クラッチアクチュエーターの故障の症状・原因・修理内容
よくある度：
クラッチアクチュエーターの故障とは？
クラッチアクチュエーターとは、AGS、DCT、DSGなどと呼ばれるロボタイズドMT車（2ペダルMT）などに備わるクラッチを動かすための倍力装置で、ドライバーのアクセル操作に応じて発進・加速・半クラッチ操作などを行うパーツです。クラッチアクチュエーターに不具合があると、ギアが抜ける、加速不良を起こす、異音が発生する、走行できなくなるなどの症状が現れます。 クラッチアクチュエーターはトランスミッションの側面に設置されており、L字型の金属筐体の中にはクラッチを動かすための電気モーターや油圧ポンプ、ダイヤフラムなどが内蔵されています。寿命は車種や運転環境によっても異なりますが、ストップ＆ゴーの多い都市部を中心に使用していると5〜8万kmほどで不具合が生じることがあります。
クラッチアクチュエーターの故障の原因
クラッチアクチュエーターの不具合の多くは、内蔵された電気モーターや油圧ポンプ、ダイヤフラムの故障によって発生します。
クラッチアクチュエーターの故障の修理内容と費用相場
クラッチアクチュエーターは補修部品が個別に設定されているケースが少なく、一般的には本体（ASSY＝アッセンブリー：複数のパーツが一式組み上がった状態）交換で修理します。 ロボタイズドMTのクラッチディスクを交換する際に、プレッシャープレートやレリーズフォーク、ボールヘッドとともに、予防整備としてクラッチアクチュエーターを一緒に交換すると工賃の節約になります。 （山崎 龍）
費用相場 Case1
トランスミッション修理の交換パーツが「クラッチアクチュエーター」の場合には、一般パーツ利用をして、平均的に198,760円の費用が掛かります。
| 一般パーツ利用 | カープレミアパーツ利用 | |
|---|---|---|
| 金額 |
平均：198,760 円 (184,200 円～270,410 円) |
平均：159,010 円 (147,360 円～216,330 円) |
| 交換パーツ | クラッチアクチュエーター | |
※費用相場は部品代に工賃等を含んだ最終的な金額の目安です。
※クルマの状態により最終的な金額は異なる場合があります。
※交換した部品数によってケースを分けて表示しています。
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※実際の点検で原因が異なると費用が発生する可能性があります。
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