バッテリーの故障の症状・原因・修理内容
よくある度:
バッテリーの故障とは?
バッテリーはエンジンを始動させるセルモーターやクルマに搭載される電装品を動かすための電気を蓄え、クルマに電気を供給しています。バッテリーに不具合が生じると、エンジンを始動できなくなったり、警告灯が点灯したりします。バッテリーが完全に放電してしまった場合はリモコンキーが反応しない、ライトやウインカー、ハザードが点灯しない、プッシュスタートボタン(イグニッションキー)操作をしても全く反応しないなどの症状が出ます。放電しきってはいないものの規定よりも電圧が低下している場合はリモコンやライト類などは作動しますが、セルモーターが回転しない、もしくはカツカツと音がするだけでセルは回らないなどの症状が出ます。バッテリーは消耗部品の一つで、使い方にもよりますが一般的には2〜5年で寿命と言われています。
バッテリーの故障の原因
大きな原因は寿命により電圧が正常値(一般的に12ボルト以上)より下回ってしまうケース。エンジンを停止した状態でオーディオを使い続けたり、半ドアやライトをつけたままクルマを放置してバッテリーの電気を使い切ってしまうケースもあります。また、長期間クルマを動かさなかったことによる自然放電や、バッテリー端子が緩んで接触不良になっているケースも考えられます。走行距離が10万km以上の場合はバッテリーに充電を行うオルタネーターの不具合が引き金となる場合もあります。
バッテリーの故障の修理内容と費用相場
寿命、あるいはバッテリー内部に不良箇所がある場合は交換が必要です。不注意でバッテリー上がりが起こった時は他のクルマのバッテリーやジャンプスターターを使ってエンジンを始動させ、しばらくエンジンをかけたままにしてバッテリーに電気を充電させます。バッテリー交換を行うとエンジンECUの走行データやAV機器のメモリ情報がリセットされてしまうことがあります。ECUの再学習にはメーカーごとに異なる手順が必要な場合もあるので、バックアップ電源を用意するか、専門知識のある整備工場での交換をおすすめします。 (高橋 満)
費用相場 Case1
バッテリー修理の交換パーツが「バッテリー」の場合には、一般パーツ利用をして、平均的に21,680円の費用が掛かります。
一般パーツ利用 | カープレミアパーツ利用 | |
---|---|---|
金額 |
平均:21,680 円 (5,600 円~84,300 円) |
平均:15,180 円 (3,920 円~59,010 円) |
交換パーツ | バッテリー |
※費用相場は部品代に工賃等を含んだ最終的な金額の目安です。
※クルマの状態により最終的な金額は異なる場合があります。
※交換した部品数によってケースを分けて表示しています。
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※実際の点検で原因が異なると費用が発生する可能性があります。
バッテリーの故障は重大事故の要因にも!?
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