イモビライザーコントロールユニットの故障の症状・原因・修理内容
よくある度:
イモビライザーコントロールユニットの故障とは?
イモビライザーとは、クルマの盗難防止装置の1つで、イグニッションキーに組み込まれたチップから信号を受信し、イグニッションキーとECUとの間に電子的に割り込むことで、キー操作に対してエンジンの始動に許可を与える電子システムのことです。イモビライザーコントロールユニットとは、その受信部分となります。イモビライザーコントロールユニットは箱型の筐体の中にキーからの信号を受信するセンサーと基盤が内蔵されており、車種によっても異なりますが、グローブボックスの奥に設置されることが多いようです。イモビライザーコントロールユニットに不具合があるとキー系のトラブルでエンジンがかからない、ドアロックが作動しないなどの症状が現れます。イモビライザーコントロールユニットの寿命は長く、おおよそ10年・10万km以上は問題なく使用できるようです。
イモビライザーコントロールユニットの故障の原因
イモビライザーの不具合で最も多いのがリモコンキーの電池切れです。電池切れ以外の不具合としては、イモビライザーのIDコードの不一致で、複製したスペアキーにIDコードが正しく入力されていない場合に起こるトラブルです。このほか、イモビライザーコントロールユニット本体の内部基盤の劣化や腐食、配線の異常が原因として考えられます。
イモビライザーコントロールユニットの故障の修理内容と費用相場
リモコンキーの電池切れは新品の電池に交換することで簡単に修理できます。イモビライザーコントロールユニット本体が故障した場合は、ディーラーや修理工場でイモビライザーコントロールユニット本体(ASSY=アッセンブリー:複数のパーツが一式組み上がった状態で交換するパーツ)交換で修理します。なお、イモビライザーを採用したクルマのスペアキーを製作する場合は、ディーラーなどイモビライザーIDコードを新しく制作したキーに入力できる環境を持つ業者でなくては不可能です。 (山崎 龍)
費用相場 Case1
キー・キーレス・リモコンキー修理の交換パーツが「イモビライザーコントロールユニット」の場合には、一般パーツ利用をして、平均的に41,850円の費用が掛かります。
一般パーツ利用 | カープレミアパーツ利用 | |
---|---|---|
金額 |
平均:41,850 円 (40,550 円~119,530 円) |
平均:33,480 円 (33,790 円~95,620 円) |
交換パーツ | イモビライザーコントロールユニット |
※費用相場は部品代に工賃等を含んだ最終的な金額の目安です。
※クルマの状態により最終的な金額は異なる場合があります。
※交換した部品数によってケースを分けて表示しています。
費用相場 Case2
キー・キーレス・リモコンキー修理の交換パーツが「イモビライザーコントロールユニット、トランスミッタ」の場合には、一般パーツ利用をして、平均的に56,070円の費用が掛かります。
一般パーツ利用 | カープレミアパーツ利用 | |
---|---|---|
金額 |
平均:56,070 円 (44,960 円~169,200 円) |
平均:46,700 円 (37,470 円~129,010 円) |
交換パーツ | イモビライザーコントロールユニット、トランスミッタ |
※費用相場は部品代に工賃等を含んだ最終的な金額の目安です。
※クルマの状態により最終的な金額は異なる場合があります。
※交換した部品数によってケースを分けて表示しています。
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※実際の点検で原因が異なると費用が発生する可能性があります。
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