レトロな軽自動車6台を、新車・旧型含めてカープレミアマガジン編集長が選出しました。まずは「レトロ」の定義付けからお話しましょう。
レトロとは?
レトロとは、英語の「retrospective」の和製省略英語で、その意味は「懐古的。古い物、事を好むこと。そのさま」となります。クルマでいえば、クラシックカーやクラシックカーの雰囲気を今のクルマのデザインに取り入れたものとなるでしょう。自動車業界でレトロなクルマが何だという定義はありません。
本記事では、新車で買えるレトロな軽自動車と、中古車のうちクラシックカーに該当しない、比較的維持がしやすい、クルマに詳しくなくても買える旧型車、絶版車から選びました。
※以下、レトロな軽自動車を紹介しますが、見出し冒頭のナンバーは便宜上つけたもので、ランキングではありません。
No.1【ダイハツ ムーヴ キャンバス】初代・現行2代目
新車で買えるレトロな軽自動車ですぐに思い浮かんだのは3台。その中で販売台数が最も多い人気の後席スライドドアのトールワゴン、ムーヴ キャンバスからご紹介。大胆なツートンカラーモデルはよりレトロ感がありますね。
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No.2【スズキ アルト ラパン】初代〜現行3代目
アルト ラパンは初代から一貫してレトロ感たっぷりのデザインのハッチバック。女性をターゲットにして開発されていますが、男性ユーザーもいます。2022年6月に追加された「LC」は、スズキが、どこか懐かしさを感じるようデザインした注目の1台。
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No.3【ホンダ N-ONE】初代・現行2代目
モダンレトロという表現が適切かもしれませんね、こちらはホンダが1967年〜71年の間に販売していた軽自動車「N360」のデザインの現代解釈版「N-ONE(エヌワン)」です。「M・M思想(「人のためのスペースは最大に、メカニズムは最小に)」というホンダ創業者、本田宗一郎のクルマ作りのスピリットは、N360の時代から今も変わっていません。
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No.4【ダイハツ ミラ ジーノ】絶版(1999〜2004年)
初代ミラ ジーノがデビューしたとき、クラシック・ミニにそっくりと話題になりました。ダイハツの開発者は、クラシック・ミニと固有名詞を使わず「デザインは参考にした」と言ったか言わなかったかという逸話もあります。
クラシック・ミニは、1959年にデビューし2001年まで基本設計を変えずに生産し続けられたコンパクトなハッチバック。2001年には現在のBMWの傘下ブランドとなりました。
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No.5【スバル サンバー ディアス クラシック】絶版
スバルの軽ワゴン「サンバー ディアス」をベースに、車名のとおりクラシックなデザインを施したのが「ディアス クラシック」。元は長崎のテーマパーク「ハウステンボス」の場内を走る専用車でしたが、一般からの熱い要望で市販化されたという経緯を持ちます。
販売期間は1993〜2002年と古いモデルとなりますが、運送業者赤帽が指名するほど卓越した耐久性を誇る軽自動車唯一の4気筒エンジンで、状態が良いタマならまだ乗れますし、買ってもこの先価値が下がらないでしょう。RR(リアエンジン・リアドライブ=後輪駆動)と四輪独立懸架というこれも軽自動車唯一の構造で「農道のポルシェ」とも。
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No.6【光岡 レイ】絶版
車名の漢字表記は、麗。フルネームは「光岡 麗」です。いい名前ですね。初代は1996年にデビュー、1999年に2代目へフルモデルチェンジ、2002年に2度目のフルモデルチェンジで3代目になり、2004年まで販売されました。
初代は当時オートザムブランドで販売されていた、マツダ キャロル3代目がベース、2代目は4代目キャロル、3代目は前述の初代ダイハツ ミラ ジーノがベースとなりました。3代目が短命に終わったのは、ミラ ジーノがフルモデルチェンジされたため。クルマで言う美人薄命とはこのことでしょうか。
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(執筆:宇野 智 画像:ダイハツ・スズキ・ホンダ・スバル・光岡)
※この記事は、2022年12月時点での情報で執筆しています。