ワイパーリンク故障の症状・原因・修理内容
よくある度：
ワイパーリンク故障とは？
ワイパーリンクとは、フロントガラスに装着された複数のワイパー、あるいは2本以上のワイパーアームを接続して往復運動させるためのリンク機構のことを指します。ワイパーリンクはワイパーカウル（カウルトップパネル）の内部に備わり、ワイパーモーターとワイパーアームを接続するため、複数のロッドとリンク機構で構成されています。 ワイパーリンクに不具合があると、ワイパーがガタつく、異音が発生する、動作が重い、ワイパーゴムの異常摩耗などが発生したり、モーターとリンクの接合部破損により作動しないなどの症状が現れます。ワイパーリンクの寿命は車種や使用環境によっても異なりますが、おおよそ10年・10万kmは問題なく使用できるようです。
ワイパーリンク故障の原因
ワイパーリンクは常に風雨にさらされる場所にあり、ワイパーの作動によるストレスにも晒されているため、リンク部分の錆や腐食、摩耗により不具合が生じます。
ワイパーリンク故障の修理内容と費用相場
ワイパーリンクは補修部品が細かく設定されている車種が多く、不具合を起こしたリンク部分だけを交換修理することもできますが、長期の使用により全体的に錆や腐食、やれやヘタリが現れた場合には、ワイパーリンク本体（ASSY＝アッセンブリー：複数のパーツが一式組み上がった状態で交換するパーツ）交換で修理することを推奨します。 （山崎 龍）
費用相場 Case1
ワイパー修理の交換パーツが「ワイパーリンク」の場合には、一般パーツ利用をして、平均的に22,120円の費用が掛かります。
| 一般パーツ利用 | カープレミアパーツ利用 | |
|---|---|---|
| 金額 |
平均：22,120 円 (8,810 円～62,620 円) |
平均：17,700 円 (7,340 円～50,090 円) |
| 交換パーツ | ワイパーリンク | |
※費用相場は部品代に工賃等を含んだ最終的な金額の目安です。
※クルマの状態により最終的な金額は異なる場合があります。
※交換した部品数によってケースを分けて表示しています。
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※実際の点検で原因が異なると費用が発生する可能性があります。
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