プロペラシャフトの故障の症状・原因・修理内容
よくある度：
プロペラシャフトの故障とは？
プロペラシャフトとは、FR車や4WD車に備わるエンジンで発生した動力をデフへと伝える役割を持つ鋼管製の回転軸のことです。プロペラシャフトに不具合があると、「ゴロゴロ」とした異音やうなり音、振動が発生します。プロペラシャフトは車体底面・中央部に備わり、トランスミッションとデフとを接続しており、一般的には1本ですが、車体レイアウトの都合により、センターベアリングで2?3本に分割されている車種もあります。プロペラシャフトは丈夫なパーツで寿命は極めて長く、事故などにより破損しなければおおよそ車体寿命と同じくらいは問題なく使用できるようです。
プロペラシャフトの故障の原因
プロペラシャフトから異音が発生した場合は、センターベアリングやユニバーサルジョイントの劣化により、プロペラシャフトの回転軸に偏りが出たことが原因となります。停車時に目視でプロペラシャフトをチェックしても異常が見つけられなかったのに、走り出すと異常が発生する場合がありますので注意が必要です。
プロペラシャフトの故障の修理内容と費用相場
プロペラシャフトの不具合がセンターベアリングやユニバーサルジョイントの劣化が原因の場合は、不具合を起こしたパーツを新品に交換することで対応します。輸入車などで部品の個別設定が無い車種の場合は、プロペラシャフトの本体（ASSY＝アッセンブリー：複数のパーツが一式組み上がった状態で交換するパーツ）交換で修理します。 （山崎 龍）
費用相場 Case1
駆動系修理の交換パーツが「プロペラシャフト」の場合には、一般パーツ利用をして、平均的に79,320円の費用が掛かります。
| 一般パーツ利用 | カープレミアパーツ利用 | |
|---|---|---|
| 金額 |
平均：79,320 円 (64,450 円～165,040 円) |
平均：63,450 円 (51,560 円～132,030 円) |
| 交換パーツ | プロペラシャフト | |
※費用相場は部品代に工賃等を含んだ最終的な金額の目安です。
※クルマの状態により最終的な金額は異なる場合があります。
※交換した部品数によってケースを分けて表示しています。
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※実際の点検で原因が異なると費用が発生する可能性があります。
プロペラシャフトの故障は重大事故の要因にも！？
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