハッチバック、ハイトワゴンもラインアップしています。なかでも荷室の広い軽バンは配送業や職人さんといったプロユースのみならず、流行りのバンライフや車中泊モデルのベース車として人気を集めています。そこでダイハツ、スズキの2大ブランドに比べるとマイナーな「トヨタの軽バン」に注目してみました。

トヨタの軽バンの種類と特徴

トヨタの軽バンは縦置きのエンジンが前席の下に収まるキャブオーバータイプ。駆動方式はエンジンの回転をトランスミッション、プロペラシャフトを介して後輪に伝えるFR(フロントエンジン・リアドライブ)になります。乗用車の主流はキャビンの前にエンジンスペースのあるFF(フロントエンジン・フロントドライブ)方式ですが、静粛性や低床化には有利なものの、荷室スペースの前後長が犠牲になるのが弱点。

キャブオーバータイプの弱点はエンジンが居住スペースにあることで生じる振動や騒音、重心の高さに起因する横風への弱さやロールの大きさなど。それでもスペース的に余裕のない軽自動車規格のなかで最大限の積載性を確保でき、前後重量配分にも優れることから、今でも軽バンの主流になっています。

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【トヨタの軽バン】ピクシス バン

地方のトヨタディーラーの求めで軽自動車を導入

トヨタの軽バンは「ピクシス バン」という名称で、2011年12月から発売されています。実はダイハツのハイゼット カーゴのOEM車(相手先ブランドによる生産)で、軽自動車市場比率の高い地域で取り扱い希望があったトヨタディーラーの求めに応えるために、2010年9月にトヨタ自動車とダイハツ工業との間で合意した軽自動車OEM供給に基づくもの。トヨタの軽自動車ブランド「ピクシス」として展開され、第一弾はピクシス スペース(ムーヴコンテのOEM)、第二弾がピクシス バンになります。

ピクシス バンはコンパクトなボディサイズの軽バンとして十分な積載能力と取り回しの良さ、優れた環境性能を兼ね備えたトヨタ初の軽商用モデルで、初代モデルはクラストップレベルの荷室空間(荷室長1,860×荷室幅1,315×荷室高1,235mm。デラックスおよびスペシャルのハイルーフ仕様2名乗車時)を確保し、スクエアなボディ形状のおかげで四隅まで無駄なく荷物を積める大容量の荷室を実現しています。

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ハイゼットに合わせてフルモデルチェンジ

ハイゼット カーゴのフルモデルチェンジに伴い、2021年12月にピクシス バンも2代目にフルモデルチェンジ。トピックはプラットフォームの刷新に合わせてオートマチック全車に採用された新開発のFR用CVTで、燃費と発進性能、静粛性が大幅に向上しました。

さらに、4WDのCVT車には路面状況に応じて3つの走行モードを選べる電子制御式4WDを軽キャブオーバーバンで初設定。先進安全装備も拡充され、昼間の前方を同じ方向に走る自転車運転者や、夜間の歩行者も検知する衝突回避支援ブレーキ機能を備えた、最新のスマートアシストを設定しています。

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【トヨタの軽バン】狙い目の中古車

初代 クルーズ 2015年4月以降

写真はデラックス

2015年4月の一部改良で、エンジンの電子スロットル化などの燃費改善によりJC08モード燃費がMT車17.2km/L、AT車16.2km/Lの低燃費を実現。クルーズはラインアップのなかでも装備の充実したグレードで、パーソナルユースでも過不足なく使えます。ミッションはATとMT、駆動方式も4WDと2WDが選べます。

初代 クルーズターボSA III 2018年12月以降

2018年12月の一部改良で、従来はAT車のみだった先進の衝突回避支援システム「スマートアシストIII(SA III)」がMT車にも設定されました。SA IIIは歩行者も検知対象とする衝突回避支援ブレーキや、ハイ・ロービームを自動で切り替え、夜間の前方視界確保をサポートするオートハイビームなどが搭載され、安全運転をサポートしてくれます。

さらに、左右後方の障害物を検知して警告音で知らせるリアコーナーセンサーや、走行中に強くブレーキを踏んだ場合、ブレーキランプ点灯と同時にハザードランプが点滅するエマージェンシーストップシグナルなどの安全装備も充実。クルーズターボはラインナップ中唯一のターボエンジン搭載車で、ロングドライブや高速を利用する機会の多い人には動力性能にゆとりが生まれるのでおすすめします。

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【まとめ】物件数は少ないものの、見つかれば大穴的存在かも!?

ダイハツ ハイゼット カーゴとの違いは外観上ではボンネットフードとバックドアのエンブレム程度。ダイハツではなくあえてトヨタを選ぶ理由は「日頃トヨタの販売店と付き合いがあるから……」程度なので中古車流通量はとても少なく、大手の中古車サイトで検索するとヒットしたのはわずか11台。ハイゼット カーゴに比べて全体的に走行距離が少なく、ディーラーの試乗車として使われていたと思わしきものも。エンブレムにこだわらず程度重視なら、トヨタのピクシスシリーズは中古の軽自動車市場における意外な「穴場物件」かもしれません。

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※この記事は、2023年1月時点での情報で執筆しています。

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