ブレーキシューの故障の症状・原因・修理内容
よくある度:
ブレーキシューの故障とは?
ブレーキシューとは、軽自動車や商用車などのリアブレーキに使われることの多い、ドラムブレーキの部品。車輪とともに回転するブレーキドラムの中で摩擦を発生させ、制動力を生み出すためのパーツです。金属製の扇型をしており、外側には摩擦剤(ブレーキライニング)が張られています。ブレーキシューに不具合があると、制動時にキーキーといった異音を発生することがあります。 ブレーキシューが制動力を生み出す仕組みは、ブレーキペダルの踏力をマスターシリンダーで油圧へと変換し、配管内のブレーキフルードを介してドラムブレーキへと伝えられ、ドラム内のピストンを動かすことで摩擦材であるブレーキシューを内側から外側へとブレーキドラムに押しつけ、クルマを減速・停止させます。 ブレーキシューの寿命は、車種や使用環境によっても異なりますが、おおむね5〜10万km程度とされています。
ブレーキシューの故障の原因
ブレーキシューの摩擦剤であるブレーキライニングがすり減ると、ブレーキドラムにシュー本体の金属が当たり、キーキーと異音を発生させるだけでなく、ブレーキの利きも悪くなります。 また、走行中の遠心力やブレーキドラム内部に入ったゴミなどが原因でブレーキシューが片減りを起こすケースがあります。その場合はブレーキシューの厚みがあってもキーキーと異音を発生させることがあります。
ブレーキシューの故障の修理内容と費用相場
ブレーキシューがすり減ったことで異音が生じたり、効きが悪くなった場合は新品に交換修理します。
費用相場 Case1
ブレーキ修理の交換パーツが「ブレーキシュー」の場合には、一般パーツ利用をして、平均的に15,890円の費用が掛かります。
一般パーツ利用 | カープレミアパーツ利用 | |
---|---|---|
金額 |
平均:15,890 円 (6,600 円~38,680 円) |
平均:11,120 円 (4,620 円~27,080 円) |
交換パーツ | ブレーキシュー |
※費用相場は部品代に工賃等を含んだ最終的な金額の目安です。
※クルマの状態により最終的な金額は異なる場合があります。
※交換した部品数によってケースを分けて表示しています。
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※実際の点検で原因が異なると費用が発生する可能性があります。
ブレーキシューの故障は重大事故の要因にも!?
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