維持費の安いファミリーカーを購入したい!新車or中古車で悩む人へ

クルマの購入ノウハウ

ファミリーカーとはファミリー層が使いやすく、また購入しやすい価格帯に設定されているクルマを指しています。車高が高く、3列シートで6〜8人乗車できる大きめのタイプは特に人気です。
今回はそんなファミリーカーの中でも維持費の安いものや新車と中古車のメリット・デメリットをご紹介します。

維持費の安いファミリーカー3選

本体の安いファミリーカーを購入しても、維持費が高いと出費がかさんでしまいます。維持費とは、クルマを乗り続けるために必要な費用で、主に「税金」「保険料」ガソリンなどの「燃料」が挙げられます。このほか「車検費用」「定期点検費用」、オイルやバッテリー、タイヤなどの「部品」や「消耗品代」、そして故障時には「修理費」もかかります。クルマは私たちの暮らしを豊かにしてくれる反面、持っているだけでも費用がかかるものです。以下では、人気のSUVから軽自動車、コンパクトカーなどの維持費の安いファミリーカーを紹介します。

SUV

SUVとは、スポーツ・ユーティリティー・ビークル(Sport Utility Vehicle)の略で、街乗りからレジャーまで幅広く使用できます。ミニバンよりも走行性能に優れ、馬力もあるので、運転好きの方は走る楽しさも味わいながらファミリーカーとして使用することができます。

SUVは舗装されていない山道を走ったり、テントなどの大きな道具を運んだりすることに最適なクルマなので、アウトドア好きの家族におすすめです。2列シートの5人乗りが主流ですが、最近では3列6〜8人乗りのSUVもあるため親子3世代での移動にも便利です。
しかしながら、悪路走行を意識して床(最低地上高)が高いのでベビーカーが必要な家庭や、歩きだして間もない小さい子どものいる家庭は不便に感じる部分があるかもしれません。

SUVの新車平均購入価格は約200万〜500万円とされており、最近ではコンパクトSUVや軽SUVと呼ばれるお手頃な価格で手に入るSUVの種類も出ています。
SUVは重たいこともあってパワーの大きなエンジンを搭載することが多く、排気量が大きいため維持費の中でも税金とガソリン代が平均より高い傾向がありますが、ハイブリッドモデルは燃費の悪さが改善されています。ハイブリッド車ならエコカー減税が適用されるため、税金も抑えることができるでしょう。さらに維持費を抑えたい方は、コンパクトSUVや軽SUVを選ぶことで税金を抑えることができます。

軽自動車

軽自動車とは、道路運送車両法において6つの条件を満たしたものを指します。黄色に黒文字のナンバープレートが目印です。軽自動車は日本独自の規格であり、モータリゼーション初期の頃、日本の狭い道を走るための価格の安い普及用自動車として発売されました。

軽自動車は、車体が小さく小回りが利くため運転しやすいのが特徴です。4人乗りなため、夫婦と子ども2人までの家庭であれば非常に使い勝手のいいサイズでしょう。最近主流のスーパーハイトワゴンと呼ばれるタイプなら、広い車内や両側スライドドアでベビーカーをそのまま乗せることもでき、子どものいる家族におすすめです。

軽自動車の新車平均購入価格は、約100万〜200万円とされています。中でもスーパーハイトワゴンは比較的高価なのですが、それでもいまだにほかのクルマと比較しても安価な価格設定となっています。

軽自動車の維持費は、税金、ガソリン代、保険料を大きく抑えることができます。他の車種と比べると排気量が少なく重量も軽いため、自動車税や自動車重量税などの維持費が安くなり、ガソリン代の節約にも繋がります。さらに、法律で加入が義務付けられている自賠責保険も軽自動車は一番安い価格で設定されています。

コンパクトカー

コンパクトカーは、軽自動車のような厳格な決まりはないのですが、日本では乗用車の中でも全長4.3m未満の小型自動車をそう呼ぶことが通例です。その名の通り、コンパクトな車体で小回りが利くため運転がしやすいクルマです。子どもが少し大きくなり、チャイルドシートが不要になった家族におすすめです。

コンパクトカーの基本的なモデルは、4〜5人乗りが多く、荷物などをクルマに乗せたとしても3〜4人家族であればゆったりと使用できます。また最近はトヨタ ルーミーやスズキ ソリオのように軽自動車のスーパーハイトワゴンに似た背の高いスライドドアモデルも人気を集めています。また、ホンダフリードとトヨタシエンタはこのクラスでも3列シートとスライドドアを装備し、ハイブリッドモデルもラインナップしているため人気の高い車種となっています。
新車平均購入価格は約130万〜250万円で、軽自動車よりは少し高い価格帯となっています。

コンパクトカーは、税金やガソリン代を抑えることができます。軽自動車と比べると高くつきますが、SUVやミニバンと比べると大幅に安いと言える価格帯です。特に自動車の重量に対して支払う自動車重量税を抑えることができます。近頃のコンパクトカーの燃費は非常に優れているため、ガソリン代も節約することができるでしょう。

ファミリーカーを選ぶ際は、新車か?中古車か?

クルマ購入の際に、新車か中古車かどちらを購入するか迷った経験がある方は多いのではないでしょうか。以下では、ファミリーカーを選ぶ際の新車と中古車それぞれの購入するメリット・デメリットについて解説します。

新車のメリット・デメリット

新車を購入するメリットは、自分好みの1台にできることです。好きなオプションやパーツを自由にカスタマイズできることは、新車最大のメリットといえます。さらに、最新の技術が取り入れられたクルマは、性能も高く安全かつ快適に乗ることができ、新車を購入したという高い満足感を得ることができるでしょう。また、「新車保証」という保証がついていることも嬉しいポイントです。

反対に新車購入のデメリットは、費用が高額となることです。クルマの機能や外観に魅力を感じたとしても、予算と合わなければ購入することはできません。また、売れ筋ではないモデルやグレード・カラーを選んだり、生産時に装着するメーカーオプションをつけたりすると納期が数ヶ月待ちになることも注意が必要です。特に2021年秋以降はその傾向が強くなっているため、ここしばらくは念頭に入れておきましょう。もちろん、販売が終了しているモデルは新車で購入できないというのも、クルマ好きの方にとってはデメリットとなります。

中古車のメリット・デメリット

中古車の一番のメリットは、費用が抑えられることです。新車と見た目はほとんど変わらないのに数十万円以上安く購入できることもあります。また、新車とは違い納車が早く、お気に入りの販売終了モデルを購入できることも魅力です。

しかし、中には状態の悪いクルマがあるのも事実です。購入後すぐに不具合を起こすリスクはあります。このほか、新車とは異なり多くの中古車は保証は付いていても1年程度と短いため、保証期間が過ぎてしまった状態で故障した際、修理費用(維持費)の金額が大きくなってしまう可能性が考えられます。中古車のトラブルへの不安を解消してくれるこのようなサービスをご検討ください。

ファミリーカーの維持はカープレミアにお任せ!

「カープレミア」は、全国の販売店から厳選された愛車の購入プランをお届けしています。中古車が事故や故障で修理が必要となった場合、高額な修理費がかかる場合があります。せっかくおトクにクルマを購入しても高額な維持費がかかってしまうリスクは避けたいものです。

そのような場合におすすめなのが、「カープレミア」の故障保証です。修理費は0円、最長10年間の保証期間を選ぶことができ、万が一の故障や事故のときでも結果的に維持費が安くなります。365日24時間ロードサービスでお出かけ先のトラブルにも対応するため、安心です。

全国の整備ネットワークがあるため自宅の近くのお店でメンテナンス可能です。クルマのスペシャリストが全面的にサポートしてくれます。

まとめ

維持費の安いファミリーカーについて解説してきました。近年では、維持費の安いSUVや軽自動車、コンパクトカーを選ぶことができます。新車と中古車のメリット・デメリットを理解し、家族の人数やライフスタイルに合わせて選びましょう。中古車の購入を検討する方は、保証をつけることをおすすめします。決して、安い買い物ではないため慎重に判断し、わからないことはそのままにせず、お問い合わせして相談しましょう。

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