メインキーの故障の症状・原因・修理内容

メインキーの故障とは？

メインキーとは、クルマのエンジンをかけるための鍵のことです。メインキーに不具合があると、キーが回らない、エンジンがかからないなどの症状が現れることがあります。 メインキーは先端部分にディンプル（くぼみ）が切られた金属製をしており、メインキーを差し込むキーシリンダーは外筒と内筒の二重構造の円筒形をしています。メインキーがキーシリンダーに差し込むと、タンブラーと呼ばれる障害物が水平に並んでおり、メインキーのディンプルがタンブラー内のピンやディスクを押し上げることで、内筒のロックが外れ、シリンダーを回せるようになり、エンジンをかけることができます。キーシリンダーはステアリングコラムや運転席周辺のインパネに設けられることが多いのですが、サーブのようにセンターコンソールに設置される車種もあります。 近年では、メインキーの柄に電子的な防犯装置を組み合わせることで、従来のシリンダー錠に加えて電子的にキーの開閉を行うイモビライザー付きキーも普及しています。 寿命はとくに設定されていませんが、車両の寿命と同じくらい長期にわたって問題なく使用できるようです。

メインキーの故障の原因

メインキー不具合の原因は、ディンプルの破損や歪みがほとんどです。また、キーシリンダー内部にゴミや埃が詰まったり、タンブラーないが破損した場合でも、キーが回らない、エンジンがかからないなどの不具合が発生します。

メインキーの故障の修理内容と費用相場