【安い中古軽自動車】10万・30万・50万以下価格帯別おすすめ7選|2023年版

クルマを賢く買う クルマの購入ノウハウ

中古で軽自動車を選ぶとき、リーズナブルさを重要視する人は多いでしょう。最近の軽自動車はクオリティが上がっているため、安くてもお値段以上と思えるクルマも増えています。今回はコストパフォーマスのいい軽自動車を紹介していきます。

安い軽自動車を買うときの注意点

まずは走行距離に注目

登録車に比べ軽自動車は、走行中のエンジン回転数が高めになる傾向があります。これは排気量が660ccと小さいためで、1t未満の車重のクルマが多いとはいえエンジンには負担がかかります。中古車を判断する基準はいくつかありますが、軽自動車の場合は走行距離を特に注意して見たほうがいいでしょう。

一般的に走行10万kmが目安といわれていますが、中にはしっかりとメンテナンスされ、消耗品も適宜交換され、記録簿もしっかりと残っているといったような優良物件もあります。10万kmに近くてもこういった個体は長持ちする可能性が高いので、好みのクルマが見つかったら必ず現車を確認に行くようにしましょう。

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購入時は必ず実車確認を

軽自動車に限らず、中古車を購入する場合は必ずその個体を確認してからが基本です。新車と違ってその個体によって状況が変わる中古車は、現物を見てみないとわからない情報が多いからです。

例えば、車内の匂いなどは実際にそのクルマに触れてみなければわかりません。染みついたタバコやペットの匂いは苦手な人も多いはず。これから多くの時間乗ることになるクルマですから、現物チェックは怠らないようにしたいところです。

安い個体は、どのくらいの使用感があるか、消耗して交換が必要なところはどこか、などの確認もしましょう。購入した後に多くの出費がかかってしまうようでは、安く購入した意味がありません。特にエンジンや足回り、エアコンなどの動作状況などは、お店の人にも聞きながら確認しましょう。

*この記事で紹介している50万円以下、30万円以下、10万円以下の車種は車両本体価格でのピックアップです。購入の際は本体価格以外にも費用が必要です。詳しくは以下の中古車購入ガイドを参照ください。

50万円以下の安い中古軽自動車おすすめ2車種

50万円というと、軽自動車ならベーシックグレードの新車の半額くらいです。検討する人も多いのではないでしょうか。いろいろなクルマから選べ、3年落ちなどの高年式な個体がそろっています。中古車の検索サイトでは条件がしぼれますが、今回は以下の条件でフィルターをかけた中からおすすめを選んでいます。

<条件>
・走行距離3万km以内
・修復歴なし
・保証あり

<装備類>
・ABS
・運転席助手席エアバッグ
・サイドエアバッグ
・横滑り防止装置

ダイハツ ミライース(2代目・現行モデル 2017年〜)

ダイハツのベーシックレンジを担う軽セダンで、現行型は2017年にデビューしています。初代からは各部のクオリティを大幅に向上させ、2代目は高品質なベーシックカーへと変わりました。

しかし、軽量、低燃費、低価格のコンセプトはブレることなく、2代目でもしっかりと継承。特に、一般道の走行で軽く20km/Lを超えてしまう低燃費ぶりには驚かされます。

2023年1月現在の市場には数多くのミライースがありますが、2代目は50万円に近いところに多く分布しています。

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ホンダ N-ONE(初代・2012〜2020年)

かつての名車「N360」をモチーフにした、ホンダのベーシック軽自動車。N-BOXやN-WGNと同じNシリーズに属し、シャシーやパワートレインは共有化されています。

特徴はなんといってもその可愛らしいスタイリング。丸目のヘッドライトのキュートな外観は老若男女問わず人気があり、現行の2代目もそのデザインを踏襲したほどです。もう10年以上前のモデルとは思えない新鮮味は、このN-ONEだけの魅力といえるでしょう。

人気車ということもあり、50万円未満ですとそんなに多くはありません。年式の割には相場が高めといえるでしょう。

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30万円以下の安い中古軽自動車おすすめ2車種

すぐにクルマが欲しいというときに、比較的検討しやすい30万円以下の軽自動車。前述の50万円以下に比べれば年式は古くなってしまうものの、探してみれば掘り出しものも出てきます。ここでは以下の条件からオススメをチョイスしました。

<条件>
・走行距離5万km以内
・修復歴なし
・保証あり

<装備類>
・ABS
・運転席助手席エアバッグ
・横滑り防止装置

スズキ アルト(8代目・2014〜2021年)

2021年まで生産されていた先代型のアルトは、初代を強く意識したベーシックセダン。女性向けというイメージを一新させるシンプルで斬新なデザインと、37.0km/L(JC08モード)という当時の市販車トップの燃費性能を兼ね備え、高い人気を誇りました。現在のスズキ車全体に採用されている軽量・高剛性の新プラットフォーム「HEARTECT」は、この8代目アルトから採用されています。

ベーシックグレードは30万円以下から探せます。トランスミッションがCVTと5速MT、そしてMTベースのオートマチックである5速AGSの3種類用意されていましたが、ベーシックなFグレードではAGSとMTが選べます。

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ダイハツ ムーヴ(5代目 2010〜2014年)

10年以上の個体が多くなってしまいますが、先代のムーヴも30万円以下で見つけることができるようになりました。ムーヴはライバルに比べ、質感が高いことが特徴です。特に内装のクオリティや装備類は、他社の軽自動車を一歩リードするものでした。フルオートエアコンが全グレードに標準装備され、衝突被害軽減ブレーキなどの安全装備類も設定されるほどでした。

個体数は多くはありませんが、カスタムではないノーマル車の方が見つけやすいでしょう。2012年以降の後期型は、メーターがセンターから運転席前へと変わっていることも大きな特徴です。センターメーターは好みが分かれる装備でもありますので、注意して選びましょう。

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10万円以下の安い中古軽自動車おすすめ2車種

この価格帯の中古車ですと、状態のいい個体を見つけ出すのが難しくなってきます。短い期間に使う場合のような限定的な使い方をするのでしたら良いかもしれませんが、納車後に修理や整備の費用が多くかかってしまうことは想定しておいたほうが賢明です。ここでも以下の条件でフィルターをかけています。

<条件>
・走行距離10万km以内
・修復歴なし
・保証あり

<装備類>
・ABS
・運転席助手席エアバッグ
・横滑り防止装置

スズキ ワゴンR(4代目・2008〜2012年)

初代からキープコンセプトで進化してきた、スズキのハイトワゴン。4代目からは、シフトレバーがコラムからインパネへ変更されたり、リアシートの前後スライド機能が追加されたりと、利便性がアップしています。人も荷物も積めて運転しやすく、誰でも便利に使えるワゴンRなら買ってよかったと思えるシーンも多くなるでしょう。

10万円以下の個体もちらほら見かける4代目ワゴンRですが、15年前のクルマですのでそれなりに古さはあります。メンテナンス履歴などをチェックすることをお忘れなく。

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ダイハツ タント(2代目・2007〜2013年)

軽自動車で主流となったスーパーハイトワゴンのパイオニア的存在でもある、ダイハツ タント。この2代目からは、今でもタントの大きな特徴となっている装備が初採用されました。助手席ドアの90度開き+助手席側センターピラーレス+リアスライドドアを組み合わせた「ミラクルオープンドア」です。子育て世代に特に人気を博し、スーパーハイトワゴンにスライドドアという常識を作り上げました。

この価格帯ではなかなかレアな存在ですが、使い勝手は折り紙付きの2代目タント。前述のワゴンRと同様に15年前のクルマですので、整備の確認は必ずするようにしましょう。

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筆者的おすすめの安い軽自動車はこれだ!

軽自動車ではあまり多くないSUVを探している人も多いでしょう。スズキ ジムニーは鉄板ですが、過去には三菱 パジェロミニもありました。2022年現在、ワゴン系ボディでクロスオーバーをうたうクルマも増えてきていますが、本格的なSUVが欲しい人には少々役不足です。

そんな人におすすめしたいのが、今回ピックアップしたダイハツ テリオスキッドです。

登場は1998年とかなり前になりますが、最終的に2012年まで生産されていました。センターデフを持つ本格的な4WD機構を備え、走破性も本格派。MT車も用意されていましたので、走りを楽しめます。軽SUVとしては珍しい5ドアボディを持ち、走りだけでなく使いやすさも考慮された貴重な存在でした。

SUVは全体的に値崩れしにくいカテゴリーではありますが、テリオスキッドは40万円くらいが平均で流通しています。年式を考えれば高めに感じざるを得ませんが、同じSUVのジムニーやパジェロミニに比べればリーズナブルに感じます。

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【まとめ】安い理由も含め、納得した上で買おう

リーズナブルで性能がいいクルマが欲しいと思うのは、誰もが考えることです。昨今の軽自動車は品質が向上し、経年数を感じさせない中古車も増えてきました。安価なクルマでも、お値段以上に感じることが少なくないでしょう。購入時には整備記録や不具合の箇所を必ずチェックし、問題は解決してから納車するように心がけましょう。

安いものには訳があるという考え方は、決して間違ってはいません。軽自動車は元々安価なクルマではありますが、特に安く感じる個体はしっかりとチェックするようにしましょう。販売店のスタッフに、安価な理由を直接聞いてみるのも手です。納得のできる理由であれば、購入に踏み切っても間違いないでしょう。

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※この記事は、2023年1月時点での情報で執筆しています

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