残暑きびしい毎日が続きますね。ウクライナ侵攻、半導体不足、原油高、円安とクルマを取り巻く諸問題が慢性化してきました。さて、9月に報じられたクルマ関係のニュースのうち、トピックとなったものをまとめてお届けします。
9月にデビューした新型車
9月1日【ホンダ シビック タイプR】フルモデルチェンジ・発売
9月15日【マツダ CX-60】新型発売
9月15日【スバル クロストレック】フルモデルチェンジ・ワールドプレミア
9月20日【BMW 3シリーズ】マイナーチェンジ
9月22日【ホンダ N-WGN】マイナーチェンジ
9月26日【トヨタ ハリアー PHEV】モデル追加
9月29日【メルセデス・ベンツ EQS】新型発売
9月29日【メルセデス・ベンツ EQE】新型発売
9月30日【ランボルギーニ ウルス】マイナーチェンジ
【9月22日】24年ぶりの為替介入実施。しかし効果は一時的。
政府・日銀は9月22日に、ドル売り・円買いの為替介入を実施しました。介入直後は5円強ドル安・円高が進みましたが、その効果は一時的でした。輸出に有利と言われる円安ですが、一方で輸入車はもちろん、ガソリン、オイル、タイヤなどクルマにまつわるものには不利に働く要素でもあります。いずれにしても極端な為替変動に良いことはあまりありません。
【9月23日】トヨタ、ロシアから撤退
トヨタは、ロシアのサンクトペテルブルク工場での生産事業を終了することを決定したと発表しました。ロシアのウクライナ侵攻により、各社がロシアからの事業撤退を進める中、トヨタにも苦渋の決断があったようです。トヨタはこの発表の中で、「ロシアにおける生産事業を終了する決断は、私たちにとって決して軽々しくできることではなく、どのような道が最善なのか、トヨタとして検討を重ねてきました。」と伝えていました。
【9月29日】シトロエン、新ロゴを発表。
【9月29日】シトロエン、新ロゴを発表。
1919年創業当時のロゴ
シトロエンがブランドロゴを刷新。新しいロゴは、先祖返り。シトロエン創業者のアンドレ・シトロエンが最初に採用したオリジナルのロゴを現代版に再解釈したものとなりました。
ロゴは、ヘリカルギア（歯車の山が斜めになった「はずば歯車」）を模したもの。1900年に創業者アンドレがポーランドの製粉工場で使われていたヘリカルギアの特許を購入したことがしたところからシトロエンの歴史が始まります。シトロエンのロゴは今回の刷新で7代目となります。
【9月6日】EV補助金が早ければ10月中旬に打ち切られる見通しに
次世代自動車振興センターは、EVやPHEV、FCVなどの購入補助事業（いわゆるEV補助金）が早ければ10月中旬に打ち切られる見通しになったと発表しました。当初、補助金が底をつくのは10月下旬と見られていました。
【9月14〜25日】デトロイトモーターショー、3年ぶりの開催
正式名称「北米国際自動車ショー」、通称「デトロイトモーターショー」が9月14日に開催され、25日に閉幕しました。コロナ禍で2年間中止されたため、3年ぶりの開催となります。続々と新型EVが披露されました。国産車ではトヨタがクラウンを出展、50年ぶりの北米市場販売への足がかりを作りました。
【9月29日】ポルシェ上場、メルセデスやBMWを上回る時価総額に。
9月29日、ポルシェが単独で独フランクフルト証券取引所へ上場しました。時価総額は780億ユーロ（750億ユーロという報道もあります）日本円にして約10兆9,000億円という大規模なものとなり、ドイツの名門、メルセデス・ベンツを有するダイムラーやBMWを上回る時価総額となりました。
▼カープレミアなら月々の支払額でクルマを探せる▼
カープレミアで「ポルシェ」を探す
【9月28日】ランボルギーニ アヴェンタドール、生産終了
アヴェンタドール LP780-4 ウルティメ
イタリアの高級スポーツカーブランド、ランボルギーニのV12気筒エンジンを搭載するアヴェンタドールの生産終了が発表されました。最後にラインオフされた1台は、最終限定車、ウルティメのロードスターでした。ウルティメとは、究極の、最後の、という意味のラテン語。
「カープレミア」で愛車を探そう！
「カープレミア」は提携している全国の中古車販売店から自分に合ったクルマを見つけることがでおうきるサイトです。車種やメーカーだけでなく、月々の予算からも探すことができます。
「カープレミアディーラー」は厳選された優良販売店
カープレミアに掲載の中古車販売店は、東証プライム上場のプレミアグループが提携している全国の厳選された優良な販売店です。
オートローンやカーリースのファイナンスサービスの提供を始め、買った後も安心できるアフター保証も取り揃えています。支払いや維持費が心配でも、柔軟に対応してくれるので安心して車を購入できます。
「カープレミアクレジット」なら自分に合った支払いプランが選べる
「カープレミア」のオートクレジットは、新車・中古車問わず、分割払い、ボーナス併用払いや一部繰上返済などの豊富な支払いプランを用意しています。さらに故障保証に加入すれば無料で修理対応が可能です。
「故障保証」など充実したアフターサービスで安心のカーライフを
「カープレミア」は購入後のカーライフを支えるサービスも多数提供しています。例えば「カープレミア故障保証」では最長3年、最大437ヵ所の自然故障を修理費0円で対応可能です。わかりやすいシンプルな4プランから、自分にあった最適なプランを選べるので、余分な保証費用がかからず、必要最低限の支出で万が一に備えることができます。
また、365日24時間対応のロードサービスも利用可能で、全国9,500ヵ所の拠点からすぐに駆けつけることができます。そのほか、困ったときの相談役になるコンシェルジュサービスを整えており、安心のカーライフをお過ごしいただけます。
※この記事は、2022年9月時点での情報を元に執筆しています。
（文：宇野 智 画像：ステランティス・ランボルギーニ）
