吸気温センサーの故障の症状・原因・修理内容
よくある度:
吸気温センサーの故障とは?
吸気温センサーは、エンジンが吸い込む空気の温度をモニターするセンサーとなり、その情報はECU(エンジンコントロールユニット)に取り込まれます。吸気温センサーに不具合があると、エンジン警告灯が点灯する、エンジン不調、燃費悪化などの症状が発生します。ちなみに吸気温度からは主に吸入気の密度を割り出しています。同じ量(体積)の空気でも温度により密度が変化することは、学生時代の理科の授業で習っていますよね。吸入気の温度から密度を算出し、含まれる酸素の量を割り出すことで、ECUは最適量の燃料をエンジンに供給してくれています。
吸気温センサーの故障の原因
吸気温センサーは、経年劣化や吸気経路に戻されるブローバイガスが原因となる汚れの付着などにより温度測定機能を失います。またエアクリーナーボックスに装着されていることも多く、エアクリーナーエレメントの交換時などに、吸気温センサーへの配線を断線させてしまうといった人的ミスが元となり、温度測定が行えなくなっていることも少なくはないようです。
吸気温センサーの故障の修理内容と費用相場
吸気温センサーの修理は新品部品に交換するのが一般的です。ちなみにECUが燃料噴射量を決める際に、吸気温度というのは副次的な要素であり、吸気温センサーが機能していなくてもエンジン制御に大きな影響を及ぼすことはありません。とはいえより緻密な制御を行う際には必要な情報となるため、警告灯が点灯しているような場合は、しっかりと吸気温センサーを新品に交換するのが賢明です。またECUには吸気温センサー異常の履歴(エラーコード)が残っているので、センサー交換後にはエンジン診断機でエラーコードを消去する必要もあります。 (坪内英樹)
費用相場 Case1
エンジン修理の交換パーツが「吸気温センサー」の場合には、一般パーツ利用をして、平均的に19,980円の費用が掛かります。
一般パーツ利用 | カープレミアパーツ利用 | |
---|---|---|
金額 |
平均:19,980 円 (4,840 円~77,900 円) |
平均:17,980 円 (4,350 円~70,110 円) |
交換パーツ | 吸気温センサー |
※費用相場は部品代に工賃等を含んだ最終的な金額の目安です。
※クルマの状態により最終的な金額は異なる場合があります。
※交換した部品数によってケースを分けて表示しています。
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※実際の点検で原因が異なると費用が発生する可能性があります。
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