エンジン警告灯点灯!からのO2センサー交換までの一部始終【編集長が車柱!自腹散財記 vol.4】

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カープレミアマガジン編集長宇野が人柱、いや車柱となる体当たり企画第4弾。車柱ことスバル自社生産サンバー最終型は、快走を続けていたのですが…

【動画】エンジン警告灯点灯からO2センサー交換までの一部始終

エンジン警告灯点灯!

ある日のことでした。何気なくメーターに視線を落とすと、普段はつかないランプが点灯していました。

そのランプとは、「エンジン警告灯」でした。走行中に何か体感できる異常はまったくなく、いたって快調。しかし、走行7万kmを超えたクルマでは珍しいことではありません。

エンジン警告灯が点灯する理由のナンバー1は、O2センサーの故障だといわれています。多分、自分のサンバーもO2センサーに違いない……おっと、盲信は禁物です。

エンジン警告灯が点灯したら、診断機を接続しないと理由がわかりません。エンジン警告灯が点灯したら、異常がなくてもすぐに最寄りのディーラーか、自動車整備工場(対応できる自動車メーカーの有無があるので注意)へクルマを持ち込みましょう。すいていたら、10分もかからないうちに、故障診断が完了します。

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O2センサーとは?よく壊れるパーツのひとつ。その理由は?

O2センサーは、排気ガスに含まれる酸素(O2)濃度を計測するパーツで、マフラー周辺の排気管付近に取り付けられています。
O2センサーは、測定した酸素濃度をECU(エンジン・コントロール・ユニット)へ送り、エンジンのシリンダーへ送る燃料の濃さを調整する役割を持っています。

ただ、ECUはO2センサーが壊れていても、元からの設定値とその他の情報から、燃料噴射が継続できるようになっているため、ただちにエンジン停止する仕組みにはなっていません。すなわち、普通に走行を続けます。なお、車種によっては、燃料の濃さの調整が甘くなるため、燃費や加速が悪くなったり、アイドリングが不安定になったりすることがあります。サンバーの場合は無症状でした。

O2センサーは、高温な排気管に接続されているため、走行中は常に高温となり、パーツが傷みやすい環境にあります。また、酸素濃度を計測する部分は「ジルコニア素子」と呼ばれる特殊なものが使われており、ここもエンジンがかかっているあいだは常に高温の排気ガスにさらされるため、損傷しやすい環境にあります。

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下の新品のO2センサーは、耐久性アップのための対策品。左端のセンサー部分の形状が異なっている。

O2センサーの交換費用は?

車種により異なりますが、O2センサーそのものの価格は1〜2万円台が主流で、交換費用も1〜2万円台、診断機による診断料が5,000円程度となり、3〜6万円が交換費用の相場となります。

筆者がO2センサーの交換にかかった費用は、税込42,845円(診断料含む)、交換はディーラーに頼みました。

O2センサーの交換は自分でできる?

今の時代、ほとんどのクルマのパーツがネットで買えるようになりました。O2センサーもネットで買える車種があります。

O2センサーの交換は難しくありません。場所が特定できれば、O2センサーをスパナで外し、接続されるカプラーを外して新しいものに交換するだけです。特殊な技能はいりません。ただ、O2センサーの場所により、リフトアップしないと作業ができないクルマがあります。筆者のサンバーはエンジンがリアにあるため、リフトアップしないと交換ができません。

ただ、O2センサー交換後、ECU内部にあるOBD(故障診断装置)のメモリをリセットしないとエンジン警告灯が点灯したままになるのが普通です。診断機は手に入りにくく、売っていても高価(ネット検索すると出てきますが)ですし、本当に使えるかどうか怪しいものが無数にあります。

診断・メモリリセットの必要がなければ、自己責任で交換してもいいですが……O2センサーの交換は、ディーラー・自動車整備工場、と考えて間違いないですね。

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愛車の修理や整備は安心でお得な整備工場へ!「カープレミアガレージ」とは

「カープレミアガレージ」では、国家資格を持った整備士が点検に対応するため、クルマに関する疑問点や不安点は何でも

ご相談いただけます。また、定期点検などのサービスも行っているため、長期的なクルマの管理も安心して任せることができます。

また、カープレミアでは「カープレミアパーツ」としてリビルト・中古部品を推奨しており、自社グループ会社においても、リユースの生産から販売まで自社工場を有し低価格の実現を進めています。

「カープレミアパーツ」とは?

カープレミアのグループ会社が提供する自動車パーツです。整備・修理の際に、主に「中古・リビルト部品」といった「リサイクル・リユース部品」などの低価格で安心のパーツを提供しています。

中古・リビルト部品って何?

中古部品(リユース)は、使用済み自動車等から取外され、テスターによる点検、清掃などを行い商品化された部品です。リビルト部品は、中古部品(コア)を分解洗浄、消耗品交換や故障個所の交換を行い、性能をほぼ新品同等に回復させた部品です。

リビルト部品をオススメする理由

1.新品部品を利用するよりもコストパフォーマンスが良い事
2.リサイクル、リユースといった資源の有効活用に繋がること。
3.品質基準をクリアした部品で安心して使用できること。

中古・リビルト部品のメリット

新品部品と比較して部品にもよりますが、20%~30%ほど部品代金が抑えられるケースがあります。

その他、万が一の故障時に0円で修理対応する故障保証や、24時間365日対応可能なロードサービスなどのサポートも充実しています。安心・快適なカーライフは、「カープレミアガレージ」にお任せください。

※故障保証の利用は車両購入時に別途加入が必要です。

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今回・これまでの散財記録

わざわざ記事にするようなコトではなかった、リアとリアサイド計5面にウィンドウフィルムを貼りました。やってもらったのはオートバックス。

O2センサー交換 ¥42,845
フィルム施工(リア5面) ¥26,400
合計 ¥69,245
これまでの散財合計(車両価格含む) ¥842,899
これまでの散財合計(車両価格含めず) ¥342,899

次回の「編集長が車柱!自腹散財記」は、全塗装に挑みます。しかし、「車柱」と書くと、どうしても鬼滅の刃が頭に浮かびます。「車の呼吸……三の型…」と言いながら日輪刀を抜く姿が似合うモータージャーナリストがいないかと想像してしまいました。

取材協力:東京スバル 板橋店
(文・撮影:宇野 智)

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※この記事は、2022年11月時点での情報を元に執筆しています。

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