サイドエアバッグ故障の症状・原因・修理内容

よくある度:

星1

記事監修:柴 健太郎

プレミアモビリティサービス株式会社 執行役員/一般財団法人日本技能研修機構(JATTO)理事

サイドエアバッグ故障とは?

サイドエアバッグとは、シートの外側に搭載されるエアバッグのことで、側面衝突時や横転時にドアと乗員との隙間にエアバッグを展開することで、乗員の胸部や腹部を保護する役割が与えられています。サイドエアバッグに不具合があると、エアバッグ警告灯が点灯することがあります。 サイドエアバッグ展開の仕組みは、運転席エアバッグや助手席エアバッグなどと共通で、車両に備わる衝撃センサーや車体のフロア加速度センサーが事故を検知して、ガス発生装置に自動でスイッチが入ることでガス発生器に点火し、発生した窒素ガスによってごく短時間でエアバッグを膨らませます。 サイドエアバッグは車体側面というクラッシャブルゾーンがほとんど取れない場所で展開するため、車両が装える各種エアバッグの中でもっとも短い時間で展開します。 エアバッグの寿命についてメーカーは「製造後10〜15年」としており、古くなったエアバッグはインフレーターを交換することを推奨していますが、重大事故に遭わない限り未交換でも運行に支障がないため、現実には事故以外での交換はまれです。

サイドエアバッグ故障の原因

サイドエアバッグの不具合により、エアバッグ警告灯が点灯した場合は、エアバッグの通電回路やハーネスの異常、電気系のトラブル、バッテリーの電圧低下が考えられます。

サイドエアバッグ故障の修理内容と費用相場

バッテリーの電圧低下が起こるとエアバッグが正常に機能しなくなる可能性があります。他にもエンジンの掛かりが悪くなる、ヘッドランプの光量が低くなるなどのバッテリーの劣化による症状がある場合には、新品のバッテリーに交換する必要があります。 エアバッグの通電回路やハーネスの異常、電気系のトラブルによってサイドエアバッグの不具合が疑われた際には、ディーラーや整備工場に点検・整備に入庫し、必要に応じて故障箇所の修理を行います。 (山崎 龍)

費用相場 Case1

乗員保護装置修理の交換パーツが「サイドエアバッグ」の場合には、一般パーツ利用をして、平均的に52,880円の費用が掛かります。

一般パーツ利用 カープレミアパーツ利用
金額

平均:52,880 円

(36,340 円~71,930 円)

平均:42,300 円

(29,070 円~57,540 円)

交換パーツ サイドエアバッグ

※費用相場は部品代に工賃等を含んだ最終的な金額の目安です。
※クルマの状態により最終的な金額は異なる場合があります。

※交換した部品数によってケースを分けて表示しています。

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※実際の点検で原因が異なると費用が発生する可能性があります。

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この記事の監修

柴 健太郎

プレミアモビリティサービス株式会社 執行役員
一般財団法人日本技能研修機構(JATTO)理事

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