触媒コンバーター故障の症状・原因・修理内容

よくある度:

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記事監修:柴 健太郎

プレミアモビリティサービス株式会社 執行役員/一般財団法人日本技能研修機構(JATTO)理事

触媒コンバーター故障とは?

触媒コンバーターに不具合があると、カラカラとした異音が発生し、エンジン警告灯が点灯することがあります。触媒コンバーターはエンジンから発生する排気ガスに含まれる有害排気成分を浄化する装置のことです。エキゾーストマニホールドからマフラーの間に装着され、排気ガスに含まれる炭化水素(HC)、一酸化炭素(CO)、窒素酸化物(NOx)といった大気汚染物質を除去します。触媒コンバーターは中央部が膨らんだ筒型をしており、内部構造はセラミックス製のハニカム(蜂の巣)構造体の中にパラジウムやプラチナ、ロジウムなどの希少金属がペースト状に塗布されています。触媒コンバーターはクルマの耐用年数と同じくらいの寿命を保ちますが、エンジンの不調などにより故障することがあります。

触媒コンバーター故障の原因

通常の使用では触媒コンバーターが壊れることはまず考えられません。しかし、触媒コンバーターはデリケートなパーツであり、車体の下側をぶつけると衝撃で壊れてしまうことがあります。また、エンジンの不調で排気ガスの中に未燃焼燃料が含まれた状態になると、構造体が詰って加熱状態となり、触媒コンバーターの金属が溶けてしまいます。

触媒コンバーター故障の修理内容と費用相場

触媒コンバーターは分解修理ができません。不具合がある場合には新品もしくは程度の良い中古品に本体(一式)交換で対応します。

費用相場 Case1

マフラー修理の交換パーツが「触媒コンバーター」の場合には、一般パーツ利用をして、平均的に118,510円の費用が掛かります。

一般パーツ利用 カープレミアパーツ利用
金額

平均:118,510 円

(15,840 円~637,750 円)

平均:67,840 円

(10,500 円~544,980 円)

交換パーツ 触媒コンバーター

※費用相場は部品代に工賃等を含んだ最終的な金額の目安です。
※クルマの状態により最終的な金額は異なる場合があります。

※交換した部品数によってケースを分けて表示しています。

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費用相場 Case2

マフラー修理の交換パーツが「触媒コンバーター、マフラー」の場合には、一般パーツ利用をして、平均的に144,580円の費用が掛かります。

一般パーツ利用 カープレミアパーツ利用
金額

平均:144,580 円

(25,180 円~966,620 円)

平均:88,700 円

(17,970 円~808,080 円)

交換パーツ 触媒コンバーター、マフラー

※費用相場は部品代に工賃等を含んだ最終的な金額の目安です。
※クルマの状態により最終的な金額は異なる場合があります。

※交換した部品数によってケースを分けて表示しています。

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※実際の点検で原因が異なると費用が発生する可能性があります。

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この記事の監修

柴 健太郎

プレミアモビリティサービス株式会社 執行役員
一般財団法人日本技能研修機構(JATTO)理事

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