コンバーターの故障の症状・原因・修理内容
よくある度:
コンバーターの故障とは?
ハイブリッド車のコンバーターに不具合があるとハイブリッド系の警告灯が点灯することがあります。 コンバーターとは、正式にはDC-DCコンバーターと呼ばれる機器で、補機バッテリーや制御ECU、カーナビ、灯下類などに電源を供給するため、直流電圧を機器に応じた電圧に変換する電源装置のことです。 コンバーターはエンジンルームのエンジン本体に隣接するハイブリッドシステムのコントロールユニット内部にある電圧を変換するための制御基板です。 寿命は車種や使用環境によっても異なりますが、一般的に10年・10万km以上の耐久性のある部品です。
コンバーターの故障の原因
エンジンルームは常にエンジンの熱にさらされています。制御基板に組み込まれたICチップやコンデンサーなどの電子機器は熱に弱く、クルマを使用しているうちに徐々に熱の影響を受けてコンバーターの不具合を引き起こすことがあります。
コンバーターの故障の修理内容と費用相場
不具合を起こしたコンバーターは分解修理ができないため、新品もしくは程度の良い中古品に本体(ASSY・アッセンブリー:複数のパーツが組み上がった状態で交換するパーツ)交換で修理します。 なお、ハイブリッドカーを修理する整備工場は、コンピューターシステム診断認定店であり、専門の研修・訓練を受けた整備士でなくては修理ができないため、ディーラーも しくは資格取得済みの整備工場で行う必要があります。 (山崎 龍)
費用相場 Case1
ハイブリッド修理の交換パーツが「コンバーター」の場合には、一般パーツ利用をして、平均的に86,850円の費用が掛かります。
一般パーツ利用 | カープレミアパーツ利用 | |
---|---|---|
金額 |
平均:86,850 円 (17,420 円~344,730 円) |
平均:69,480 円 (13,940 円~275,790 円) |
交換パーツ | コンバーター |
※費用相場は部品代に工賃等を含んだ最終的な金額の目安です。
※クルマの状態により最終的な金額は異なる場合があります。
※交換した部品数によってケースを分けて表示しています。
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※実際の点検で原因が異なると費用が発生する可能性があります。
コンバーターの故障は重大事故の要因にも!?
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