子育て時期はスライドドアのミニバンや軽ハイトワゴンに乗っていたけれど、子供が手を離れたので、そろそろ自分が好きなクルマを選ぼう。こう考えたときにおすすめしたいクルマをピックアップ!まずは1989年以来、走る楽しさを大切にしているライトウェイト2シーターオープンモデルのマツダ ロードスターを紹介します。
子供が大きくなったら、クルマ人生の青春を取り戻すチャンス
今の子供たちが描くクルマたちは、セダンやスポーツカーではなく、箱型が多いそう。つまり、彼らはミニバンを描いているわけです。SUVブームが巻き起こる今、その状況に変化が生じるかもしれませんが、現代においてファミリーカーの王道がミニバンであることは間違いありません。子供たちと必要な荷物を満載できるミニバンの便利さは、あなたのクルマ選びにも大きく影響を与えたことでしょう。
しかし、子供の成長とともに、家族そろって移動する機会も減少の一途。さらに時が流れ、子供たちが独立してしまえば、再び夫婦2人きりの時間が訪れることになります。ちょっと寂しさを覚えるかもしれませんが、それはクルマ人生の青春を取り戻すチャンスでもあるのです。
世界で最も多く生産された2人乗りの小型オープンスポーツカー
今回紹介するのは、マツダ ロードスターです。
まず、少しロードスターの歴史を振り返りましょう。1989年に登場した初代ロードスターである『ユーノスロードスター』は、80年代に下火となっていた古典的な軽量オープンスポーツカーを、現代によみがえらせたものでした。
軽量コンパクトなボディとし、できる限り多くの部品を他のマツダ車から流用することで、手頃な価格を実現。日本だけでなく、世界中で大ヒット。その後、世界の名立たるメーカーから、様々なオープン2シータースポーツが登場したことも、その影響の大きさを物語ります。
現実的な価格で楽しめるオープンスポーツカーという精神は歴代モデルでも受け継がれ、累計生産台数は、100万台を超えており、「世界で最も多く生産された2人乗りの小型オープンスポーツカー」としてギネスにも認定されています。
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現行型ロードスターの特長は『原点回帰』
4世代目となる現行型の最大の特徴は、原点回帰を図ったこと。ロードスターは初代より世界戦略車として位置付けられていたため、より多くの顧客を持つ海外からの要望もあり、進化と共に、小型軽量という本質を守りつつ、ボディサイズや排気量の拡大が図られてきました。乗車スペースの拡大やハイパワー化などの恩恵を与えた一方で、ライトウェイトスポーツカーとしての魅力を少しずつ削ぎ落したのも事実でした。
そこで現行型では、古典的な手法で生まれたクルマでありながら、世界中のクルマ好きを魅了した初代ロードスターの感覚をよみがえらせるべく、徹底した小型軽量化を目指して開発が進められました。
このために、最も軽量なモデルは、初代最初期モデルの940㎏に迫る990㎏を実現。+50kgとなりますが、当時の新車は、エアコンもオプション。さらに当初は、ABSやエアバックなどの安全装備が装着されず、現代のような先進機能もなかったことを鑑みれば、初代を超える徹底した軽量化への意気込みが感じられます。
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ライトウェイトスポーツカーならではの美しいスタイル
そのスタイルも、一目でライトウェイトスポーツカーらしさを強調したもの。地を這うような低いシルエット、コンパクトなボディ、2シーターのキャビン、開閉可能なソフトトップなどの特徴が本格的なスポーツカーであることを主張します。
ボディサイズは、全長3,915mm×全幅1,735mm×全高1,235mmなので、全幅以外は、コンパクトカーのMAZDA2よりも小さく纏められています。
それでも大きな存在感を放つのは、スポーツカーが持つ華やかさのためでしょう。現代では安全上の理由で採用できないリトラクタブルヘッドライトが実現していたシャープで低いフロントマスクや、丸形を取り入れたテールランプデザインなど、各部に初代モデルの面影を映してもいます。
小さなコクピットは、完全にふたりだけのもの。星空を満喫できるロマンティックな時間も愉しめますが、装備は必要最小限。正直、小物入れだって満足できるサイズとはいえません。
しかし、そんな欲求は、ロードスター以外のクルマに求めれば良いもの。そのストイックな姿勢のひとつひとつが、純粋に走りを楽しめるクルマへと繋がっていくプロセスなのです。
とはいえ、現代車でマストとなるナビ機能はもちろんのこと、オープンカーで重宝するシートヒーターだって用意されています。シートもホールド性に優れるだけでなく、疲れにくい構造となっており、必要最小限の空間でも十分にロングドライブが楽しめるように配慮されています。
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エンジンの力をフルに使うことがロードスターの醍醐味
ソフトトップのロードスターには、1.5L直4DOHCエンジンを搭載。もちろん、後輪駆動であるFRレイアウトを採用。最高出力132ps、最大トルク152Nmのスペックは、スポーツカーとしては貧弱に映るかもしれませんが、エンジンをフルに使い切るという楽しみを教えてくれます。
しかもその感覚は、不必要に飛ばすことはなく、ワインディングの上り坂や高速道路の合流など、公道で遭遇するシチュエーションで味わえます。そんな日常に潜む運転を楽しむワンシーンをしっかりとキャッチし、ドライバーに、アクセル、ブレーキ、ステアリングなどを操作することで、操る歓びを感じられることを教えてくれます。
それは、まさに馬を操るがごとし。それこそが歴代ロードスターが大切にしてきた人馬一体という走りの感覚なのです。
そんな運転やオープンカーを楽しんでほしいというロードスターの開発者たちからの想いは、クルマの各部に表れています。例えば、ソフトトップは降車せずに、運転席に座ったまま操作できる、簡単かつ軽い動きの開閉機構となっています。だから、気分に合わせて気軽にオープンにすることができます。
そして、運転のおともとなるドリンクを収めるホルダーも、一人のときは、より使いやすい助手席足元に移動できるように配慮されるといった具合です。
MTのシフトフィールも、快感というべき気持ち良い操作性を備えていますが、AT派も満足できる高性能な6速ATが用意されています。そして、エンジンサウンドも、心地良いものに調律され、ドライバーの心を高揚させてくれます。
もちろん、スポーツカーなので、安全装備の追加などの対応をすれば、サンデーレーサーとしてサーキット走行を楽しむこともできます。まさに小さくとも夢が詰まった一台なのです。
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ロードスターは大切なパートナーとの時間を輝かせてくれる
ただロードスターで誤解してならないのは、決して、一人の時間を楽しむだけのクルマではないこと。助手席も快適な足元スペースが確保されており、トランクも55cm×40cm×22cmサイズのキャリーバッグふたつを飲み込んでくれるので、ショートトリップにも応えてくれます。もう一度、自身とパートナーが幸せになるためのクルマ選びをしてみませんか。
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※この記事は、2023年3月時点での情報を元に執筆しています。