ミラーヒーター故障の症状・原因・修理内容

記事監修:柴 健太郎

プレミアモビリティサービス株式会社 執行役員/一般財団法人日本技能研修機構(JATTO)理事

ミラーヒーター故障とは?

ミラーヒーターとは、ドアミラーの鏡面部についた雪や霜を取り去るためのヒーテッドドアミラーの熱発生装置のことで、鏡面部の裏側に取りつける電源ハーネスから伸びた電熱線フィルムと、運転席周辺に付近に取り付けるスイッチユニットで構成されています。ミラーヒーターが故障すると、ドアミラーの曇りが取れなくなります。 ヒーテッドドアミラーには高級車や寒冷地仕様車に標準装備されるメーカー純正品と、カー用品店などで販売される社外品が存在しますが、どちらも基本構造に変わりはありません。 ミラーヒーターの寿命はとくに設定されていませんが、一般的な使用環境では10年・10万km程度では不具合が発生しないようです。

ミラーヒーター故障の原因

ミラーヒーターの不具合は、ミラーに取り付ける熱線フィルムや電源ハーネスの断線や腐食、スイッチユニットの接触不良が主な原因となります。

ミラーヒーター故障の修理内容と費用相場

熱線フィルムの断線はリアガラスの熱線補修材などを用いて断線部分を補修すれば再び通電するようになり、修理は完了します。 電源ハーネスの断線は配線修理を行い、カプラーやスイッチユニットの接触不良は接点を紙やすりで磨いたり、接点復活剤(コンタクトスプレー)を塗布することで修理ができます。 社外品のヒーテッドドアミラーは数千円〜1万円程度で購入が可能なので、故障した際には新品に交換することを検討しても良いかもしれません。 (山崎 龍)

費用相場 Case1

ミラー修理の交換パーツが「ミラーヒーター」の場合には、一般パーツ利用をして、平均的に11,370円の費用が掛かります。

一般パーツ利用 カープレミアパーツ利用
金額

平均:11,370 円

(11,200 円~13,330 円)

平均:9,100 円

(9,330 円~10,660 円)

交換パーツ ミラーヒーター

※費用相場は部品代に工賃等を含んだ最終的な金額の目安です。
※クルマの状態により最終的な金額は異なる場合があります。

※交換した部品数によってケースを分けて表示しています。

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※実際の点検で原因が異なると費用が発生する可能性があります。

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この記事の監修

柴 健太郎

プレミアモビリティサービス株式会社 執行役員
一般財団法人日本技能研修機構(JATTO)理事

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