警告灯点灯 原因を解決する方法

記事監修:柴 健太郎

プレミアモビリティサービス株式会社 執行役員/一般財団法人日本技能研修機構(JATTO)理事

POINT

  • ステアリングマークがメーター内に点灯したら、電動パワーステアリングに異常が発生している可能性が高い。
  • 原因として考えられるのは電動パワーステアリングを制御するコントロールユニットに不具合があるケース。平均すると修理代は工賃含め7万円前後。
  • ハンドルの動きをユニットに伝えるセンサーに異常が発生しているケースもある。

電動パワーステアリングを制御するユニットに不具合がある可能性が高い

メーター内にハンドルとエクスクラメーションマーク(車種によっては別の図柄のこともあります)の警告灯が点灯した場合、ステアリングコントロールユニットに不具合が生じている可能性があります。

パワーステアリングはもともと油圧式が主流でしたが、2000年代以降はモーターの力で操舵をアシストする電動パワーステアリング(EPS)が主流になっています。その制御を行っているのがステアリングコントロールユニットです。

電動パワーステアリングは車速や舵角などに応じてステアリングの重さを変えたり、必要なときだけモーターが作動するよう制御しています。このユニットに異常が現れると警告灯が点灯し、ドライバーに異常を知らせます。

ユニットの異常はクルマに専用テスターを装着して原因を探りますが、ステアリングコントロールユニットを交換する場合、平均すると部品代と工賃で7万円前後の費用が必要になります。

ステアリングの動きをシステムに伝えるセンサーに異常があるケースもあり

電動パワステの警告灯は、ステアリング舵角センサー(ステアリングアングルセンサー)に不具合が生じた時も点灯します。

ステアリング舵角センサーとはステアリング操舵の向きや中立位置などを信号としてステアリングコントロールユニットに送る装置で、ステアリングシャフトに取り付けられています。

ステアリング舵角センサーに不具合が発生した場合は、センサー部分を交換するのが一般的な整備になります。

もしパワーステアリング警告灯が点灯したら、そのまま乗り続けるのではなく早めに整備工場に点検と修理を依頼してください。

(高橋 満)

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柴 健太郎

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※原因は症状から過去の事例を参考にしたもので、不具合の原因を断定するものではありません。
※修理内容は修理工場での作業事例を説明するもので自己修理を推奨するものではありません。

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