女性ユーザーの比率が高い軽自動車には、かわいさを売りにしたモデルが数多く登場してきました。もちろん、現在販売されているモデルにも数多くラインナップされています。そんな『かわいい』をテーマにした軽自動車を今回はピックアップ!現行モデルはもちろん、過去に販売されたかわいい軽自動車のなかからとっておきの7台を紹介していきましょう。
かわいい軽自動車とはどんなクルマ?
新車販売台数における軽自動車の比率は37,1%(2021年)と高い現在ではありますが、ユーザーの男女比率はここ10年『男性35〜38%、女性62〜65%』といまだ女性ユーザーが圧倒しています。
そんな状況のなか、軽自動車は以前から女性をターゲットに開発されるモデルが数多く販売されてきました。現行モデルもかわいさを全面に打ち出した車種が多く存在しますが、1980年代や1990年代とは違い、ファンシーさのみならずモダンでファニーなフォルムを備えたモデルが多くなってきました。
またかわいい見た目の車種はレトロな要素も取り入れているのが特徴といえます。
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【7位】スズキ ワゴンR スマイル(現行型)
トールワゴンのパイオニア、ワゴンRファミリーに2021年追加されたワゴンRスマイル。丸目ヘッドランプや丸みを帯びたフォルムはスタイリッシュ路線のワゴンRとは別物でかわいさ抜群です!
ただ、ワゴンRスマイルはただ外観をかわいく仕立てただけでなく、ワゴンRシリーズとして初となるスライドドアを採用。インテリアもセンターメーターを採用した標準モデルとは違い、4.2インチカラーインフォメーションディスプレイを備えたスピードメーターを装備するなど機能性も高められました。
標準モデルとくらべ各部が丸みを帯びたインパネなど、インテリアにもかわいさが詰まっています。
また先進安全装備であるスズキ セーフティ サポートがワゴンRより追加。ロングドライブ時などに運転の疲労を軽減してくれるACCや対向車を検出すると左側サイドモニターを自動的に表示する『すれ違い支援機能』をオプションで用意しました。]
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【6位】ダイハツ ミラココア(初代 2008〜2018年)
2009年から2018年にかけて販売されていたミラココア。現在販売されているミラトコットが後継モデルになりますが、かわいさでいえば車名も含めミラココアが上回ります。
レトロモダンテイストで仕立てられたエクステリアはかわいいながらも、おじさんが乗っても浮かないスタイリングが特徴。最上級グレードにはフロントグリルやガーニッシュ、リヤバンパーなどにメッキ加飾がほどこされており、かわいさに上質さも加わっていました。
インパネなどもミラとは違うデザインとなり、アイボリーやブラウン、ピンクベージュなどかわいい色の組み合わせで構成されています。
当然、ミラココアを現在購入するには中古車となります。中古車の相場価格は執筆現在10〜140万円。3,000台ほど販売されているので条件に合う車両を見つけるのは苦労しないでしょう。
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【5位】ホンダ N-ONE(初代 2012〜2020年)
1960年代に販売されていたN360をオマージュしたデザインで2012年にデビューしたのが初代N-ONE。丸目ヘッドランプを中心としたフロントマスクなどかわいい見た目はもちろんですが、ファンシー度はそこまで高くないため男性ユーザーからの支持も高いクルマです。
初代N-ONEは初代N-BOXをベースに開発されているため実用性は十分。全高も1,610mmと高いためユーティリティ性能に優れています。
またかわいい軽自動車ではあるもののターボ仕様にはパドルによるマニュアルモードを備えるなど走りも重視しているのが大きな特徴といえるでしょう。事実、ターボ仕様の走りは俊敏でその走りは軽自動車らしくない上質なフィーリングを備えていました。
現行モデルも販売されてはいるものの、見た目が大きく変わらなかったのでコスパ重視で選ぶなら初代が優位。中古車の相場価格は20〜220万円。流通量は約2,300台でした。グレードやパワーユニットなど、予算に応じて選ぶことは決して難しくないでしょう。
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【4位】スズキ アルトラパン/ラパンLC(現行型)
軽自動車の購入を希望する若い女性をターゲットに開発されたラパン。当然、歴代モデルはかわいさ満点のエクステリアを備えています。
現行型は2015年にフルモデルチェンジで登場した3代目となりますが、歴代モデルにおいて最もかわいい外観を備えました。
2022年6月の一部改良で、顔つきをレトロテイストに変更した派生モデル『ラパンLC』をラインナップ。こちらもレトロの中にかわいさが詰まったデザインとなっています。
メーター内の液晶ディスプレイに車名の由来となったウサギのキャラクターが動くなど映像を映し出し、インパネに木目調パネルを配するなど、インテリアもおしゃれでかわいく仕立てました。運転席からの視認性が良いなど、かわいさだけでなく取り回ししやすい設計となっています。
パワーユニットはマイルドハイブリッドが用意されてなく、安全支援機能もACCなどが備わっていませんが、愛嬌抜群でキュートな軽自動車を求めるユーザーには一押しのクルマです。
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【3位】ダイハツ コペン(初代 2002〜2012年)
電動格納式ハードトップを備えた2シーターオープンカーとして2002年にデビューした初代コペン。ボディ全体を「お椀をふせたような」丸い造形でデザインしたティアドロップシルエットはスタイリッシュでありつつ、かわいらしさを備えています。
軽自動車で初めて電動開閉式ハードトップを装備した初代コペンは現在の軽には用意されない直4ターボエンジンを搭載するなど走りも本格派。最高出力64psを発揮するこのエンジンは低中回転域でのトルクもあり、素早いアクセルレスポンスも可能としているなど走って楽しい1台でした。
初代コペンは個性的な見た目や他の軽自動車とは違う高いクオリティ、操ることが楽しい走行性能、電動格納式ハードトップを備えたことなどで人気車種となりました。
そのためスポーツカーながら中古車が800台以上流通しています。中古車の相場価格は30〜240万円。高年式で走行距離が5万km以下の中古車は200万円以上の価格がつけられています。
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【2位】ダイハツ ムーヴ キャンバス(現行型)
今年7月にフルモデルチェンジで登場した2代目ムーヴ キャンパス。初代とともにかわいい軽自動車としては外せない1台です。
エクステリアデザインはファニーな雰囲気を初代から継承。鮮やかな2トーンカラーが目を引く『ストライプス』とシンプルで大人っぽい外観の『セオリー』と2つのボディタイプを用意しました。
ただ、かわいさを重視するならばストライプス一択。2トーンカラーの外観だけでなく、白いアクセントカラーが施されたインパネなど内装もかわいさ抜群です!
ムーヴと名がつくモデルではありますが、プラットフォームはタントなどに採用されているDNGAへと刷新。両側スライドドアを備えている点もムーヴと異なります。
その他、初代から変わった箇所といえばメーターがセンターから運転席前方に移動したこと。装備面の充実ぶりも2代目の特徴で、USBソケット付きスマホ置きや保温機能付きカップホルダーなど使い勝手が向上する装備が備わりました。
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【1位】マツダ キャロル(2代目 1989〜1995年)
いままで軽自動車が数多く販売されてきた中で、筆者として『かわいい軽自動車』とのワードで外せない1台がこれ。かわいさでいえば軽自動車の中でも突出しているモデルだと思います。
1989年に登場した2代目キャロルとは今はなきマツダの販売チャンネル『オートザム』向けに用意された軽自動車。見てのとおりかわいさが随所に詰まった軽自動車へ仕立てられました。
キャンパストップ仕様なども用意され、ショッキングピンクが似合う丸みを帯びたフォルムを採用。男性が乗るにはたじろぐほどファニーなデザインです。ただ、キャロルにはボーイズレーサー(死語?)的なスポーツモデルのターボ仕様まで用意されていました。
今見ると、ターボ仕様はなかなかかっこよい見た目を備えており、ちょっと乗ってみたいなとも思います。ただ、2代目キャロルの中古車を探すのはかなりハードルが高く、執筆時点で販売されているのは全国でわずか5台。中古車の相場価格は40〜70万円ですが、程度の良い車両を探すのは簡単ではありません。
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【まとめ】かわいいはファンシーからレトロモダンへ
かわいい軽自動車=ファンシーだったひと昔前と比べ、現在の主流は旧車をモチーフに現代風へ仕立て直した『レトロモダン』が主流となっています。
そんな流れの中ではありますが、今回1位に推したマツダ キャロルは別格。ファンシーかつポップなフォルムはいま見ても魅力的ですよね。
ファンシーさをとことん突き詰めるとここまでかわいくなる.キャロルはそのことを示しています。
※この記事は、2023年1月時点での情報で執筆しています