駆動モーターの故障の症状・原因・修理内容

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記事監修:柴 健太郎

プレミアモビリティサービス株式会社 執行役員/一般財団法人日本技能研修機構(JATTO)理事

駆動モーターの故障とは?

駆動モーターに不具合が発生すると警告灯が点灯します。ハイブリッド車は、エンジンと駆動用モーターの両方を駆動力に用いて走行しています。メーカーにより、エンジンと駆動用モーターの組み合わせ方が異なっています。エンジンと駆動用モーターの両方を、走行状況に応じて使い分けるトヨタのスプリット式(シリーズパラレル方式とも)と、日産e-POWERのようにエンジンを発電専用とするシリーズ式(ホンダe:HEVや三菱のPHEVも似た仕組み)が主な方式となっています。なお、軽自動車に採用の多いマイルドハイブリッドは、オルターネーター(発電機)の出力を上げて加速時の駆動力をサポートするもので、駆動用モーターとは区別されています。駆動用モーターの寿命は、一般的に8年〜10年、10万kmといわれていますが、ハイブリッドシステムや使用環境などによって異なります。どちらかと言えば、駆動用モーターよりバッテリーの劣化や、制御システムの不調のほうが不具合発生率が高い状況となっています。

駆動モーターの故障の原因

モーターの経年劣化やハイブリッドコントロールユニットの異常が主な原因です。また、車の下回りへ突き上げるような衝撃が加わった場合など、駆動モーターが損傷することもあります。

駆動モーターの故障の修理内容と費用相場

駆動モーターの修理は、モーター交換が基本となります。

費用相場 Case1

ハイブリッド修理の交換パーツが「駆動モーター」の場合には、一般パーツ利用をして、平均的に166,610円の費用が掛かります。

一般パーツ利用 カープレミアパーツ利用
金額

平均:166,610 円

(284,660 円~345,850 円)

平均:133,280 円

(227,730 円~276,680 円)

交換パーツ 駆動モーター

※費用相場は部品代に工賃等を含んだ最終的な金額の目安です。
※クルマの状態により最終的な金額は異なる場合があります。

※交換した部品数によってケースを分けて表示しています。

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※実際の点検で原因が異なると費用が発生する可能性があります。

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この記事の監修

柴 健太郎

プレミアモビリティサービス株式会社 執行役員
一般財団法人日本技能研修機構(JATTO)理事

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