支払総額100万円の予算で買える、新しくて走行距離が少ないおすすめのアメ車を8台選びました。
『ジープ グランドチェロキー (3代目)』通称“グラチェロ”予算100万なら一番人気か
ジープブランドで最も高級となるグラチェロ。ラグジュアリーSUVですが、ジープの名に恥じない、卓越したオフロード走行性能を誇ります。予算100万円で買えるおすすめモデルは、3代目(2005〜10年)前期型、V8・4.7L車となります。アメ車らしい大排気量V8エンジンは、余裕のトルクでゆったりと走れる魅力がありますが、自動車税とガソリン代が高くつきます。この分が中古車相場価格を押し下げているようで、グラチェロより車格が下になる『チェロキー』が、グラチェロと同程度の年式と走行距離となるという相場となっています。
支払総額100万円で買えるグランドチェロキーの狙い目
年式:2005〜2007年
走行距離:4〜8万km
スペック(2005年7月発売モデル)
▼ボディサイズ(mm)
全長4,760・全幅1,880・全高1,750・ホイールベース2,780
最小回転半径5.6m
▼エンジン(最高出力/最大トルク)
V型8気筒4.7Lガソリン(231ps/410N・m)
▼トランスミッション
5速AT
▼駆動方式
4WD
▼燃費(JC08モード)
6.1km/L
▼新車価格
451万5,000〜525万0,000円
『キャデラック CTS (初代・2代目)』アメリカの富の象徴を予算100万円で乗る
キャデラックのクルマとしては、コンパクトなボディサイズの『CTS』。その理由は、欧州市場を狙ったという背景があったようです。予算100万円で狙うおすすめモデルは、初代(2004〜2008年)の後期型か、2代目(2008〜2013年)の前期型。どちらも右ハンドルが設定されています。ただし、日本での販売台数が少ないモデルですので、流通台数は少ないです。
支払総額100万円で買えるCTSの狙い目
年式:2008〜2009年
走行距離:8〜10万km
スペック(2004年6月発売モデル)
▼ボディサイズ(mm)
全長4,850・全幅1,795・全高1,460・ホイールベース2,880
最小回転半径5.3m
▼エンジン(最高出力/最大トルク)
V型6気筒2.6Lガソリン(182ps/244N・m)
V型6気筒3.2Lガソリン(223ps/298N・m)
▼トランスミッション
5速AT
▼駆動方式
2WD(後輪駆動)
▼燃費(JC08モード)
7.9〜8.9km/L
▼新車価格
519万7,500〜624万7,500円
『シボレー カマロ (4代目)』アメリカン・スポーツ。元祖マッスルカー。
映画『トランスフォーマー』の主人公、『バンブルビー』の黄色いカマロが注目を集めました。そのモデルは、予算100万円では買えないですが、4代目(1993〜2002年)後期型なら、手に入れることができます。しかし、流通台数は少なく、良いタマと出会うには運と時間が必要になるでしょう。ただ、100万円でも、マッスルなアメリカン・スポーツカーに乗れる幸せを手にすることができます。
支払総額100万円で買えるカマロの狙い目
年式:1998〜2001年
走行距離:5〜10万km
スペック(1998年10月発売モデル)
▼ボディサイズ(mm)
全長4,910・全幅1,890・全高1,320・ホイールベース2,565
最小回転半径6.0m
▼エンジン(最高出力/最大トルク)
V型8気筒5.7Lガソリン(288ps/437N・m)
V型6気筒3.8Lガソリン(193ps/305N・m)
▼トランスミッション
4AT
▼駆動方式
2WD(後輪駆動)
▼燃費(JC08モード)
7.5〜8.0km/L
▼新車価格
293万0,000〜343万0,000円
『ジープ チェロキー( 3代目)』アメリカンテイスト満載の本格オフローダー
オフロード走行性能に妥協を許さないジープ。1984年にデビューしたチェロキーは、本格的な四輪駆動車でありながら、シティユースにも対応でき、ファッション性も高く、世界中で大人気となりました。日本でも、ジープ人気に火をつけたモデルとなりました。予算100万円でおすすめとなるのは、3代目(2001〜2007年)となります。当時は、ジープのエントリーモデルで、現在のエントリーモデルとなる『レネゲード』がグレードの1つとしてラインナップされていました。
支払総額100万円で買えるチェロキーの狙い目
年式:2005〜2007年
走行距離:4〜8万km
スペック(2004年4月発売モデル)
▼ボディサイズ(mm)
全長4,495・全幅1,820・全高1,905・ホイールベース2,650
最小回転半径5.5m
▼エンジン(最高出力/最大トルク)
V型6気筒3.7Lガソリン(204ps/307N・m)
▼トランスミッション
4速AT
▼駆動方式
4WD
▼燃費(JC08モード)
6.6km/L
▼新車価格
319万9,500〜376万9,500円
『ジープ コンパス(初代)』乗りやすいシティ派エントリーモデル
ジープブランド初のオフロード向けではない、2WD(前輪駆動)のシティ派SUVでエントリーモデルとして2006年にデビューした『コンパス』。現行モデルは、2017年にフルモデルチェンジされた2代目となります。予算100万円で買えるおすすめモデルは、初代(2006〜2017年)後期型です。
支払総額100万円で買えるコンパスの狙い目
年式:2012〜2013年
走行距離:5〜9万km
スペック(2012年3月発売モデル)
▼ボディサイズ(mm)
全長4,460・全幅1,810・全高1,665・ホイールベース2,635
最小回転半径5.6m
▼エンジン(最高出力/最大トルク)
直列4気筒2.0Lガソリン(156ps/190N・m)
▼トランスミッション
5AT
▼駆動方式
2WD(前輪駆動)
▼燃費(JC08モード)
10.5km/L
▼新車価格
260〜298万円
『フォード エクスプローラー(4代目)』アメリカン・フルサイズSUVの定番
アメリカ本国では、定番のSUV。残念ながらフォードは日本から撤退してしまいました。流通台数は多くないですが、正規輸入車が中古車市場で流通しています。購入時は、並行輸入車に気をつけましょう。きちんとサポートしてくれるなら、問題ありません。予算100万円での狙い目は、4代目(2005〜2010年)です。
支払総額100万円で買えるフォード エクスプローラーの狙い目
年式:2005〜2010年
走行距離:4〜8万km
スペック(2005年11月発売モデル)
▼ボディサイズ(mm)
全長4,930・全幅1,870・全高1,835・ホイールベース2,890
最小回転半径5.5m
▼エンジン(最高出力/最大トルク)
V型6気筒4.0Lガソリン(213ps/344N・m)
▼トランスミッション
5AT
▼駆動方式
4WD
▼燃費(JC08モード)
6.3km/L
▼新車価格
425万〜520万円
『シボレー アストロ(2代目)』アメリカン・ミニバン。日本ではビッグサイズ。
所ジョージがアストロの人気に火をつけ、1990〜2000年代に三井物産とヤナセ、GMジャパン、スズキが正規輸入販売し、ヒットを飛ばしたアメリカン・ミニバン。日本では大きいボディサイズで、左ハンドル車しかなく、小回りが効かない、スライドドアも車両右側にしかないという決して便利とはいえないクルマでしたが、高い人気を誇りました。予算100万円で買えるおすすめモデルは、2代目(1995〜2005年)の後期モデル・最終モデルとなります。中古車市場では、並行輸入車もありますのでご注意を。
支払総額100万円で買えるアストロの狙い目
年式:2003〜2005年
走行距離:5〜9万km
スペック(2004年6月発売モデル)
▼ボディサイズ(mm)
全長4,805・全幅1,960・全高1,930・ホイールベース2,820
最小回転半径6.5m
▼エンジン(最高出力/最大トルク)
V型6気筒4.2Lガソリン(193ps/339N・m)
▼トランスミッション
4AT
▼駆動方式
2WD(後輪駆動)・4WD
▼燃費(JC08モード)
未公表
▼新車価格
329万7,000〜425万2,500円
『クライスラー 300C』高級車の顔つきの高コスパなアメリカン・セダン
日本市場では、2004〜2011年に販売されていた、クライスラーのフルサイズ・セダン。フロントマスクは、ロールスロイスを彷彿とさせるほどの迫力と高級感があり、装備もしっかりと充実させながらも、安価な価格設定で高い人気を誇りました。クライスラーブランドは、日本市場から撤退してしまいましたが、FCA(フィアット、クライスラー、ジープなど)とグループPSA(プジョー、シトロエンなど)が合併したステランティスグループが日本にありますので、正規輸入車なら、購入後のメンテナンスにそれほど神経質になる必要はありません。エンジンは3.5Lと5.7Lがありますが、前者で十分でしょう。
支払総額100万円で買える300Cの狙い目
年式:2005〜2011年
走行距離:4〜9万km
スペック(V6 3.5L車:2005年5月発売モデル)
▼ボディサイズ(mm)
全長5,020・全幅1,890・全高1,490・ホイールベース3,050
最小回転半径:未公表
▼エンジン(最高出力/最大トルク)
V型6気筒3.5Lガソリン(249ps/340N・m)
▼トランスミッション
4AT
▼駆動方式
2WD(後輪駆動)
▼燃費(JC08モード)
8.1km/L
▼新車価格
462万円
※ ボディサイズは代表的なグレードのものです。車種によりグレードや駆動方式などにより若干の相違があります。
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※この記事は、2024年6月時点での情報を元に執筆しています。