A/Tオイルパンの故障の症状・原因・修理内容
よくある度:
A/Tオイルパンの故障とは?
ATオイルパンとは、AT内部を潤滑するために必要なATフルード(ATF)を溜めておくためのパーツで、ATミッション本体の下側に装着されています。ATオイルパンは強度を保つためのリブがついた金属製のトレー型をしており、ATオイルパンを外すとATフルードの汚れを濾すためのストレーナーや油圧回路が姿を現します。 ATオイルパンに不具合があると、オイルの漏れやにじみが生じることがあります。 ATオイルパン本体の寿命は、事故などで下回りをぶつけたりしなければ、一般的な使用環境では車両と同じくらい長く使用できます。
A/Tオイルパンの故障の原因
ATオイルパン自体が劣化することはほとんどありませんが、ATミッション本体とATオイルパンの接続部分に挟み込むガスケットは経年劣化を起こすため、ATフルードの漏れやにじみが生じることがあります。
A/Tオイルパンの故障の修理内容と費用相場
ATオイルパンの漏れやにじみの症状が軽度の場合には、ATフルード漏れ止め剤を添加することで症状が緩和することがあります。しかし、症状が重い場合にはATオイルパンを外し、新品のガスケットに交換する必要があります。 (山崎 龍)
費用相場 Case1
トランスミッション修理の交換パーツが「A/Tオイルパン」の場合には、一般パーツ利用をして、平均的に19,870円の費用が掛かります。
一般パーツ利用 | カープレミアパーツ利用 | |
---|---|---|
金額 |
平均:19,870 円 (23,500 円~146,980 円) |
平均:15,900 円 (18,800 円~117,580 円) |
交換パーツ | A/Tオイルパン |
※費用相場は部品代に工賃等を含んだ最終的な金額の目安です。
※クルマの状態により最終的な金額は異なる場合があります。
※交換した部品数によってケースを分けて表示しています。
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※実際の点検で原因が異なると費用が発生する可能性があります。
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