ボルテージセンサー故障の症状・原因・修理内容
よくある度：
ボルテージセンサー故障とは？
ボルテージセンサーに不具合があると、ハイブリッド警告灯が点灯します。ボルテージセンサーとは、ハイブリッドカーの放電圧の制御をコントロールし、バッテリーユニットに関連するエラーを検出するためのパーツです。 ボルテージセンサーはハイブリッドカーのバッテリーユニットに装着された金属製の箱型のパーツで、内部には基板が詰まっています。 ボルテージセンサーの寿命は使用環境や車種によっても異なりますが、一般的に15〜20万km以上の長い耐久性はあるようです。
ボルテージセンサー故障の原因
経年劣化によりボルテージセンサーはバッテリーの電圧を正しく測定できなくなることがあります。そうなると各ブロックのバッテリー電圧にばらつきが出たとハイブリッドコンピューターが診断するため、誤ったアルゴリズムで放電圧の制御を行います。
ボルテージセンサー故障の修理内容と費用相場
不具合が生じたボルテージセンサーは新品もしくは、リビルド品に交換します。ただし、ボルテージセンサーが不具合を生じるときは、ハイブリッドバッテリーも相応に劣化しているので、整備工場にてセンサーの故障かバッテリーの劣化かを診断してもらい、必要に応じてハイブリッドバッテリーの本体（ASSY・アッセンブリー：複数のパーツが組み上がった状態で交換するパーツ）交換をすることになります（ハイブリッドバッテリーASSYにボルテージセンサーも含まれます）。 （山崎 龍）
費用相場 Case1
ハイブリッド修理の交換パーツが「ボルテージセンサー」の場合には、一般パーツ利用をして、平均的に53,690円の費用が掛かります。
| 一般パーツ利用 | カープレミアパーツ利用 | |
|---|---|---|
| 金額 |
平均：53,690 円 (26,110 円～107,640 円) |
平均：42,950 円 (21,760 円～86,110 円) |
| 交換パーツ | ボルテージセンサー | |
※費用相場は部品代に工賃等を含んだ最終的な金額の目安です。
※クルマの状態により最終的な金額は異なる場合があります。
※交換した部品数によってケースを分けて表示しています。
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※実際の点検で原因が異なると費用が発生する可能性があります。
ボルテージセンサー故障は重大事故の要因にも！？
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