給油口勝手に開く 原因を解決する方法

記事監修:柴 健太郎

プレミアモビリティサービス株式会社 執行役員/一般財団法人日本技能研修機構(JATTO)理事

POINT

  • 給油口のカバーを押して開閉するタイプの場合、アクチュエーターが故障してロック状態にならなくなっている可能性が高い。
  • アクチュエーターが劣化していると、カバーを閉じることができても走行中の振動でロックが外れてカバーが開いてしまうこともある。
  • カバーを開けたまま走行するのは危険。トラブルが発生したら速やかに修理を!

アクチュエーターが故障している可能性が高い

給油を終えた後に給油口のカバーを閉めようとしてもきちんと閉まらない。きちんと締めたはずなのに気づいたらカバーが開いてしまっている。もしこのような症状が現れたら、フューエルフィラーリッドロックアクチュエーターに不具合がある可能性が高いです。

フューエルフィラーリッド(給油口のカバー)の開閉方法は車種により異なります。この中でカバーを押して手を離すとぽんとカバーが跳ね返ってくる仕組みのものは、フューエルフィラーリッドロックアクチュエーターがカバーを跳ね返す役目を担っています。

このタイプではもう一度カバーを押すとアクチュエーターが中に入った状態でロックされることカバーが閉まるのですが、アクチュエーターが壊れて中に入った状態でロックされないと、カバーが開いたままの状態になってしまいます。

給油口勝手に開くのイメージ

給油口が開いたまま放置するのは危険、すみやかに修理を

また、カバーを閉めることはできてもアクチュエーターにガタが来ていると、走行中の振動などでロックが外れてカバーが開いてしまうケースもあります。

給油口のカバーが開いたままの状態だと給油口のキャップを開けられ燃料を盗まれたり、走行中にカバーが歩行者やものに接触する可能性があるなど、大変危険です。

このような不具合が発生したら早急に整備工場に修理を依頼してください。車種によって金額は異なりますが、平均すると修理費用は工賃込みで2万円前後になります。

(高橋 満)

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柴 健太郎

プレミアモビリティサービス株式会社 執行役員/一般財団法人日本技能研修機構(JATTO)理事

給油口勝手に開く の原因一覧

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※原因は症状から過去の事例を参考にしたもので、不具合の原因を断定するものではありません。
※修理内容は修理工場での作業事例を説明するもので自己修理を推奨するものではありません。

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