現在販売されているスバルの軽自動車全モデルの最新情報を、スペック・価格の比較一覧表と併せてお伝えします。
スバルの軽自動車の特徴
現在販売されているスバルの軽自動車は、すべてダイハツからのOEM供給を受けたものです。ダイハツはトヨタの子会社で、スバルはトヨタの資本が入っているという関係性があります。
スバルはなぜ軽自動車の開発・生産をやめたのか?
スバルが軽自動車の生産から撤退したのは2012年2月でした。自動車の開発は当時で4年はかかっていたでしょうから、2000年代半ば頃には新型軽自動車の開発を終わらせていたのではないでしょうか?このころは、軽自動車人気が著しく高まっていた時期でした。その理由には、軽自動車の高性能化、高品質化などがありました。ますます軽自動車の需要が増え、競争が激化する中、車両価格が安く利益率が低い(軽だから開発コストが安いということにはならない)クルマを開発し生産する勝算がなかったと推測できます。スバルのクルマは安全性が高く、人気モデルがいくつもありますが、国内でもグローバルでも規模が大きいメーカーではありません。軽自動車の開発をやめ、資源を利益率の高い登録車(いわゆる普通車)に集中させたのは英断だったと言えるでしょう。
スバル自社生産最後の軽自動車
スバル最後の軽自動車は、サンバーシリーズ(乗用ワゴンのディアス、商用貨物車のバン、軽トラのトラック)。最後の生産は2012年2月でスバル軽自動車54年の歴史に幕を下ろしました。サンバーは1961年に初代デビュー、このときから自社生産最終モデルまで一貫して、軽バンタイプで唯一となるRR(リアエンジン・後輪駆動)、四輪独立懸架(デビュー当時は超画期的)を採用し、1990年には軽自動車唯一となる直列4気筒エンジンEN07型を搭載するなど、スバルらしい独自機構をもったモデルでした。
スーパーハイトワゴン「シフォン」
シフォンのベース車両は、ダイハツ タント。助手席側がピラーレスとなる使い勝手に優れるスーパーハイトワゴンです。
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「シフォン」スペック一覧表
車名 | シフォン | |
---|---|---|
タイプ | スーパーハイトワゴン | |
全高 [mm] | 2WD:1,755
4WD:1,775 |
|
燃費* | 25.1 〜 24.3 | |
NA | 最高出力* | 38[52]/6,900 |
最大トルク* | 60 /3,600 | |
ターボ | 最高出力 | 47[64]/6,400 |
最大トルク | 100 /3,600 | |
トランスミッション | CVT | |
駆動方式 | FF(前輪駆動)
フルタイム4WD |
|
価格(最安〜最高) | 138万6,000円
201万3,000円 |
|
現行モデル発売日 | 2019年7月 | |
*燃費=WLTCモード|最高出力単位 KW[PS]/rpm|最大トルク単位 N・m /rpm |
トールワゴン「ステラ」
ベース車両は、ダイハツ ムーヴ。ムーヴにはターボ車が設定されていますが、ステラはNAターボ(自然吸気・ノンターボ)のみの設定です。
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「ステラ」スペック一覧表
車名 | ステラ | |
---|---|---|
タイプ | トールワゴン | |
全高 [mm] | 1,630 | |
燃費* | 26.4 〜 24.0 | |
NA | 最高出力* | 38[52]/6,900 |
最大トルク* | 60 /3,600 | |
トランスミッション | CVT | |
駆動方式 | FF(前輪駆動)
フルタイム4WD |
|
価格(最安〜最高) | 120万1,200円
164万4,500円 |
|
現行モデル発売日 | 2014年12月 マイナーチェンジ:2017年8月 |
|
*燃費=WLTCモード|最高出力単位 KW[PS]/rpm|最大トルク単位 N・m /rpm |
ハッチバック「プレオ+」
車名の読み方は「プレオ プラス」。ベース車両は、ダイハツ ミラ イース。コンパクトなボディと低燃費がウリのベーシックな軽自動車です。
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「プレオ+」スペック一覧表
車名 | プレオ+ | |
---|---|---|
タイプ | ハッチバック | |
全高 [mm] | 2WD:1,500
4WD:1,510 |
|
燃費* | 35,2 〜 32,2 | |
NA | 最高出力* | 36[49]/6,800 |
最大トルク* | 57 /5,200 | |
トランスミッション | CVT | |
駆動方式 | FF(前輪駆動)
フルタイム4WD |
|
価格(最安〜最高) | 120万1,200円
164万4,500円 |
|
現行モデル発売日 | 2017年5月 | |
*燃費=WLTCモード|最高出力単位 KW[PS]/rpm|最大トルク単位 N・m /rpm |
軽バン・商用貨物車「サンバー バン」
ベース車両は、ダイハツ ハイゼット カーゴとアトレー。アトレーはサンバー バンでは「ディアス」のグレード名でラインナップしています。ディアスはかつての自社生産モデルだったときは5ナンバー(軽乗用車届出)でした。アトレーは、2021年12月のフルモデルチェンジの際、先代の5ナンバーから4ナンバー(軽貨物車届出)に変わりました。4ナンバーに変わっても乗用車として使うことを考えて開発されています。軽バン初のCVT、電子制御式パートタイム4WDを採用するなど、新型だけあって仕様・装備は充実しています。
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カープレミアで「スバル サンバーバン」を探す
「サンバー バン」スペック一覧表
車名 | サンバー バン | |
---|---|---|
タイプ | 軽バン(セミキャブ) | |
全高 [mm] | 1,890 | |
燃費* | 20.5 〜 17.9 | |
NA | 最高出力* | 5MT:34[46]/5,700
CVT:39[53]/7,200 |
最大トルク* | 60 /4,000 | |
ターボ | 最高出力 | 47[64]/5,700 |
最大トルク | 91 /2,800 | |
トランスミッション | CVT・5MT | |
駆動方式 | FR(後輪駆動)
電子制御式パートタイム4WD |
|
価格(最安〜最高) | 104万5,000円
188万1,000円 |
|
現行モデル発売日 | 2022年1月 | |
*燃費=WLTCモード|最高出力単位 KW[PS]/rpm|最大トルク単位 N・m /rpm |
軽トラック「サンバー トラック」
ベース車両は、ダイハツ ハイゼット トラック。サンバー トラックのグレードの1つ「グランドキャブ」は、ハイゼット トラック ジャンボのOEMとなります。兄弟関係にあたるハイゼット カーゴは2021年12月、サンバー バンは2022年1月にフルモデルチェンジしていますが、軽トラックはビッグマイナーチェンジでした。これについて、ダイハツの開発担当者は「十分に熟成したシャシーだったから」とのこと。サンバーバン同様、軽トラック初のCVT、電子制御式パートタイム4WDを採用しています。
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カープレミアで「スバル サンバートラック」を探す
「サンバー トラック」スペック一覧表
車名 | サンバー トラック | |
---|---|---|
タイプ | 軽トラック(フルキャブ) | |
全高 [mm] | 1,780 | |
燃費* | 21.0 〜 18.5 | |
NA | 最高出力* | 34[46]/5,700 |
最大トルク* | 60 /4,000 | |
トランスミッション | CVT・5MT | |
駆動方式 | FR(後輪駆動)
電子制御式パートタイム4WD |
|
価格(最安〜最高) | 96万8,000円
145万2,000円 |
|
現行モデル発売日 | 2014年9月
2021年12月大幅改良 |
|
*燃費=WLTCモード|最高出力単位 KW[PS]/rpm|最大トルク単位 N・m /rpm |
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カープレミアで「スバルの軽自動車」を探す
軽自動車をどう選んだらいいのかお悩みの方へ
まずは、ボディタイプを何にすればいいのか、から考えるといいでしょう。詳しくは、【軽自動車の選び方】ボディタイプ別の特徴と使い勝手編|編集長直伝! の記事をご覧ください。駆動方式やエンジンタイプをどうしようか悩んだら、【軽自動車の選び方】2WD or 4WD?ターボ or ノンターボ?パワートレイン編|編集長直伝!の記事をご覧ください。そもそも軽自動車は何を選んだらいいのかお悩みの方は、おすすめの軽自動車はこれだ!2022【編集長責任執筆】の記事をご覧ください。
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(執筆:宇野 智 画像:スバル)
※この記事は、2022年12月時点での情報で執筆しています。