オイルクーラーパイプ故障の症状・原因・修理内容
よくある度：
オイルクーラーパイプ故障とは？
オイルクーラーパイプに不具合があると、エンジンオイルの漏れや滲みという症状が発生しています。オイルクーラーパイプは、エンジンとオイルクーラー（熱くなったオイルを冷却するための部品です。空冷式と水冷式があります）を繋ぐパイプとなります。エンジンからオイルクーラーへはオイルを圧送しているので、パイプに亀裂が生じたりすると、そこからオイルが滲み出したり、漏れ出したりしてしまいます。前述のとおり圧が掛かっている部分なのでオイルの流出量も多く、放っておくとオイル量不足によるエンジン焼き付きが発生するだけでなく、路面にオイルを撒いていることになるので、他車に危険を生じさせることになります。
オイルクーラーパイプ故障の原因
オイルクーラーパイプ不具合の原因は外的な力が加わり、その後エンジンの振動で金属疲労を起こすケースが多いです。外的な力とは事故などで損傷してしまった場合などがあります。稀に外的な力が加わることなく、エンジンの振動による金属疲労のみでオイルクーラーパイプが損傷することもあります。それ以外に接続部からの漏れも考えられます。これは接続部のガスケットやパッキンの経年劣化や締め付けバンドの緩みや損傷が原因となります。
オイルクーラーパイプ故障の修理内容と費用相場
オイルクーラーパイプのパイプ部が破損している場合は、対象部の部品を一式（ASSY・アッセンブリー）で交換することになります。接続部の場合は、ガスケットやパッキンの交換や締め付けバンドの増し締めなどで修理完了となります。これらの作業を行う場合はオイルが漏れ出すため、その量が多い車種の場合は減った分のオイルを足す、もしくはオイル交換を行う必要が生じることもあります。 （坪内英樹）
費用相場 Case1
エンジン修理の交換パーツが「オイルクーラーパイプ」の場合には、一般パーツ利用をして、平均的に28,610円の費用が掛かります。
| 一般パーツ利用 | カープレミアパーツ利用 | |
|---|---|---|
| 金額 |
平均：28,610 円 (14,340 円～74,250 円) |
平均：20,030 円 (10,040 円～51,980 円) |
| 交換パーツ | オイルクーラーパイプ | |
※費用相場は部品代に工賃等を含んだ最終的な金額の目安です。
※クルマの状態により最終的な金額は異なる場合があります。
※交換した部品数によってケースを分けて表示しています。
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※実際の点検で原因が異なると費用が発生する可能性があります。
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