スピーカーの故障の症状・原因・修理内容

スピーカーの故障とは？

スピーカーに不具合があると、スピーカー本体やウーファーが音割れしたり、音が出なくなったりします。スピーカーはCDなどを再生するヘッドユニット（デッキ）から音を増幅するアンプを介してケーブルで接続され、音を鳴らします。スピーカーはフレームの基部にあるボイスコイルに通電すると周囲のマグネットに反応して振動が発生し、その振動をコーン紙が増幅し、さらに空気を振動させることで音を鳴らします。スピーカーにはツィーター一体型のコアキシャルスピーカー（純正スピーカーに採用例が多い）とツィーターを分離したセパレートスピーカーがあります。低音のパンチが欲しい場合はさらにウーファーを追加する場合もあります。それぞれの設置場所はツィーターがドアミラー基部やインパネ上部などの耳の近く、セパレートスピーカーは（コアキシャルスピーカーも）ドアトリム、ウーファーはトランクとなります。スピーカーの寿命は長く、音に不満がなければクルマの寿命と同じくらいの長さで使用できます。

スピーカーの故障の原因

スピーカーの不具合は、コーン紙などの内部構造物の破損やフレームの錆、配線の場合は断線やショートが原因になります。ツィーターやウーファーの故障は稀ですが、ドアスピーカーは雨で濡れたり、開閉の度に衝撃や振動が伝わるため不具合を起こしやすいようです。

スピーカーの故障の修理内容と費用相場